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第35話 たけおとけいすけのいないスクール パート2 前編
パート1の続き



旧市街地 とある廃墟


くろまめっち「……ん…どこだここは…」

気が付くとそこは閉鎖された空間で二人は縄で腕を縛られていた

くろまめっち「おい……ふらわっち!しっかりしろ」

ふらわっち「……くろまめっち!私達確かデュプリに掴まって…」

くろまめっち「あぁそうだ…それでこのざまだ…くそっ」

ふらわっち「ナイフか何かあれば斬れるんだけど…持ってないもんね」

くろまめっち「そういえばピックがあったはずだ…これで切れれば……ない!?」

ふらわっち「えぇ!?どこかで落としちゃったんじゃない?」

くろまめっち「きっとそうだな…あれがあればな…」

デュプリ「フフフ…いいザマだな」

するとドア越しでデュプリが笑みを見せる

くろまめっち「おい!デュプリと言ったか?ここから出しやがれ!!」

デュプリ「助かるかどうかはお前たち次第だ」

ふらわっち「どういうこと!?」

デュプリ「ほら!これが見えるか?」

デュプリはライターとポリタンクを見せる

ふらわっち「!!そ、それって!?」

デュプリ「もしこの俺を刺激してみろ!この廃墟は炎に包まれるぞ」

くろまめっち「やめろ!!そんなことをして何になる!」

デュプリ「復讐だよ…あの男とふらわっち貴様にな!!」

くろまめっち「あの男…まさかたけおのことか!?」

デュプリ「あいつは俺に泥を塗った…あいつだけは許せなかった…だからこそお前たちを使って復讐してやるのさ!!」

ふらわっち「じゃあ私達は人質ってこと!?」

くろまめっち「ふざけたことを…」

デュプリ「まぁせいぜいもがくといいさ…だが俺を刺激したらこの廃墟は炎に包まれるがな…ハハハハ」

デュプリはどこかへ去っていく

くろまめっち「くそっ…」

ふらわっち「どうしよう…こんな時にたけおとけいすけが体験留学に行っちゃってるなんて…」

くろまめっち「まてよ…だとしたら奴はたけおとけいすけがいないところを狙ったってわけか」

ふらわっち「うん。きっとそうだよ…そしてたけお達が来たら…」

くろまめっち「奴は容赦なく廃墟に火をつける…それまでにここを抜け出すしかないな」

ふらわっち「でもこの状態じゃ何もできないよ…」

くろまめっち「う~ん…待てあれが使えるんじゃないか?」

近くに落ちていたカッターナイフを見つける

ふらわっち「あれなら使えそう…後ろに手を縛られてなくて良かった」

くろまめっち「よしまずは俺のを切ってくれ」

ふらわっち「うん」

カッターナイフを使って縄を切っていく

ふらわっち「固く縛られててなかなか切れない…」

くろまめっち「頑張れ!ふらわっちなら出来る」

ふらわっち「…うん!」


同じ頃まめっち達は


まめっち「ここが旧市街地でしょうか」

ラブリっち「廃墟がたくさんあるわね」

メロディっち「とりあえず一つずつ調べていく?」

めめっち「そんなことしてたら日が暮れちゃうわ」

くちぱっち「じゃあどうするだっちか?」

みんな「う~ん」

するとラブリっちの携帯が鳴る

まめっち「ラブリっち携帯が鳴ってますよ」

ラブリっち「本当だ!…もしもし」

たけお「もしもしラブリっちか?」

通話相手はたけおだった

ラブリっち「たけお!ちょうど良かった実はふらわっちとくろまめっちが誘拐されたみたいなの」

たけお「おいおい何だって!?…それで状況は?」

ラブリっち「二人は旧市街地にあるどこかの廃墟にいるみたいなんだけど…どこにいるのか見当がつかないの」

たけお「そうか…俺達も駆けつけたいところだがカイザー学園からだとかなり離れていて駆けつけても1日はかかってしまうんだ」

ラブリっち「そんな…」

たけお「だからラブリっちそれとまめっち達にすべてを託すことになってしまう。悪いな駆けつけることが出来なくて」

ラブリっち「大丈夫。私達が必ず助け出すからだって二人はたまともだから」

たけお「わかった。なんとしてでも二人を助け出してやってくれ!」

ラブリっち「うん。任せて」

けいすけ「おいそろそろ行くぞ」

たけお「わかった。じゃあラブリっちまた連絡する」

ラブリっち「じゃあまたね」

電話を切る

まめっち「たけおさんからですか?」

ラブリっち「うん。事情は説明したんだけどカイザー学園からだと駆けつけることができないみたい…」

まめっち「そうですか…すると頼れるのは僕達だけですね」

メロディっち「たけお達ににショックな報告はしたくないもんね」

めめっち「絶対二人を助け出しましょう」

みんな「おー!」


中編に続く
22/01/04 11:51更新 / エムビー
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