連載小説
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14
真治「……よし…俺が囮になる」
琴音「え!?危険ですよ!!」
真治「さっき成功しただろ?」
琴音「さっきのは1体だけだったからでしょ!?1体だけでも大変なことなのに、今度はたくさんいるんですよ!?」

真治「…でも、やるしかねぇ……お前らは左右に散って、俺は奴等を引き付けながら階段を下りる。その間に鐘を鳴らしてくれ…!」
琴音「でも…」
玄舞「…ここは真治に任せよう、ここで動かなかったら奴等に呑まれてしまう……」
真治「そういうことだ……じゃあ……散れ!!」
その合図で琴音と玄舞は左右へ。残った真治は化け物の方を向いて

真治「こっちだ、マヌケ共!!」
と言って階段を下りる。化け物は全員真治を追いかける。
真治「よし、うまい具合にこっちに来たか!」
後ろを向いて化け物が追いかけてきていることを確認する。琴音と玄舞が階段を上っているのも見える。

真治「頼むぞ、お前ら…!」
前を向いて階段を下りる。
ほぼ直線…化け物は真治達より若干遅いため有利だ。
真治「よし、階段を下りる。下りれた!早く下りてこいノロマ共!!」
真治は前の林に入ろうとしたとき…何かにぶつかる

見上げると……
























化け物が

真治「…!!」
化け物を見た瞬間後ろに下がる
逃げないと……!

真治「いや、待てよ…」
逃げようとしたとき、止まる。
もしかしたら、コイツ……正邪が能力を使って対象が逆になった化け物かもしれない

真治「そうとわかれば!アイツ等を呑んでくれ!」
と、化け物がたくさんいる方を指差した



















そして、真治は呑まれた
真治「…あれ?」

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15/12/30 20:48更新 / 青猫
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まろやか投稿小説 Ver1.53c