連載小説
[TOP][目次]
第36話 生け花コンクール!ふらわっち頑張る パート1 中編
前編の続き



次の日からふらわっちはコンクールに向けて生け花の練習に励んでいった



それから5日後


ユリ「今日はここまでにしましょう!みんな片付けて」

みんな「はい」

しかしふらわっちは片付けていなかった

ユリ「ふらわっち今日はもうおしまいよ」

ふらわっち「もう少し…もう少し続けさせて!お願いします」

ユリ「でもふらわっち…」

ケン「先輩止めても無駄だと思いますよ」

ユリ「ケン…」

ナツミ「私もケンと同じ意見です」

ユリ「ナツミまで…わかったわ。ふらわっちは私が見ているわ」

ケン「わかりました。ふらわっち無理するなよ」

ナツミ「無理しないでねふらわっち」

二人は先に帰っていった

ふらわっち「先輩ありがとうございます」

ユリ「あまり無理しないようにね。体を壊したらみんなに迷惑がかかるわよ」

ふらわっち「はい」


そして最終的には1時間も残っていたのであった

ふらわっち「はぁ…はぁ…出来た…」

ユリ「ふらわっち…これがあなたの作品なの…」

ふらわっち「どうですか?」

ユリ「素敵な作品ではあるのだけれど…ふらわっちあなた何かを忘れているわそれが何かわかる?」

ふらわっち「え……いえ…わかりません」

ユリ「それがわからない限りハヤビの作品や私たちの作品を超えるのは不可能よ」

ふらわっち「……」

ユリ「さぁ今日はもう遅いわ…ルームメイトが心配するわよ」

ふらわっち「…はい」

ふらわっちは片づけをし部室を後にする

ユリ「ふらわっちきっとあなたなら大丈夫よ」


学生寮 508号室


ふらわっち「ただいま」

まめっち「ふらわっち遅かったので心配しましたよ」

ラブリっち「もう6時よ!もしかして今まで部活動してたの?」

ふらわっち「うん…」

くろまめっち「あまり無理するな!体を壊してコンクールに出場出来なかったらどうするんだ!」

ラブリっち「そうだよ!」

ふらわっち「ごめんね…みんな」

まめっち「まぁまぁふらわっちも疲れていると思いますしその辺りにしてとりあえず夕食にしましょう」

みんな「うん」


夕食中


ふらわっち「はぁ…」

ラブリっち「どうしたの?美味しくなかった?」

ふらわっち「ううん料理はおいしいよ!ちょっと考え事をしてて」

まめっち「考え事ですか?」

ふらわっち「うん。先輩に言われたの…何かを忘れているってそれが何なのかずっと考えてて」

ラブリっち「何かを忘れてる?どういう意味なの緒かしら?」

くろまめっち「う〜ん…俺も見当がつかないな」

まめっち「これはふらわっちにしかわからないことだと思いますよ」

ふらわっち「私にしかわからないこと…」

まめっち「はい。ふらわっちはきっと大事なことを忘れているんです!そうふらわっちにとってとっても大事なことを」

ふらわっち「私にとって…大事なこと…思いつかない…」

まめっち「それがわかったときにきっと素敵な作品が出来るのではないでしょうか」

ふらわっち「それがわかったときに…ありがとうまめっち!」

まめっち「困ったときは僕たちを頼ってくださいね」

くろまめっち「たまともだろ?俺達」

ラブリっち「一人で考え込まないで私達を頼っていいんだからね」

ふらわっち「みんな…」

まめっち「ほらみなさん早く食べないと冷めてしまいますよ」

みんな「はーい」


まめっち達は夕食を食べしばらくして就寝した


後編に続く
22/01/11 20:32更新 / エムビー
前へ 次へ

TOP | RSS | 感想 | 目次

まろやか投稿小説 Ver1.53c