連載小説
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【レイ・リーア視点】七つの大罪





レイ「おい!誰だお前!」
近づいて相手が何かしらのことをやろうとしてるのを阻止する……事はできず、その場で立ったままである。
「……誰?」
レイ「いや、ボクが聞いたんだよ!」
リーア「あの、その前に助けてくれませんか…?」
つぎはぎの少女が、リーアの棺桶に上半身入ってる状態だ。
「…七つの大罪、怠惰の罪…アリス・モータル……ZZzzz…」
棺桶に完全に入って、眠り始めるアリス。中にリーアがいても御構い無しだ。
レイ「寝た!!ていうか、七つの大罪って…」

射命丸「おっと!!ここで強力なエンブレムを持つ七つの大罪の1人に会ったようです!」
リーア「その前にこの人どけてくれませんか?」
さっきからほっとかれ気味なリーア

鈴仙「確か、今回七つの大罪のメンバーは、4人だったかしら…」

そう、七つの大罪はどれも化け物のような能力や力を持つ大罪人なのだ。
アリス「…力、貸して欲しいの…?」
目の前にいるリーアに問いかけるアリス。
リーア「いえ、その前にどいてください。」
アリス「…わかった、エンブレムをあげる…」
リーア「人の話聞かない人多くありませんか?」
アリスはリーアにエンブレムを渡し、棺桶から出た。

射命丸「鈴仙さん、アリスさんの能力とはどんなのでしょうか?」
鈴仙「えっと…エンブレムを装着すると、戦闘不能状態の者でも復活。体力が自動回復するため、死ぬ事はない…」

リーア「なるほど…!」
リーアはエンブレムを装着し、棺桶の蓋を破壊して起き上がる。姿がアリスのようにツギハギになっている。
リーア「ふふふ…体力全回復…」
あっという間に体力が全回復。そこに、幽霊型のモンスターが現れる。
リーア「レイさん、下がっててください。ここは、私が。」
レイ「う、うん。」
リーアが前に出て、拳を握りしめる
リーア「今の私ならば、このような相手…一撃です!」
そう言い、リーアはモンスターに攻撃した…だが、2しかダメージが入っていない……

リーア「…あれ?」
鈴仙「あ、言い忘れたけど…アリスさんのエンブレムは、残り体力が低ければ低いほど攻撃力が上がるわ。体力全回復の状態なら、恐らく最弱…」
手元の資料を見て説明する
リーア「……それ、早く言ってくれませんか?」

射命丸「さてさて、時間がかかりそうなので違う方も見てみましょう!」
映像を切り替えて、シグナを映すカメラに
シグナは現在、魔王城付近にいる。
ちなみに、データはこんな感じ

シグナ
装備してるエンブレム:シュガー・キャロル(Lv25)

シグナ「ふぅ、これで四天王は全制覇です!」
レイ「もう十分盗賊を倒せるだろそれ!あのサイコパス女からどうやってエンブレムを貰った!!」
四天王「くくく…四天王の最後の1人を倒したか…!」
倒された四天王が喋り始める。
四天王「我等四天王を倒したことで……暗黒界への扉が開かれる…暗黒界最深部にある、玉座に呪われた武器を四つ収めることで、暗黒界の王の封印が解かれるぞ…!」
レイ「無駄に壮大な話にするな!どうせそのシーン、フルカットされるのに!!」
四天王「ははは…!我々を倒して、それで終わりだと…思う…な………ガクッ」
力尽きる四天王の1番最後の人

シグナ「…私が、この手で終わらせます…待っててくださいね、レイ…!」
レイ「いや、もうボクはいいから盗賊を倒しに行け!!」


射命丸「どうやらシグナさん、呪われた武器を探しに行くようです!」
鈴仙「ていうか、あの短時間でよくあそこまで進んだわね…」
射命丸「ではでは、アレックスさんの方を見てみましょう!」
映像が切り替わる。








はみ出しコーナー
「カップル」

青猫「ねぇねぇ、文ちゃん」
射命丸「はい?」
青猫「私の作品のキャラってさ、カップル少ないよね?」
射命丸「確かに…カップリングみたいなものはあっても、カップルは少ないですね。カップルは「_____」の優さんと遥さんだけですね?」
青猫「ぷぷぷ、ほとんど独り身じゃん…w」
射命丸「あのー、青猫さん…


































あなたも独り身ですよね?」
青猫「(°A° )」
見事なブーメランである。
17/12/10 23:56更新 / 青猫
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