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第34話 ジ・アース!たけお達の実家へ里帰り パート3 後編
中編の続き


それから数分後


ふらわっち「ばばぬきにも飽きてきちゃった…」

けいすけ「そうだな…せっかくだしさんぽにでもいくか?」

まめっち「そうですね。ずっと車の中や部屋の中にいましたし少し体を動かしたほうがいいですもんね」

けいすけ「よし行こう!」

みんなは階段を下りて玄関へと向かう

たけお「どこに行くんだ?」

けいすけ「ちょっと散歩に行ってくる」

たけお「わかった。気を付けて行けよ」

母親「車には気を付けるのよ」

みんな「はーい」

けいすけ達は散歩へと出かける

ふらわっち「けいすけどんな感じに行くの?」

けいすけ「う〜ん。たけおがいうには裏の田んぼの道を一周すればいいとか」

くろまめっち「ならその道を歩いてみようぜ。せっかくだし」

けいすけ「そうだな。よし行こう」

けいすけ達は田んぼの道へ向かって歩き出した


田んぼ道にて


ふらわっち「うわ〜すごい田んぼの数だね」

ゆめみっち「本当!田舎って感じがするね」

キラリっち「たけおってこんな場所で育ったんだね」

まめっち「実家が農家だというのは本当だったんですね」

くろまめっち「だな」

けいすけ「たけおの家の田んぼは…あ、あれだ!」

たけおの家の畑を見つける

ゆめみっち「結構広いのね」

ふらわっち「たけおの家はお米も作ってるんだね」

けいすけ「みたいだな。一度たけおの家のお米も食べてみたいな」

ラブリっち「あ、私もそう思ってた」

まめっち「食べてみたいですね。たけおさんの家のお米」

けいすけ「そうだな。さぁそろそろ行こう」

みんな「うん」

そのままたけおの家へと戻ってくる

ふらわっち「あっという間に戻ってきたね」

けいすけ「まぁ散歩にはちょうど良かったかもな」

まめっち「はい」

たけお「お、戻ってきたか」

するとどこからか猫が鳴きながらたけおの家へと入ってくる

ラブリっち「今のってたけおの家の猫?」

たけお「野良猫だよ。よく家に入ってくるんだよ」

ふらわっち「悪さとかしないの?」

たけお「全然。たまにじゃれたりするけど」

ゆめみっち「人懐っこいのね」

たけお「まぁそんな感じだ。それより丁度良かった今やっと夕飯が出来上がったところだよ。手洗いうがいを済ませたら2階で待っていてくれ。すぐ持っていくから」

みんな「はーい」

手洗いうがいを済ませけいすけ達は2階へと上がる

ふらわっち「どんな料理が来るのかな」

ラブリっち「とっても楽しみね」

しばらくするとたけおが上がってくる

たけお「みんなお待たせ」

たけおは料理を持ってやってくる

たけお「ちょっと待ってろまだ開けるなよ。まだみんなの分を用意できてないから」

みんな「はーい」

たけおは下へ降り足りなかった分用意して上がってくる

たけお「はい。みんなお待たせけいすけお椀を配っていってくれ」

けいすけ「わかった」

けいすけはそれぞれお椀を配っていく

ゆめみっち「ところでたけおが作った料理はなんなの?」

たけお「今回の料理は年越しということで「ざるそば」だ」

ざるにはたくさんのそばが用意されていた

まめっち「そばですか!美味しそうですね」

ふらわっち「ざるそばならみんなで分けて食べられるもんね」

ラブリっち「うん。それに作る手間もいらないからね」

たけお「お椀も用意できたからめんつゆを配るぞ」

全員にめんつゆを配る

たけお「ねぎとほうれんそう、天ぷらを用意してあるからみんなで分けながら食べよう」

けいすけ「じゃあみんないただこう「いただきます」」

みんな「いただきます!」

それぞれ食べ始める


まめっち「美味しいです!」

ラブリっち「麺が柔らかくてとっても美味しい」

ふらわっち「めんつゆもしょっぱくなくて丁度いい感じ」

ゆめみっち「天ぷらも美味しい」

キラリっち「うん。衣がサクサクでとっても美味しい」

くろまめっち「なかなかいけるな」

けいすけ「年越し前にそばが食えて大満足だ」

たけお「年越しそばならちゃんとした年越しそばを作りたかったが時間がなかったからな…ちょっと悔しいところはある」

けいすけ「まぁそれもそうだな。それより明日の日程はどうするんだ?」

まめっち「明日はけいすけさんの実家へ行くんですか?」

たけお「その予定…だけど一度とある場所へいく必要があるんですね」

ラブリっち「なんか急にテレビの進行役になっちゃった!?」

たけお「明日はお正月ということで初詣に行こうかなと」

くろまめっち「確かに大事なことだよな」

ラブリっち「その後にけいすけの実家へ行く感じ?」

たけお「その予定だよ」

ラブリっち「なるほどね」

たけお「だけど…あ〜疲れがたまってきたな〜誰か代わりに運転してもらえないかな〜」

けいすけ「わかった。明日は俺が運転しよう」

たけお「助かるよ。そうだなせっかくだしラブリっち助手席に乗るか?」

ラブリっち「えぇ!?私が助手席に?」

ふらわっち「いいんじゃないかな?せっかくの機会だから助手席に乗ってみたら?」

ラブリっち「う〜ん…じゃあお言葉に甘えて」

たけお「決まりだな。明日は頼んだよ」

ラブリっち「うん」

けいすけ「あぁ」

くろまめっち「なぁそれより早く食べちゃおうぜ!」

みんな「うん」

それぞれそばを食べ数分後そばを完食する


パート4に続く
21/09/29 17:07更新 / エムビー
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