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第36話 生け花コンクール!ふらわっち頑張る パート1 前編
ある日 茶華道部にて






ユリ「いよいよ生け花コンクールの日が近づいてきたわ!」

ふらわっち「コンクール!?」

ケン「そういえばふらわっちはコンクールは初めてだったね」

ナツミ「コンクールは個人の生け花を展覧会に公開して審査してもらうの」

ユリ「そして最優秀作品に選ばれた人にはトロフィーが授与されるのよ」

ナツミ「前回の最優秀作品はブリテン学園の「ハヤビ」っていう人でしたよね?」

ユリ「そうよ。今回もまたブリテン学園の生徒として出場予定みたい」

ケン「そうなると俺達が選ばれる可能性も低くなったな」

ふらわっち「どういうことですか?」

ユリ「彼女の生け花は天才的と言われているの!」

ふらわっち「天才的…」

ケン「これが前回の彼女の作品だよ」

写真を見せる

ふらわっち「凄い…お花の生けるところも正確で無駄がないかも」

ユリ「そう!これこそが彼女が最優秀に輝く理由なの」

ふらわっち「私…挑んでみたい!」

みんな「え!?」

ふらわっち「こんな素敵な作品を作れるんだもの!私もこれ以上のものを作ってみたい!!」

ユリ「ふらわっちやる気十分ね!私達もふらわっちに負けないよう頑張りましょう」

みんな「おー!!」


その夜


まめっち「生け花のコンクールですか」

ふらわっち「うん。そのコンクールに私達茶華道部が出場するの」

くろまめっち「ふらわっちにとっての大勝負ってところか」

ラブリっち「頑張ってねふらわっち!私達応援してるから」

ふらわっち「みんなありがとう!私頑張るね」

くろまめっち「それでコンクールはいつからなんだ?」

ふらわっち「2週間後の土曜日よ」

ラブリっち「そんなに時間がないのね」

まめっち「2週間後ですか…アルバイトはどうします?」

ふらわっち「生け花の方を優先したいから…休むようかもあとで休めるように頼んでみる」

まめっち「わかりました。たけおさん達にも話しておきますね」

ふらわっち「お願いね!それで部活動が長引いちゃうから帰るのが遅くなっちゃうかも」

ラブリっち「わかったわ。でも頑張りすぎてあんまり遅くならないでね」

ふらわっち「うん」


それからみんなが寝ている頃


ふらわっち「(あの生け花…どれも正確で素敵だった…私もあの人のように…素敵な生け花を作って見せるわ)」


中編に続く

22/01/10 20:38更新 / エムビー
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