15
真治「………………よし…」
琴音「…?…何か、思い付いたんですか…?」
2人はこの絶望の中、何か解決策が思い付いたのかと思い、微かな希望を見つけたように見ている。真治の案は…
真治「突っ切るぞ…!」
玄舞「…は!?」
琴音「無理ですよ!!あんなにたくさん化け物がいるのに、強行突破ですか!?何か、他の案がないんですか!?」
真治「ここで引き返しても、挟み撃ちにあって終わりだ…なら、突っ切るしかねぇ。」
真治が少し前に出る。化け物達は止まったままこちらをじっと見ている……
真治「いいか、お前ら…絶対止まるなよ…!」
琴音「はい…!」
玄舞「あぁ…!」
真治「よし…いくぞぉ!!!」
3人同時に走り出す。化け物もほぼ同時にこちらに向かって走り出す。
正直言って、突っ切るなんて無謀だったかもしれない…捕まって、呑まれて、それで終わり……そうなるかもしれない…
だけど、諦めない…!呑まれる直前まで足掻いてやる…!!
あともう少しで、化け物の手が届きそうに……その時…!
真治「…!伏せろ!!」
何かに気づいた真治が、2人に伏せるように言う。3人が伏せると、化け物が真治達の上を通過。正確には、吹っ飛ばされた…
真治がゆっくり顔をあげて、前を見る…
射命丸「なんとか、間に合ったみたいですね!」
真治「あんたは…?」
3人は立ち上がって、射命丸に近づく
射命丸「あ、どうも!清く正しい伝統ブン屋、射命丸文です!実は、青猫さんにこのことを聞いて、大急ぎでここに来ました!」
すると上から、射命丸の仲間の鴉天狗が降りてくる。
化け物も起き上がって、こちらを見ている
射命丸「私達がここで化け物を止めてる間に、早く行ってください!」
真治「あぁ、ありがとうな!!」
3人は更に階段を上った
そして、除夜の鐘にたどり着いた。
琴音「やっとですね…」
玄舞「これを108回鳴らせば、終わる…!」
真治「よし…まず俺が鳴らせる!」
近くまで行って、縄を掴んで鳴らせる準備をする
真治「1!」
ゴ〜ンというお音が鳴り響く
真治「2!」
ゴ〜ン
真治「3!」
ゴ〜ン
真治「4!」
ゴ〜ン
真治「…ちょっと、替わって…」
琴音「早くないですかぁっ!?」
3人交代しながら鳴らすことに
そして……
真治「ごじゅういちいぃぃいいい!!!」
おっと、まだでしたね
真治「108!!」
ゴ〜ン
無事に108回鳴らせた。
真治「よし、終わった〜!!」
玄舞「これで、化け物は…煩悩は消えたな…!」
天狗達が上ってくる
射命丸「皆さん!化け物は全員消滅しました!」
琴音「本当ですか?よかったぁ……!」
真治「あ、あれ見てみろよ!」
真治がある方向を指差す。そこには、綺麗な日の出が…
琴音「綺麗…!」
真治「初日の出だな…いい年になりそうだ!」
全員、その日の出を見ていた
青猫「メリークリs…あ、ごめん!ごめんなさい!」
真治「なにやってんだよー!」
青猫「すみません、もう一回!」
Take2
青猫「明けましておめでとうございまーす!!って、これ最初に言いましたよね〜、ははは!えーっと、皆さん!クリアおめでとうございます!どうでしたか??面白かったですか?これ、最終日ギリギリまで書いてたんですけどね…」
真治「おいおい…」
青猫「皆さんも今年、いろんなことが起こるでしょう!この小説みたいに、選択をするときがたくさんあるに違いないでしょう!正解を選べば、ハズレを選んでしまうこともある……ですがきっと、皆さんなら大丈夫です!今までも、それを乗り越えてきたんですから!」
射命丸「ちょっと、いい話しようとしましたね?」
青猫「うん☆」
青猫「というわけで!皆さんの今年がいい年であることを願っています!あ、あとですね?最初に何でも屋の小説を書くかどうか考えると言いましたけど、正直書かないかもしれませんね〜」
真治「は!?お前!」
琴音「話が違うじゃないですか!」
青猫「いや、だってさー!なんか、書きにくそうだしさー!」
玄舞「それでも、自分の言ったことをねじ曲げてどうする」
射命丸「それに、私の小説もまだですよね?これだけよく私になりきりしてたり、こういう特別な回に登場してるのに」
青猫「えっと、あの…………あ!!見てあれ!!60m級の猿が!!」
真治「え?」
みんなそっちを向く
青猫「じゃあねー!!」
真治「あ!!待てコラー!!」
青猫「今年もこんな感じですけど、よろしくお願いしまーす!!」
おわり
射命丸「今さらですけど、除夜の鐘って年明けて鳴らすものではないですよね?」
青猫「うるさい」
琴音「…?…何か、思い付いたんですか…?」
2人はこの絶望の中、何か解決策が思い付いたのかと思い、微かな希望を見つけたように見ている。真治の案は…
真治「突っ切るぞ…!」
玄舞「…は!?」
琴音「無理ですよ!!あんなにたくさん化け物がいるのに、強行突破ですか!?何か、他の案がないんですか!?」
真治「ここで引き返しても、挟み撃ちにあって終わりだ…なら、突っ切るしかねぇ。」
真治が少し前に出る。化け物達は止まったままこちらをじっと見ている……
真治「いいか、お前ら…絶対止まるなよ…!」
琴音「はい…!」
玄舞「あぁ…!」
真治「よし…いくぞぉ!!!」
3人同時に走り出す。化け物もほぼ同時にこちらに向かって走り出す。
正直言って、突っ切るなんて無謀だったかもしれない…捕まって、呑まれて、それで終わり……そうなるかもしれない…
だけど、諦めない…!呑まれる直前まで足掻いてやる…!!
あともう少しで、化け物の手が届きそうに……その時…!
真治「…!伏せろ!!」
何かに気づいた真治が、2人に伏せるように言う。3人が伏せると、化け物が真治達の上を通過。正確には、吹っ飛ばされた…
真治がゆっくり顔をあげて、前を見る…
射命丸「なんとか、間に合ったみたいですね!」
真治「あんたは…?」
3人は立ち上がって、射命丸に近づく
射命丸「あ、どうも!清く正しい伝統ブン屋、射命丸文です!実は、青猫さんにこのことを聞いて、大急ぎでここに来ました!」
すると上から、射命丸の仲間の鴉天狗が降りてくる。
化け物も起き上がって、こちらを見ている
射命丸「私達がここで化け物を止めてる間に、早く行ってください!」
真治「あぁ、ありがとうな!!」
3人は更に階段を上った
そして、除夜の鐘にたどり着いた。
琴音「やっとですね…」
玄舞「これを108回鳴らせば、終わる…!」
真治「よし…まず俺が鳴らせる!」
近くまで行って、縄を掴んで鳴らせる準備をする
真治「1!」
ゴ〜ンというお音が鳴り響く
真治「2!」
ゴ〜ン
真治「3!」
ゴ〜ン
真治「4!」
ゴ〜ン
真治「…ちょっと、替わって…」
琴音「早くないですかぁっ!?」
3人交代しながら鳴らすことに
そして……
真治「ごじゅういちいぃぃいいい!!!」
おっと、まだでしたね
真治「108!!」
ゴ〜ン
無事に108回鳴らせた。
真治「よし、終わった〜!!」
玄舞「これで、化け物は…煩悩は消えたな…!」
天狗達が上ってくる
射命丸「皆さん!化け物は全員消滅しました!」
琴音「本当ですか?よかったぁ……!」
真治「あ、あれ見てみろよ!」
真治がある方向を指差す。そこには、綺麗な日の出が…
琴音「綺麗…!」
真治「初日の出だな…いい年になりそうだ!」
全員、その日の出を見ていた
青猫「メリークリs…あ、ごめん!ごめんなさい!」
真治「なにやってんだよー!」
青猫「すみません、もう一回!」
Take2
青猫「明けましておめでとうございまーす!!って、これ最初に言いましたよね〜、ははは!えーっと、皆さん!クリアおめでとうございます!どうでしたか??面白かったですか?これ、最終日ギリギリまで書いてたんですけどね…」
真治「おいおい…」
青猫「皆さんも今年、いろんなことが起こるでしょう!この小説みたいに、選択をするときがたくさんあるに違いないでしょう!正解を選べば、ハズレを選んでしまうこともある……ですがきっと、皆さんなら大丈夫です!今までも、それを乗り越えてきたんですから!」
射命丸「ちょっと、いい話しようとしましたね?」
青猫「うん☆」
青猫「というわけで!皆さんの今年がいい年であることを願っています!あ、あとですね?最初に何でも屋の小説を書くかどうか考えると言いましたけど、正直書かないかもしれませんね〜」
真治「は!?お前!」
琴音「話が違うじゃないですか!」
青猫「いや、だってさー!なんか、書きにくそうだしさー!」
玄舞「それでも、自分の言ったことをねじ曲げてどうする」
射命丸「それに、私の小説もまだですよね?これだけよく私になりきりしてたり、こういう特別な回に登場してるのに」
青猫「えっと、あの…………あ!!見てあれ!!60m級の猿が!!」
真治「え?」
みんなそっちを向く
青猫「じゃあねー!!」
真治「あ!!待てコラー!!」
青猫「今年もこんな感じですけど、よろしくお願いしまーす!!」
おわり
射命丸「今さらですけど、除夜の鐘って年明けて鳴らすものではないですよね?」
青猫「うるさい」
15/12/31 15:24更新 / 青猫