連載小説
[TOP][目次]
第4話『ろくろ首の憂鬱』
リンコ「話をしよう。あれは、2年前…いや、2か月前か?2日前?あれ、いつだっけ………?」

レン「いきなりどこかのネタ入れてんじゃねーよ、しかも全然話できてないし…何が言いたかったんだよ、お前は」
リンコ「いやぁ、あれですよあれ!私達の知らない日常を話そうとしたというか、少し変わったこと話したりトラブルが起きたからそのトラブルが何なのか、どうやって解決しようとしたとか、昨日何食べたとか、読者さんが疑問に思っていることをここで解決してあげようというか、その疑問解決の最後に「まぁ、そこまで疑問に思っていることなさそうだけどね〜(>∀・ )-☆テヘペロ」とか言ったり…………まぁ正直な話、あのネタぶっこみたかっただけです」


レン「何質の悪いことやってんだァァァァッ!!「あのネタぶっこみたかっただけです」まで、どんだけ喋ってんだよ!何その「(>∀・ )-☆テヘペロ」って!イラッと来たわ!ていうかまだ本編入ってないのに文字数400字超えちゃったんだけど!」
リンコ「はーい、400字超えたことなので、フワッと本編いっちゃいまーす」







渋谷 Notm団アジト
今日は珍しく、依頼人がアジトに来ている。その依頼人は、全体的に赤と黒だけで統一された服装だ。青いリボンをつけている。

レン「えーっと、この人は…」
リンコ「この人は『赤蛮奇」さんですよ、妖怪です」
レン「え、妖怪なの?本当に」
赤蛮奇「あぁ……」
確かに、赤蛮奇の見た目は人間にしか見えない

ミーナ「知ってるよ〜、首がとれるんだよね?」
レン「はぁ!?そ、そんな妖怪いないだろ!?人間だって妖怪だって妖精だって!みんな首が繋がってないと生きていられないんだよ!」
ユージ「よいしょっと」
試しにユージが、赤蛮奇の頭を持ち上げてみる。頭と胴体が離れる

レン「おおぉぉぉぉぉぉいっ!!?前言撤回ィィィィッ!!!」
赤蛮奇「いい反応をしてくれるな」





レン「で、あんたの依頼は…?」
赤蛮奇「実はな…………私はよく人を脅かすのだが、最近誰にも怖がられなくてな…」
トージ「まぁ、このご時世だからね。妖怪も普通にいるし…」
赤蛮奇「だから、どうにかならんか?」
レン「そうだな…」
考えるNotm団一同。数秒後、レミィがひとつ提案する


レミィ「怖いメイクでもしたらいいんじゃないの?」
赤蛮奇「怖いメイクか……」
レン「物は試しだ、やってみようぜ!確かリンコ、メイク得意だよな?コスプレもたまにやるし」
リンコ「合点承知ノ助!!」
メイク道具を持って、赤蛮奇の顔をメイクし始める。上にメーターみたいなのが出て、メーターが少し増えていく

スザク「おぉ、書いてるな。この時点で1000字超えてるな」
それを言った直後、少しメーターが下がり

レミィ「あ、ちょっと下がった」
またメーターが増えはじめて
メイ「順調に増えてますね!」
メーターが満タンになり

リンコ「完了しますた」
レン「お、マジか!ちょっと見せてくれよ」
赤蛮奇の顔を見ると













ピカソみたいになってる


レン「なんだこれェェェッ!!??」
リンコ「何って、怖いメイクですよ?」
トージ「怖いどころじゃないよ!?どうなってんのこれ!?顔のパーツバラバラになってるんだけど!!」

リンコ「じゃあ……」
もう一度メイクをし始める。またメーターが上がって下がって上がる

レミィ「ねぇ、あの下がるのはどういう意味なの?」
スザク「さぁ…………」

リンコ「ウッホァア!」
メーターが満タンに

レン「なんだよ「ウッホァア!」って!出来たなら出来たって言おうぜ」
リンコ「出来た!」
レン「遅せぇよ!!ったく……次はどんなのに……」
赤蛮奇の顔を見ると











ヘビメタみたいになってる

レン「さっきから、何か違うんだけど!!」









赤蛮奇はメイクを落として、再び全員で考える

ミーナ「メイクはダメだね?だいたい、自分でできないでしょ?」
赤蛮奇「いや、やろうとすればできるから…」
メイ「…あ、そうです!お化け屋敷はどうですか?妖怪がやってるお化け屋敷があるんですよ?」
ユージ「あ、それいいな!」
メイの提案で、そのお化け屋敷に向かう




お化け屋敷に着き、お化け屋敷をやってる…ヤグラという女性の妖怪に頼んでみる

ヤグラ「お、この子を雇えって?ちなみに、どんな妖怪だぃ?」
赤蛮奇「ろくろ首です、首がとれます」
ヤグラ「ほほぅ、首が伸びずに取れるろくろ首……面白いね、今日からよろしく頼むよ!」

レン「よし、雇ってもらえたみたいだな!後は、自分の頑張りだぜ」
赤蛮奇「あぁ…ありがとう」



数日後、赤蛮奇からの手紙が届く。お化け屋敷の招待状だ、実際にそのお化け屋敷に行ってみる。


レン「お、おぉ……すごい建物だな」
リンコ「あ、一人一人で行きましょうよ」
レン「は!?」
レミィ「いいね、賛成」
ミーナ「私も賛成ー!」
レン「マジで!?」
リンコ「おやぁ?もしかして、怖いんですか〜?」
ニヤニヤ笑いながらレンを見る

レン「こ、怖くねーよ!」
スザク「じゃあ、決まりだな」
リンコ「じゃ、レンさんからです!」
レン「お、おうよ!行ってやるよ!」


レンはお化け屋敷に入る。そして、お化け屋敷を出てきたレンは、気絶していたのは言うまでもない

リンコ「めでたしめでたし♪」
レン「めでたくねェェェェェッ!!!」



次回予告

メイ「次回は、レミィさんとミーナさんと私でお留守番ですよ!できますかね?」
レミィ「子供じゃあるまいし、できるに決まってるだろ?」
ミーナ「子供でしょ?」
レミィ「うるさい!」

メイ「次回『少年少女の日常』です!次回も読んでくださいね!」
ミーナ「ばいちゃ☆」
レミィ「どうでもいいけど、2000字超えたよ」
14/11/07 08:22更新 / 青猫
前へ 次へ

TOP | RSS | 感想 | 目次

まろやか投稿小説 Ver1.53c