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8月3日(晴)
今日、私と椿で夕飯の支度を早くからしていたときのこと
正邪「あの妖怪が椿か…!」
と、私の家の窓からじっと椿を見ている天邪鬼。この時私は気づいていなかった。そう、私h
はーはっは!この語りみたいなところは私がジャックしたぁ!!というわけで、まずは私の自己紹介からだぁっ!!
私の名前は「鬼人正邪」!幻想郷に下克上を起こそうと計画している天邪鬼だ!どうだ参ったか!!
※参ってません
私は現在、あの凶悪妖怪風見幽香の家の窓にいる!すごいだろ!
※いえ、全然
ん?何?そこで何をしてるかって?よくぞ聞いた!!
※誰も聞いてません
私は、その凶悪妖怪の家にいる犬の妖怪「椿」を見ている!噂によると、あの妖怪の賢者「八雲紫」を泣かせるほどの実力を持っているらしい!
※何度も言いますが、実力で泣かせておりません
つまーり!!あの犬ッコロを倒しさえすれば!私の下克上は成し遂げられたも同然!!どうだ!膝まづけお前らぁ!!
※皆さん、立っといてください
幽香「あ、皮がなくなったわ…まだ具がこんなにあるのに」
さっきから何作ってるのかと思えば、餃子作ってたのかコイツ等
幽香「ちょっと、急いで皮買ってくるわ。ちょっと待っててね」
椿「うん、わかった〜」
よし!あのフラワーマスターが出ていった!!チャンスは今しかない!!
犬ッコロ、それがお前の最後の晩餐だ!最も、食べる前にお前は死ぬがなぁ!!そんな大あくびしてられるのも今のうちだぁ!!
正邪は勢いよく扉を開いた。椿は眠そうです
正邪「おい犬ッコロ!覚悟しろ!!」
と、正邪は椿を指差して言う。椿はゆっくり正邪の方を向き
椿「誰〜?」
と、呑気に言う。
正邪「よくぞ聞いた!私は鬼人正邪、この幻想郷に下克上を起こそうと計画している天邪鬼だぁ!」
相手の自己紹介を聞いて「天邪鬼って、どこかで聞いたことあるような…」と思う。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
椿「ねぇねぇ幽香〜」
幽香「どうしたの?」
椿「天邪鬼って、どういう意味なの?」
幽香「天邪鬼っていうのは、自分の意思と逆の行動や言動をするようなことね。要は、ひねくれてる感じかしら」
椿「それって、ツンデレの仲間??」
幽香「んー………まぁ……うん…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
椿「ツンデレなの?」
正邪「誰がツンデレだ!!」
その時の記憶を思い出した椿が聞く。どうやら天邪鬼=ツンデレと思っているようだ。
正邪「天邪鬼だ、鬼だぞ!」
椿「で、鬼人正だっけ?私に何か用なの〜?」
正邪「名前の切るところがちがう!!正邪だ、せ、い、じゃ!!」
なんなんだ、コイツのこの余裕!鬼と聞いても恐れてる様子もないし、むしろ私で遊んでるような……流石、あの凶悪妖怪の娘!恐怖心がない…!
※いえ、危機感がないだけです。
正邪「とにかく勝負だ、表に出ろ!」
椿「いいよ〜」
二人は家の前に出る。
私の騙し討ちなどを酷使すれば、こんな犬ッコロすぐに倒せる!ちゃんと計画もたててきてるからな…!
椿「幽香が帰ってくるまでにしてね〜?
そう言うと椿は、木刀を構える。
正邪「お前を倒すに、十分すぎる時間だ!いくぞ!!」
正邪が椿に向かって走る。
正邪「くらえ……!鬼人奥義、必殺!
猫だまし!!!」
椿の目の前で、大技を出すと見せかけて猫だましをする。椿は、…
椿「…………………」
効いてないもよう
正邪「…!バカな、なんで通じない!?」
椿「あ、あれ何だろ?」
椿が向こうの方を指差す
正邪「ん?」
バシィッ!!!
正邪「ぎゃー!!!」
椿が騙し討ちに成功し、木刀で殴る
何故だ、何故通じない…!しかも、私が騙されるとは!犬だからか、犬だからか猫だましが通用しなかったのか!?
※違います
正邪「くそ!なら、弾幕だぁ!!」
正邪が椿から離れ、大量に弾幕を放つ。椿も弾幕を放つが、少し苦戦している
正邪「どうしたどうしたぁ!お前の実力はそんなものかぁ!?」
優勢だと思い込んでる正邪は、笑いながら少しずつ近づいていく。
椿「…これは……まずいかも…」
正邪「これで終わりだぁ!!」
椿「あ、あれ何だろ?」
正邪「ん?」
バシィッ!!!
正邪「っでええぇぁぁ!!?」
同じ技に見事に引っかかるツンデレ鬼
まさか、まさかこの私が…二度も同じ技に引っかかるとはー!許さん!!こうなれば、スペカで!!………そういえば、コイツの能力がわからないけどまぁいい!!
正邪「くらえ!!スペル…」
「逆弓『てn』」
椿「あ、あれ何だろ?」
正邪「ん?」
バシィッ!!!
正邪「ぐっはあぁぁぁぁ!!?」
※はい、三回目です。
コイツ…かなり強い…!!あのスキマ妖怪を泣かしたのも納得のいく強さだ…!もしや、コイツの能力は騙す能力!!
※違います
どちらにしても勝てない!ここは一旦退くべきだ…!
椿「あー、お腹すいたなぁ……あ、ねぇ!正邪、だっけ?」
椿が正邪に近づく。
椿「よかったら、食べてく?ご飯」
正邪「…!」
正邪は、驚いた表情で椿を見る
正邪「…お、お前バカか!?命を狙ってるやつとご飯食べるとか…!」
椿「そうなの?」
正邪は立ち上がって、椿に背を向ける。少し椿を見てる
正邪「ふん…!つ、次は絶対倒してやるからな!」
といって、何処かへ走っていった。少し顔が赤いように見えた…
椿「やっぱ、ツンデレじゃん」
その話は後から聞いた。仲良くなる(?)のはいいけど、もう少し危機感を持ってほしいわ…あ、相手がお尋ね者だけど別にいいわ。椿に危害を加えなければ←
つづく
今日、私と椿で夕飯の支度を早くからしていたときのこと
正邪「あの妖怪が椿か…!」
と、私の家の窓からじっと椿を見ている天邪鬼。この時私は気づいていなかった。そう、私h
はーはっは!この語りみたいなところは私がジャックしたぁ!!というわけで、まずは私の自己紹介からだぁっ!!
私の名前は「鬼人正邪」!幻想郷に下克上を起こそうと計画している天邪鬼だ!どうだ参ったか!!
※参ってません
私は現在、あの凶悪妖怪風見幽香の家の窓にいる!すごいだろ!
※いえ、全然
ん?何?そこで何をしてるかって?よくぞ聞いた!!
※誰も聞いてません
私は、その凶悪妖怪の家にいる犬の妖怪「椿」を見ている!噂によると、あの妖怪の賢者「八雲紫」を泣かせるほどの実力を持っているらしい!
※何度も言いますが、実力で泣かせておりません
つまーり!!あの犬ッコロを倒しさえすれば!私の下克上は成し遂げられたも同然!!どうだ!膝まづけお前らぁ!!
※皆さん、立っといてください
幽香「あ、皮がなくなったわ…まだ具がこんなにあるのに」
さっきから何作ってるのかと思えば、餃子作ってたのかコイツ等
幽香「ちょっと、急いで皮買ってくるわ。ちょっと待っててね」
椿「うん、わかった〜」
よし!あのフラワーマスターが出ていった!!チャンスは今しかない!!
犬ッコロ、それがお前の最後の晩餐だ!最も、食べる前にお前は死ぬがなぁ!!そんな大あくびしてられるのも今のうちだぁ!!
正邪は勢いよく扉を開いた。椿は眠そうです
正邪「おい犬ッコロ!覚悟しろ!!」
と、正邪は椿を指差して言う。椿はゆっくり正邪の方を向き
椿「誰〜?」
と、呑気に言う。
正邪「よくぞ聞いた!私は鬼人正邪、この幻想郷に下克上を起こそうと計画している天邪鬼だぁ!」
相手の自己紹介を聞いて「天邪鬼って、どこかで聞いたことあるような…」と思う。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
椿「ねぇねぇ幽香〜」
幽香「どうしたの?」
椿「天邪鬼って、どういう意味なの?」
幽香「天邪鬼っていうのは、自分の意思と逆の行動や言動をするようなことね。要は、ひねくれてる感じかしら」
椿「それって、ツンデレの仲間??」
幽香「んー………まぁ……うん…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
椿「ツンデレなの?」
正邪「誰がツンデレだ!!」
その時の記憶を思い出した椿が聞く。どうやら天邪鬼=ツンデレと思っているようだ。
正邪「天邪鬼だ、鬼だぞ!」
椿「で、鬼人正だっけ?私に何か用なの〜?」
正邪「名前の切るところがちがう!!正邪だ、せ、い、じゃ!!」
なんなんだ、コイツのこの余裕!鬼と聞いても恐れてる様子もないし、むしろ私で遊んでるような……流石、あの凶悪妖怪の娘!恐怖心がない…!
※いえ、危機感がないだけです。
正邪「とにかく勝負だ、表に出ろ!」
椿「いいよ〜」
二人は家の前に出る。
私の騙し討ちなどを酷使すれば、こんな犬ッコロすぐに倒せる!ちゃんと計画もたててきてるからな…!
椿「幽香が帰ってくるまでにしてね〜?
そう言うと椿は、木刀を構える。
正邪「お前を倒すに、十分すぎる時間だ!いくぞ!!」
正邪が椿に向かって走る。
正邪「くらえ……!鬼人奥義、必殺!
猫だまし!!!」
椿の目の前で、大技を出すと見せかけて猫だましをする。椿は、…
椿「…………………」
効いてないもよう
正邪「…!バカな、なんで通じない!?」
椿「あ、あれ何だろ?」
椿が向こうの方を指差す
正邪「ん?」
バシィッ!!!
正邪「ぎゃー!!!」
椿が騙し討ちに成功し、木刀で殴る
何故だ、何故通じない…!しかも、私が騙されるとは!犬だからか、犬だからか猫だましが通用しなかったのか!?
※違います
正邪「くそ!なら、弾幕だぁ!!」
正邪が椿から離れ、大量に弾幕を放つ。椿も弾幕を放つが、少し苦戦している
正邪「どうしたどうしたぁ!お前の実力はそんなものかぁ!?」
優勢だと思い込んでる正邪は、笑いながら少しずつ近づいていく。
椿「…これは……まずいかも…」
正邪「これで終わりだぁ!!」
椿「あ、あれ何だろ?」
正邪「ん?」
バシィッ!!!
正邪「っでええぇぁぁ!!?」
同じ技に見事に引っかかるツンデレ鬼
まさか、まさかこの私が…二度も同じ技に引っかかるとはー!許さん!!こうなれば、スペカで!!………そういえば、コイツの能力がわからないけどまぁいい!!
正邪「くらえ!!スペル…」
「逆弓『てn』」
椿「あ、あれ何だろ?」
正邪「ん?」
バシィッ!!!
正邪「ぐっはあぁぁぁぁ!!?」
※はい、三回目です。
コイツ…かなり強い…!!あのスキマ妖怪を泣かしたのも納得のいく強さだ…!もしや、コイツの能力は騙す能力!!
※違います
どちらにしても勝てない!ここは一旦退くべきだ…!
椿「あー、お腹すいたなぁ……あ、ねぇ!正邪、だっけ?」
椿が正邪に近づく。
椿「よかったら、食べてく?ご飯」
正邪「…!」
正邪は、驚いた表情で椿を見る
正邪「…お、お前バカか!?命を狙ってるやつとご飯食べるとか…!」
椿「そうなの?」
正邪は立ち上がって、椿に背を向ける。少し椿を見てる
正邪「ふん…!つ、次は絶対倒してやるからな!」
といって、何処かへ走っていった。少し顔が赤いように見えた…
椿「やっぱ、ツンデレじゃん」
その話は後から聞いた。仲良くなる(?)のはいいけど、もう少し危機感を持ってほしいわ…あ、相手がお尋ね者だけど別にいいわ。椿に危害を加えなければ←
つづく
20/03/18 23:57更新 / 青猫