連載小説
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アイオライト、世に生まれる
リチア「さようなら、フローラ姉さま・・・クリード兄さま・・・」
クリード「フルエーレ・・・?忘れ・・・て・・・いた・・・君への・・・プレゼントだ・・・。ああ・・・なんと美しく・・・なんと暖かい・・・。・・・くはは・・・そうか、こんな簡単なことでよかったのだ・・・なあ・・・フロー・・・ラ・・・」

シング「・・・・コハク」
コハク「はい」
シング「俺は・・・・俺はコハクが・・・」

シング、コハク、ヒスイ、ベリル、イネス、クンツァイトの手でクリードを倒し、ガルデニアを破壊し、世に平和をもたらした。

カルセドニー「シング、それに他の皆も、よく帰ってきてくれた。」
パライバ「おかえりなさい、皆さん」
シング「必ず生きて帰るって約束しただろ」
カルセドニー「ああ、そうだな」

                       〜1年後〜

カルセドニー:17歳 アイオライト:0歳

カルセドニー「シング、よく来てくれた。報告がある」
シング「報告?」
カルセドニー「妹ができた」
みんな「えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?!?!?」
コハク「名前はもうつけたの?」
カルセドニー「ああ。アイオライト、と名づける」

ヒスイ、イネス、ベリル、クンツァイト、リチア、クリード、カルセドニー、ラブラド・・・と、皆鉱石にちなんでつけられた名。
カルセドニーにできた妹も、やはり鉱石の名となった。
アイオライト・アーカム。

カルセドニー「そこでだ」
シング「?」
カルセドニー「お前たちに託したリアンハイトを、バルハイトに戻して返してほしいのだ」
ヒスイ「なんでだ?今ペリドットのソーマあるんだろ?」
カルセドニー「ああ。だが・・・そのソーマはしまい、あのソーマをまた使うつもりなのだ」
シング「なんでその必要が?」
カルセドニー「アイオライトが少し大きくなったら、バルハイトを譲るつもりだ。それまで、あのソーマをよく見ておいてほしいのでな」
イネス「なるほどね」
カルセドニー「そして、私が引退することになったら、アイオライトに隊長を任せる」
コハク「それで同じものを使わせるってわけだね」
カルセドニー「そういうことだ」
ヒスイ「でもエボルブした後戻すことなんてできるのか?」
イネス「できるはずよ」
シング「よし、ちょっと待ってね、カル」


シング達は、エボルブしたリアンハイトを元に戻した。そしてカルに届けた。

カルセドニー「すまないな、わざわざ」
シング「いいさ、これくらい。妹大切にな」
カルセドニー「ああ」
コハク「今、赤ちゃんはどこに?」
カルセドニー「パライバ様の部屋だ」
ベリル「確かにおぎゃあおぎゃあって聞こえるね、見てもいい?」
カルセドニー「ああ。かまわん」

ガチャ・・・と戸を開けると・・・
そこには赤ちゃんがいた。

アイオライト「おぎゃあ!おぎゃあ!」
コハク「わあ、かわいい♪」
カルセドニー「ああ。だが・・・私とあまり似ていないのが少しショックだな」
シング「た、確かに・・・」


皆は、赤子を見て、その後各自帰っていった。
14/11/23 13:43更新 / マグナム
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