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第27話 たまごっち星の危機〜ドリたまスクールの秘密〜パート1 前編
前回までのあらすじ


たまごっちトーナメントが開催、ドリームスクールそしてたまごっちスクールそれぞれ無事第1の課題、第2の課題を無事クリアした。第2の課題の途中まめっちは「たまごっち星に咲いていない植物を校長達はどうやって手に入れたのか」と疑問に思った。その秘密を確かめるためたけおとけいすけはドリたまスクールの偵察を始めた。だがたけお達が見たものは武装した兵士達が巡廻している普通のドリたまスクールではなかったのであった。たけおとけいすけ、そして合流してきたまめっち達とともに裏側からドリたまスクールに侵入しようとしたが失敗。兵士達に見つかってしまいたけお達はそれぞれ離れ離れになってしまった。果たしてたけお達の運命はいかに



たまごっち星の危機〜ドリたまスクールの秘密〜


たけお、ゆめみっち、キラりっちペア


ゆめみっち「なんだか静かね」

キラリっち「生徒がいないからじゃない?」

ゆめみっち「そんなんじゃなくてもっと暗い感じで」

キラリっち「言われてみれば確かに」

たけお「まるで廃墟にいるような感じだ……ん?二人とも隠れろ」

きらりっち「どうしたの?」

たけお「兵士が1人近くにいるんだよ。なんとかしてやり過ごさないと」

ゆめみっち「だったら私達が」

たけお「いやここは俺が行こう。いいか?ここを動くなよ」

キラリっち「わかった」

たけおは兵士に近づき首を絞める

兵士「な、何を……うっ……ぐっ」

兵士は倒れたけおは、兵士が持っていたハンドガン二つとサブマシンガンを奪う

たけお「二人ともこれを」

ゆめみっちとキラリっちにハンドガンを渡す

ゆめみっち「え!?これって…」

キラリっち「ハンドガン!?それも本物だよ」

たけお「これで兵士達に気づかれたときに役に立つだろう」

ゆめみっち「(そういえば私達ゆめキラバックでガンマンになんか変身したことなかったけど大丈夫かな…)」

キラリっち「(確かに…多分大丈夫だよ)」

ゆめみっち「(ならいいんだけど…)」

たけお「どうかしたか?」

キラリっち「ううんなんでもない!ただ銃ってどう撃つのかわからなくて」

たけお「なるほどそんなことか…俺でよければ教えるぞ」

ゆめみっち「ありがとうたけお」

たけお「このハンドガンはオートマチックだな…まずマガジンっていう弾が入っている箱型のものがあるだろ。それをまず銃本体の下に入れられる場所があるからそこに入れるんだ」

きらりっち「ここね」

マガジンを銃本体に装填する

たけお「そして銃の上部にあるスライドっていう場所があるからそこをいっぱいに引くんだ」

ゆめみっち「ここ?」

たけお「そうそうそこをおもいっきり引いて」

ゆめみっち「引いたよ」

たけお「それでもう射撃の準備は完了だちゃんと狙って撃つように。それともし弾が切れたら新しいマガジンと交換するんだ」

ゆめみっち「わかったわ。ありがとうたけお」

キラリっち「使い方もわかったことだしさっさと先へ進もう」

たけお「あぁ」

ゆめみっち「うん」


まめっち、ラブリっち、ふらわっちペア


まめっち達のそばには兵士が巡廻していた

まめっち「近くに兵士がいるみたいですね…」

ラブリっち「まめっちどうするの?」

まめっち「二人とも手伝ってもらえませんか?」

ふらわっち「いいけどどうするの?」

まめっち「僕が兵士を気絶させますのでラブリっち、ふらわっちは武器や服装を奪って近くにあるロッカーに兵士を隠しておいてください」

ラブリっち「任せてまめっち」

まめっち「では行きますよ」

まめっちは兵士に気づかれないように近づき近くにあった木の板で兵士の頭にぶつける

兵士「うっ……」

まめっち「二人とも今です」

ラブリっち「行くよ!ふらわっち」

ふらわっち「うん」

ラブリっちとふらわっちは協力して見つからない場所まで兵士を運ぶ

まめっち「成功ですね」

ラブリっち「後は服装と武器ね。兵士の服装はまめっちが着た方がいいわねちょうどサイズもぴったりだしあと兵士が持ってたサブマシンガンも持っておいた方がいいかも」

まめっち「わかりました」

ラブリっち「ふらわっちにはこれを渡しておくね」

ライトと救急キットそしてリボルバーを渡す

ふらわっち「これって…拳銃!?」

まめっち「回転式のリボルバー銃のようですね」

ふらわっち「使い方は少しだけたけおに教えてもらったことがあるから多分大丈夫だと思う」

ラブリっち「私は一様キーピックとハンドガンを持っていくね」

まめっち「これでなんとかなりますね」

ラブリっち「まずはたけお達と合流しないと」

ふらわっち「もう少し先へ進んでみようよ」

まめっち「そうですね。行きましょう」

まめっち達は先へと進む


けいすけ、ピアニっちペア

けいすけ「しかしスクール内は入り組んでてわかりづらいな…」

ピアニっち「…!けいすけ隠れて」

けいすけ「どうした?」

ピアニっち「近くに兵士がいるみたい…隠れてやり過ごそう」

けいすけ「わかった」

兵士が通り過ぎる

ピアニっち「行ったみたいだね。先へ進もう」

けいすけ「あぁそれにしてもピアニっちよく足音でわかったなさすが音楽好きだけのことはあるな」

ピアニっち「ありがとうけいすけ」

そのまま進むと音楽室に出る

ピアニっち「ここって音楽室だね」

けいすけ「中に何かないか探してみよう」

ピアニっち「そうだね」

中へと入る

ピアニっち「特に変わったところはないね」

けいすけ「いや…あるぞ……あそこにいるのは誰だ?」

けいすけがピアノの近くを指さす。そこにいたのはなんとムジカっち先生であった

ピアニっち「ムジカっち先生!?なんでこんなところに?」

けいすけ「変だな……」

ピアニっち「ちょっと話してみるね」

けいすけ「気をつけてな」

けいすけはピアニっちを守れるように隠れている

ピアニっち「ムジカっち先生」

ムジカっち先生「あらピアニっちどうしたの?」

ピアニっち「今すぐここから出ましょう!学校に兵士達がいて変なんです早く先生も…」

ムジカっち先生「学校が変?おかしなことを聞きますね」

ピアニっち「本当なんです!」

ムジカっち先生「それよりもピアニっち……先生と一緒に遊びましょうよ

ムジカっち先生の姿がどんどん化け物の姿に変わっていく

けいすけ「ピアニっち逃げるぞ」

ピアニっちを連れて逃げる

ピアニっち「ムジカっち先生が……」

けいすけ「ピアニっちあれはムジカっち先生じゃない!本物はきっとどこかに捕まっているのかもしれない」

ピアニっち「けいすけ…でも先生が」

けいすけ「冷静になるんだ!ピアニっち。あれはムジカっち先生でも何でもないただの化け物なんだよ」

ピアニっち「……わかった。なんとかして私達だけであの化け物を倒そう」

けいすけ「あぁそのいきだ!まずは武器か何かを探さないとな」

ピアニっち「そうだね探しに行こう」

けいすけ「あぁ」


後編へ続く













17/01/21 10:41更新 / エムビー
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