黒冴依吹 †「んー、えっとぉ。なんか適当に、死んじゃえー」 「あのさぁ、あんた。すげぇ邪魔よん?」 「みんな大好きお涙頂戴の寸劇は終わったかしらん? 戦って勝って負けて説得されて仲直り! あっは、馬ッ鹿じゃねえの! そんなんだったら始めっから敵対なんてしなければいいのに!」 とおい、遠い昔。 確かに、わたしは其処にいた。きっと、いろんなひとたちが、たくさんいた。 遠い昔。遠い夢。それはいつか、『原始』と呼ばれていたのだと思う。 設定情報 †
被認知情報 †被認知情報基礎リスト †
外見 †そのうち全身設定画を用意するつもりです。 口調 † 一人称は「わたし」。二人称は「〜ちゃん」「〜くん」。 生徒情報 †生徒情報基礎リスト †
人格情報 †人格情報基礎リスト †
環境・地位・財産 †家族構成、出身、その他にも詳細が判らない点が多く在る。 性格 †誰に対しても平等に接し、平等に優しいが、平等に「どうでもいい」と思っている。何を考えているか判らないというよりは、良い意味でも悪い意味でも判り易い。自分自身が掲げている”目的”の為ならば何程の犠牲も厭わず手段も問わない。プライドや理念ではなく、徹底して実利を取りにいくタイプである。己の欲望に忠実であり貪欲。本能のままに生きている。息をするように嘘を吐くような、頭の天辺から足の爪先まで欺瞞の塊である存在。 判り易く、悪役らしい悪役である。彼女自身も自分のことを「ただの悪党」と云っている。彼女には悪意と害意が正しく存在しているのだ。悪意も害意も無い敵は最早敵と見做すべきではなく、手を出した時点でこちらの負けとなってしまうが、彼女は攻撃を”してもいい”ほどの悪意と害意を有している。ある意味優しい。曰く「説得して絆される程度なら、悪役を名乗るべきじゃない。悪役なら悪役らしく倒されるなら死という形で正しく退場しろ」という考えを持っている。 生活 †元より甘党であり、こちらの世界の甘味が余程気に入ったのか街に足を運んではスイーツめぐりをしている。 魔族の中で逸脱しすぎている強大な力を以て、同族のテリトリーを、そして命をも奪い、吸い取ったすべてを自身の糧としている。『魔族狩り』の名はほぼすべての魔族に知り渡っている。 人間関係 †誰に対しても同じ態度で接し、交友関係は広くこそあるが浅い。他人に深く関わることをせず、特別仲が良い・特別仲が悪い、という相手はいない。 篠宮杏子、Ashley V.F.Light、『銀髪の魔女』とは同族である。篠宮杏子は彼女にとって今現在最も欲している”獲物”、アシュリーは彼女にとって有益な”駒”でしかなく、『銀髪の魔女』とは対立しているが、彼女は相手を”子供”としか見ていない。何れも全員を「喰う」つもりでいる。 生い立ち † 『原始の魔族』と呼ばれる、魔族が生まれた初期の時代から生きているとされる魔族。魔族に関する数少ない書物には必ず彼女の姿が在り、「彼女は魔族という種族が種族となる以前から存在している」「彼女は魔族の名を借りた全く別の種族である」「彼女は人間の持つ邪気が造り出した存在である」などと様々な説があるが、事実は不明である。 戦闘情報 †絶対的能力表 †
彼女の能力値はどれも現代に存在する魔族のすべてを上回っていますが、明確に数値化するのは、彼女が彼女としての役割を終えるときにします。すみません。 学園戦闘基礎能力表 †
魔力 †彼女の魔力の色は「白」。「魔力によって造られた純粋な雷」を操る。雷には魔力の”色”が影響し、純白の光を放つ。非常に不思議な光であり、見た者を見蕩れさせる圧倒感がある。 原始の魔族であるため、他の魔族とは比べ物にならない魔力を有しているが、昔に比べて大分劣化している。 邪気 †魔族の獲物であり必要不可欠な存在意義である『悪魔』とは、人間の持つ悪い気持ち――「嘘」「強欲」「憤怒」、「怠惰」「虚飾」「傲慢」など、負の感情をどろどろに煮詰め溶かし硬めて冷やした塊である。そして、悪魔が生まれる為に必要不可欠な『邪気』とは、魔族自身が放っているのだ。現代に存在しているすべての魔族は、自らが放出する邪気と、人間の放出する負の感情で生まれた悪魔を屠り、自らの生命エネルギーに変換している。 だが、彼女のような『原始の魔族』は、邪気と負の感情の両方を単身で放つことが可能であり、任意で悪魔を産みだす事が出来る。(つまりはテリトリー内の悪魔の数を調整しながら倒さなくとも、自身で産み出した悪魔を喰らい、それを吸収することが出来る。) 戦闘スタイル †基本的に白い電気を操り戦う。一発一発の威力はさほど高いわけではないが、彼女の強さはその力の”使い方”にある。彼女は自身の持つ”力の器”を正確に理解・把握しているのだ。己の有する力を過大評価せず、的確に要領を見極め、常に最善の一手を打ってくる。その「最善の攻撃」のみを継続的に繰り出すことができるほど、彼女は魔族の力の扱いに長けている。更に、長く生きてきたうえで得た、魔族に対する対処法を完全に掌握しているため、どの魔族と対峙しても一瞬で弱点を看破し的確に急所を狙いに行く。 怪我の回復が異常なまでに早く、最早それは不死性に近い。頭を吹っ飛ばされようが、両腕を切断されようが、腹に大穴が開こうがものの一瞬で回復する。防御力がイコールでこの不死性であるため、彼女の身体の耐久度は極端に低い。弱点は心臓であり、彼女はそれ以外ならどの箇所であろうとぞんざいに扱うが、心臓だけは死守して戦う。 原始の時代と比べれば大分弱っているが、同族を喰らうことで得られるエネルギーを蓄え、それが100%に達したとき、彼女は原始の時代に有していた力をそのまま発揮することができる。ただ、魔族一体一体で得られる力は曰く「しょぼい」らしく、それまでの道のりは非常に長いとされているため、彼女が完全体になる日はまだ遠い。多分。 自由記述領域 †黒冴依吹は正しく悪役です。物語に設置された完璧な悪役、黒幕として、その役目を全うします。彼女に待っている結末は死であることが確定しており、そういう”物語”、そういう”役割”であることを、彼女は十分すぎる程に理解しています。彼女を倒すべき人物さえ既に決まっていますし、それも本人は判っています。 更新履歴 †
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