連載小説
[TOP][目次]
13ページ
10月4日(暑いんだけど)

なんか日にちが飛んだと思う人、これはあくまで面白そうなことが起きた日のページを公開してます。最近は

椿「……すぅ…すぅ……」
お昼寝をしている椿。寝顔がとてもかわいいです。

とか

椿「…………」
椿がぼけ〜っとした様子でテレビを見てる。なんかかわいいです。

とか。
そんな感じで、椿を見てかわいいとかなんだ言ってるページばかりなので、こんなに飛びました。



レミリア「ふふ、遊びに来てあげたわ」
椿「いらっしゃーい、レミィ」
今日はカリスマ吸血鬼が遊びに来てます。
レミリア「椿、レミリアお姉様と呼びなさい」
あ、まだ諦めてなかったわね。

椿「なんで?レミィ」
レミリア「それは、私が椿より年上だからよ。」
椿「でも、私より小さいよ?」
レミリア「いや!身長はカウントされないわ!何せ私は、不老不死だからよ、わかる?」
椿「わかるけど、レミィ意外と子供っぽいところがあるよ。論破」
論破できてないわ
二人の様子を見ながら心の中で思った。

レミリア「そんなことはないわ!カリスマが溢れるくらいのカリスマ吸血鬼よ!」
椿「でもこの間遊びに来たとき、紅茶にすごい砂糖入れて飲んでたよ?論破」
レミリア「いや、あれは個人的な好みというかなんというか…大人でも砂糖は入れるわ!そう、寿司とかサビ抜きを頼む大人とか!カレーは甘口が好きとかいうのと同じ!はい、論破!」
あ、なんとなく論破っぽいかもしれないわ
そんな論破に椿は
















椿「なに言ってるの?」
と、真顔で答えた。
レミリア「ぐぬぬ…」
ダメよ、いつもみたいにこの子のペースに持ってかれるのは!円周率よ!円周率を数えるのよ!3.142592…
と、頭の中で円周率を数え始めるレミリア。すると、「ピンポーン」というインターホンが鳴る。
幽香「はーい」
幽香は玄関へ行き、扉を開ける。そこには…




















霊夢「…………」
魔理沙「………」
霊夢と魔理沙がすごいオーラを出しながら玄関前に立っていた。
幽香「…ど、どうしたの?二人とも…」
霊夢「入るわよ」
幽香「え?」
二人とも幽香の家に入る。そして二人は椿を見つける

霊夢「見つけたわ!」
魔理沙「お前が椿だな!」
レミリア「あら?二人ともどうしたの?」
椿「だれー?」

魔理沙「ふっふっふ、よく聞いた!」
霊夢「私達h」
幽香「二人は自機として知られている脇巫女と普通の泥棒よ。」
椿「そーなのかー」

魔理沙「おい!!」
霊夢「なんで私達の紹介だけ雑なの!?しかも私達が自己紹介しようとしたのに割って入って!」
二人は幽香を睨む。

レミリア「霊夢と魔理沙よ、聞いたことない?」
椿「霊夢と魔理沙………んー………?」
聞いたことはあるみたいで、少し考えてる。

幽香「で、なにしに来たの?」
霊夢「そこの犬を倒しに来たわ」
レミリア「えーっと…なんで?」
魔理沙「私達主人公なのに出番無さすぎるぜ!13ページもやってて全然出る気配ないし!」
霊夢「だから、その犬を倒せば出番が貰えると思ったからここに来たのよ!」

幽香「へぇ…」
レミリア「主人公なのに、やることショボいわね
霊夢「何か言った?レミリア」
レミリア「いや、なにも言ってないわ!言ってないから外へ出そうとするのやめなさい!」
レミリアは、日光を浴びると死にます

椿「あ!」
魔理沙「なんだ、思い出したのぜ?」
椿「いや?」
霊夢「紛らわしいわ、思い出したみたいに「あ!」って言うから思い出したのかと思うでしょ!」

幽香「そんな主人公のプライドかなにかは知らないけど、椿に大怪我させるようなら……今日が命日だと思いなさい」
レミリア「椿教め
幽香「何か言った?」
レミリア「言ってないわ!言ってないからす巻きにするのやめなさい!」
レミリアは、水に浸かるとなんだかんだで死にます

椿「あー!
魔理沙「今度こそ思い出したか!」
椿「いや?」
霊夢「さっきから何がしたいのよアンタは!」

もう新喜劇でしょうか、これは

魔理沙が椿を見て
魔理沙「とにかく勝負だ!」
椿「よく見ると私より身長低いね、泥棒さん」
魔理沙「うるさい!!」

椿「いいけどさ、どっちと戦うの?流石に二人同時はダメでしょ
霊夢「……」
魔理沙「…」



















霊夢「じゃんけんで決めましょう」
魔理沙「そうだな、負けても恨みっこ無しだぜ」
二人とも拳を前に出す

魔理沙「いくぞ?」
霊夢「えぇ」
魔理沙「最初っから」

魔理沙 パー
霊夢 グー

霊夢「おい!」
魔理沙「よし!」
霊夢「「よし!」じゃないわ!ズルいわよ!」
魔理沙「じゃんけんだろ?じゃんけんに最初からやっちゃいけないっていうルールはないぜ!!」

霊夢「最初にやるっていうルールもないでしょ!もういいわ、魔理沙から片付ける!」
魔理沙「上等だぁっ!!」
主人公同士の醜い戦いが、幽香の家の前で行われた。
椿は窓からその様子を見ていた。
幽香「なにやってるの、この子達…」
椿「今日も平和だね〜」
レミリア「いや、目の前で平和じゃないことが起きてるでしょ。」
紫「元気ねぇ」
レミリア「いつからいたのよ、妖怪の賢者」
なんかさっきから、突っ込んでばかりね私。と思うレミリアは、であった

魔理沙「くらえ霊夢!!「マスタースパーク」!!!」
魔理沙がマスタースパークを放つ
霊夢「あぶなっ!?」
霊夢はギリギリかわす。そしてそのまま………





















椿へ

椿「…え?」
幽香「…!」
早くに気づいた幽香が、椿に向かって走る。だが、間に合うはずもなく椿に…
マスタースパークの光で、前がよく見えない…


幽香「…っ…!」
目を開けると…目の前には椿が立っていた。
幽香「…椿…!」
近づいて、椿に向き合う。不思議なことに、どこも怪我をしてるように見えない。
幽香「どこも怪我してない…?」
椿「うん…?」
椿も不思議そうな顔をしていた。何が起きたのかわからないのだろう…
幽香「紫…あなたがスキマで…?」
紫「…いいえ、なにもしてないわ……スキマで防ごうとしたけど…」
魔理沙が消したようにも思えない……

紫「…………」
幽香に近づく。真剣な表情で、口を開いた


紫「もしかしたら、椿ちゃん……とんでもない力を持ってるかもね…」




つづく
15/11/08 19:38更新 / 青猫
前へ 次へ

TOP | RSS | 感想 | 目次