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第31話 真剣勝負!たけおVSラブリっち パート1 前編
ある日の夕方


508号室


ふらわっち「う〜ん…」

ラブリっち「どうしたの?ふらわっち」

ふらわっち「それがずっと気になっていることがあって」

ラブリっち「気になっていること?」

ふらわっち「たけおがいつ「女装」するのか気になりすぎちゃって」

ラブリっち「そんなことを気になってたんだ…」

ふらわっち「そんなことって何!?私にとってとても大切なことなんだから」

ラブリっち「あはは……」

まめっち「ただいまです」

二人「お帰りまめっち」

まめっち「何の話をしていたんですか?」

ふらわっち「たけおがいつ「女装」をするのかについて話していたの」

まめっち「そのことでしたか……そういえばたけおさんこんなことを口走っていましたよ」


回想


まめっち「たけおさんあの公開録音の「女装」の件ですが…」

たけお「またそれか…女子の連中がうるさくて居眠りも出来ないよ」

まめっち「早くかたを付けた方がいいですよ…」

たけお「俺に女装させたかったら泳ぎで俺に勝ってから言ってほしいもんだ」


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ふらわっち「泳ぎで勝ったら…ね…でも私そんなに泳ぎ早くないし」

まめっち「僕もあまり得意ではないです」

ラブリっち「私……やるわ!!」

ふらわっち「えぇ!?ラブリっち本気なの?」

ラブリっち「本気よ!!受けた勝負は受けて立つのが礼儀!それに私たけおと勝負をしてみたいから」

まめっち「そこまで言われたら断れませんね。僕も協力します」

ふらわっち「もちろん私も協力する。元マネージャーだもの大船に乗ったつもりでいてね」

ラブリっち「ありがとう二人とも。それならさっそく…」

ラブリっちはたけおたちの寮へと向かっていった

まめっち「行動が速いですね…」

ふらわっち「そうだね…」


510号室


たけお「はぁ…今日も疲れた」

けいすけ「お疲れお前女子に大人気だったじゃないか」

たけお「冗談じゃないよ…「女装しないのか」とか話してくるしもう散々だよ」

けいすけ「まぁ無理ないか」

するとインターホンが鳴る

けいすけ「はーい!どなたですか?」

ラブリっち「こんにちは。たけおいる?」

けいすけ「ラブリっちかたけおならいるぞ」

たけお「どうした?」

ラブリっち「たけお!私と泳ぎで勝負して」

たけお「まめっちから聞いたのか?女装の件で」

ラブリっち「そう。だから私たけおに頼んでるの」

たけお「面白い!…後悔してもしらないからな!!」

ラブリっち「そっちこそ!私だって本気でいくから」

けいすけ「二人とも熱くなってるね〜良いことだ」

たけお「練習期間は一週間!一週間後勝負をしよう!場所は学校のプールだ先輩も許可してくれるはずだ」

ラブリっち「わかったわ」

たけお「ただし練習場所で学校のプールは使えない!何故なら俺達水泳部が使っているからな」

ラブリっち「そんな……」

けいすけ「まぁその時間帯は水泳部が使うことになってるからな」

ラブリっち「じゃあ私達で練習場所を探さないと」

たけお「まぁ練習場所を探してトレーニングに励んでくれ!試合楽しみにしているからな!」

ラブリっち「うん。じゃあまた」

けいすけ「あぁまたな」

ラブリっちは自分の寮へと戻っていく

けいすけ「いいのか?たけお」

たけお「あぁ久々に燃えてきたぜ!こうして友達と競い合えるんだからな」

けいすけ「お前負けたら女装だぞ」

たけお「だからこそ負けられないんだろうが!」

けいすけ「そ、そうだな」


508号室


ラブリっち「ただいま」

ふらわっち「それでどうだったの?」

ラブリっち「OKしてもらえたよ。だけど…練習場所を探さないと」

まめっち「たけおさんは水泳部で学校のプールが使えますがラブリっちは使えませんからね」

ふらわっち「だったら水泳部の部長に相談してみようよ!もしかしたら使えそうな場所を教えてくれるんじゃないかな?」

まめっち「ふらわっちそれはいいアイデアですね!では明日水泳部の部長に相談してみましょう」

みんな「うん」



中篇に続く


21/06/11 22:53更新 / エムビー
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