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第30話 平和な時間 中編
前編の続き



3日後


医者「たけお君怪我の治りも大分よくなってきたことですので退院を認めます」

たけお「本当ですか!?ありがとうございます」

医者「ではお気をつけて」

たけお「はい。ありがとうございました」

病院を出る

たけお「さてと寮へと戻るか」

学生寮へと戻っていく


510号室


たけお「ただいま」

けいすけ「お帰り早かったな」

たけお「早く寮に帰りたかったからな。それにけいすけ一人じゃ心配だったからよ」

けいすけ「なんだよそれ」

二人「ハハハ」

けいすけ「ちょっと待ってろみんなを呼んでくる」

たけお「あぁ」

けいすけはみんなを呼びに行きしばらくしてみんなが集まってくる

まめっち「たけおさん退院おめでとうございます」

みんな「おめでとう」

たけお「ありがとうやっと戻ってきたって感じだよ」

ラブリっち「たけお。はいこれ!私のノート良かったら使ってね」

ノートを手渡す

たけお「ありがとう休んだ分まで取らせてもらうよ」

くろまめっち「怪我の方はもう大丈夫なのか?」

たけお「おかげさまでもうすっかり良くなったよ」

くろまめっち「そうか良かったぜ」

ふらわっち「たけおこれ良かったら食べて。私が手作りしたクッキーなの」

クッキーを渡す

たけお「ありがとう後でけいすけと一緒にいただくよ。あ、そうだ!これふらわっちにやるよ」

ふらわっちにノートパソコンを渡す

ふらわっち「えぇ!?これってたけおが使うんじゃないの?」

たけお「いやこれは予備用だから大丈夫。俺のはちゃんとあるから大事に使えよ」

ふらわっち「私が使って大丈夫かな?」

たけお「それにまめっち達みんなも使えるからな」

けいすけ「そういうことだ。貰ってやれよ」

ふらわっち「うん。ありがとう大切に使わせてもらうね」

まめっち「僕にも見せてください」

ラブリっち「あ、私にも」

ノートパソコンを見ていく

けいすけ「いいのか?予備がなくなるが」

たけお「いいんだ…まめっち達にも使ってもらいし」

けいすけ「そうか」

まめっち「あれ?パソコンにカバーが付けられていますね」

カバーはまめっち達それぞれのイメージカラーになっていた

ふらわっち「本当だ!しかも私達のイメージカラーの色合いになってる」

ラブリっち「もしかしてたけおはこのために予備を買っていたのね」

たけお「バレたか」

ラブリっち「やっぱりたけおらしい」

みんな「アハハ」

まめっち「ではそろそろ僕達はこれで失礼します」

たけお「あぁ来てくれてありがとう」

ラブリっち「また明日学校で」

ふらわっち「また来るね」

くろまめっち「じゃあな」

けいすけ「また明日」

まめっち達は自分たちの寮へと戻っていった

けいすけ「さてそろそろ夕飯だな。今日は俺が作るがいいか?」

たけお「じゃあ頼む」

けいすけ「わかった」

けいすけは料理を作っていく

たけお「こんな平和な時間がいつまでも続けばいいんだけどな」

けいすけ「どうした?急に」

たけお「いや言葉の通りさ。いつまでも争いのない平和な時間が続けばいいなってな」

けいすけ「まぁ確かにそうだな。変なこと考えるようになったなベノムの影響か?」

たけお「そうかもな。あいつに何かを教えられたような気がしてな」

たけおはコップに入っていた水を飲みほした

けいすけ「何か…か答えが見つかるといいな」

たけお「あぁ」



後編続く

21/06/09 16:32更新 / エムビー
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