第十四話「テストという名の関門」
―――某月某日・彼は絶が望していた―――
そうそれはある日の練習中のこと
後藤「ァァァァ…ダメだ、もう生きていけない」
絢瀬「いつになくテンションが低いわね…どうしたの?」
気にかける絵里に対し
後藤「おぉ…よく気にかけてくれたぜ絵里ちぃぃぃ…、実は俺の学校の先生がなぁ…」
―――絶が望した当時・東京専門技術総合学校にて―――
シュレック似の先生「今日は以上!かならず復習しとけよー」
男子A「気を付け―!礼!」
少人数クラス全員「ありがとうございましたー!」
後藤「あー終わった終わった…さ、次なんだっけか…」ガタッ
そういって教室を出ようとすると
シュレック似の先生「おい、後藤お前ちゃんと復習してっか?鈴原とかから天狗になってるって聞くぞ」
後藤「ふぁい?ああ、それきっとホラ吹いてるだけっすよ、俺は見た目と発言の割にはやってるほうなので」
シュレック似の先生「お前、今度のテストで80点取れなかったら強制的に評価1にするからな」
後藤「え?テスト?」
シュレック似の先生「二週間後テストだぞ?」「お前まさか…」
後藤「ハハハ…」
ンンンンンンンンア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッッッッッッッ!
―――で、今に至る―――
後藤「…死にそう」
絢瀬「テストね…でも文系理系どちらかがよかったらいいんじゃないの?」
後藤「と思うじゃん?それは陸也とかの話よ、俺の場合はなぁ…」「すべての教科クラス順位10以内でなければ赤点だっ!」
絢瀬「…え」
BiBi・lilly white勢「ええ〜〜〜っっ!?」
高坂「わわっ、どうしたの?みんなそんなに驚いて…」
後藤「クラス順位10以内に入らないと赤点になるって話してますた」
西木野「でも、10位以内なら簡単なんじゃないの?」
後藤「と、思うじゃん?それは普通の学校ゆえに思ってしまう考えなんだよ」
矢澤「つまり?」
後藤「つまりな、普通の学校ってのは上位をとるのは簡単だ、何故?普通の学校にはとびぬけて頭のいい奴とそうでないやつの差があるからだ」「じゃあ、うちの学校の場合はどうか?比較してみようか」
そういって立ち上がってホワイトボードを引っ張り出して比較関係を書く
後藤「えー普通の学校の場合を端的に描くと『頭がいいやつ低い奴がいてテストでは対等に扱われる』が、普通の学校な?」
赤ペンでそれを書き
後藤「じゃあうちの学校と何が違うのか?それは『頭がいいやつしかいないのに対等に扱われる』ということだ、頭のいい奴しかいないここ大事よ」
青ペンでそれを書いて『頭のいい奴しかいない』に波線でアンダーラインを引く
後藤「でもまぁ頭が無駄にいい奴らの集まる学校なんぞ日本中にごろっごろある、だろ?なぁこと、そう思うだろ?」
南「んー、まぁ確かに高レベルなだけでそんなに変わんないと思うなぁ」
後藤「と、思うんだよもう一つ!普通の学校と違うものがある、それは『赤点の基準が違う上人によってばらばらである』というもの」「ふつうの学校は赤点が30点もしくは平均点÷2が赤点といわれてるが、俺が通っている学校はそうじゃありません!」
赤ペンでそれを書き
後藤「さて…俺の学校何が違うのか、絵里ちわかる?実はこれ話す前に絵里ちいいこといったんだよね」
絢瀬「ん…あ!文系理系どっちか取れれば赤点じゃない!」
後藤「その通り!うちの学校は理系文系どっちか取れれば赤点ではない!しかしそれは…陸也や鈴原の場合、つまり一辺倒に偏ることになる、仮にほかの奴らがそれらが馬鹿みたいにできる奴はクラス上位に入れる奴らだ、そして俺らはすべての教科でクラス上位に入らなければならない、つまりまとめると」
青ペンで書く
後藤「『理系文系をどちらか無駄にできる奴らと対等に戦わなければならない』のが、俺みたいなやつなんだよ」
星空「ふぅ〜ん…」
後藤「しかし!文系であろうが理系であろうが絶対避けれぬ科目がひとつ!英語だ」「そして俺にとってテストにあたり一番の問題は英語だ、なんでか…もうわかるな?のぞみん」
東條「ああ、英語が苦手なんやな?」
後藤「そうなのだぁ〜っ!英語嫌い!マジで嫌い!なんだあれ」
園田「英語出来ないんですね、という事はまさか…」
後藤「一学期の中間赤点取っちゃったぜ!」「んでさ…ちっょと絵里ちに頼みたいことがある」
絢瀬「何?」
後藤「私に英語を教えてくださいお願いします、いやこれマジで」
頭下げてお願いをする彼に対し
絢瀬「そうねぇ…じゃあ今度コーヒーをおごってくれるかしら?その時に教えてあげる♪」
後藤「絵里ちありがとぉぉぉぉ!」
絢瀬「ふふっ♪いいのよ、さて!おしゃべりが過ぎてしまったわ、練習を再開しましょ?」
μ's一同+α「お―!」
―――つづく―――
そうそれはある日の練習中のこと
後藤「ァァァァ…ダメだ、もう生きていけない」
絢瀬「いつになくテンションが低いわね…どうしたの?」
気にかける絵里に対し
後藤「おぉ…よく気にかけてくれたぜ絵里ちぃぃぃ…、実は俺の学校の先生がなぁ…」
―――絶が望した当時・東京専門技術総合学校にて―――
シュレック似の先生「今日は以上!かならず復習しとけよー」
男子A「気を付け―!礼!」
少人数クラス全員「ありがとうございましたー!」
後藤「あー終わった終わった…さ、次なんだっけか…」ガタッ
そういって教室を出ようとすると
シュレック似の先生「おい、後藤お前ちゃんと復習してっか?鈴原とかから天狗になってるって聞くぞ」
後藤「ふぁい?ああ、それきっとホラ吹いてるだけっすよ、俺は見た目と発言の割にはやってるほうなので」
シュレック似の先生「お前、今度のテストで80点取れなかったら強制的に評価1にするからな」
後藤「え?テスト?」
シュレック似の先生「二週間後テストだぞ?」「お前まさか…」
後藤「ハハハ…」
ンンンンンンンンア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッッッッッッッ!
―――で、今に至る―――
後藤「…死にそう」
絢瀬「テストね…でも文系理系どちらかがよかったらいいんじゃないの?」
後藤「と思うじゃん?それは陸也とかの話よ、俺の場合はなぁ…」「すべての教科クラス順位10以内でなければ赤点だっ!」
絢瀬「…え」
BiBi・lilly white勢「ええ〜〜〜っっ!?」
高坂「わわっ、どうしたの?みんなそんなに驚いて…」
後藤「クラス順位10以内に入らないと赤点になるって話してますた」
西木野「でも、10位以内なら簡単なんじゃないの?」
後藤「と、思うじゃん?それは普通の学校ゆえに思ってしまう考えなんだよ」
矢澤「つまり?」
後藤「つまりな、普通の学校ってのは上位をとるのは簡単だ、何故?普通の学校にはとびぬけて頭のいい奴とそうでないやつの差があるからだ」「じゃあ、うちの学校の場合はどうか?比較してみようか」
そういって立ち上がってホワイトボードを引っ張り出して比較関係を書く
後藤「えー普通の学校の場合を端的に描くと『頭がいいやつ低い奴がいてテストでは対等に扱われる』が、普通の学校な?」
赤ペンでそれを書き
後藤「じゃあうちの学校と何が違うのか?それは『頭がいいやつしかいないのに対等に扱われる』ということだ、頭のいい奴しかいないここ大事よ」
青ペンでそれを書いて『頭のいい奴しかいない』に波線でアンダーラインを引く
後藤「でもまぁ頭が無駄にいい奴らの集まる学校なんぞ日本中にごろっごろある、だろ?なぁこと、そう思うだろ?」
南「んー、まぁ確かに高レベルなだけでそんなに変わんないと思うなぁ」
後藤「と、思うんだよもう一つ!普通の学校と違うものがある、それは『赤点の基準が違う上人によってばらばらである』というもの」「ふつうの学校は赤点が30点もしくは平均点÷2が赤点といわれてるが、俺が通っている学校はそうじゃありません!」
赤ペンでそれを書き
後藤「さて…俺の学校何が違うのか、絵里ちわかる?実はこれ話す前に絵里ちいいこといったんだよね」
絢瀬「ん…あ!文系理系どっちか取れれば赤点じゃない!」
後藤「その通り!うちの学校は理系文系どっちか取れれば赤点ではない!しかしそれは…陸也や鈴原の場合、つまり一辺倒に偏ることになる、仮にほかの奴らがそれらが馬鹿みたいにできる奴はクラス上位に入れる奴らだ、そして俺らはすべての教科でクラス上位に入らなければならない、つまりまとめると」
青ペンで書く
後藤「『理系文系をどちらか無駄にできる奴らと対等に戦わなければならない』のが、俺みたいなやつなんだよ」
星空「ふぅ〜ん…」
後藤「しかし!文系であろうが理系であろうが絶対避けれぬ科目がひとつ!英語だ」「そして俺にとってテストにあたり一番の問題は英語だ、なんでか…もうわかるな?のぞみん」
東條「ああ、英語が苦手なんやな?」
後藤「そうなのだぁ〜っ!英語嫌い!マジで嫌い!なんだあれ」
園田「英語出来ないんですね、という事はまさか…」
後藤「一学期の中間赤点取っちゃったぜ!」「んでさ…ちっょと絵里ちに頼みたいことがある」
絢瀬「何?」
後藤「私に英語を教えてくださいお願いします、いやこれマジで」
頭下げてお願いをする彼に対し
絢瀬「そうねぇ…じゃあ今度コーヒーをおごってくれるかしら?その時に教えてあげる♪」
後藤「絵里ちありがとぉぉぉぉ!」
絢瀬「ふふっ♪いいのよ、さて!おしゃべりが過ぎてしまったわ、練習を再開しましょ?」
μ's一同+α「お―!」
―――つづく―――
16/06/18 00:49更新 / アンフィニ