作:銃太郎さん

第9話『恥辱(はじ)めての夏休み その3』


っは…はっ…はぁ…」

美緒は全身汗に濡れた身体で前のめりになって春樹の上で肩を上下させている。
息も絶え絶えでもう起き上がる気力も無さそうだった。
その下で春樹も虚ろな表情を浮かべて辛そうに喘いでいる。

「あら、もうおしまい?意外とだらし無いのね美緒。もっとあなたが苦しむのを見たかったのに残念だわ。」

真由良が美緒の顔を覗き込んで憐れむような口調で言った。

「ふふっ、まだ夜はこれからだというのに…」

真由良は春樹の勉強机の上の目覚まし時計に目を遣った。
そのデジタル表示は日付が変わって一時間余りが経過した事を告げていた。

「夕方から休む暇もなく責められ通しだったものね。よく頑張ったわね美緒、褒めてあげるわ。
でも、これであたしの勝ちだからはるちゃんはあたしの物よ。悪く思わないでね。」

美緒の足枷を外して春樹の隣に横たえさせながら勝ち誇ったように真由良がほくそ笑む。
美緒の両の目からは二筋の涙が流れ落ちていた。
大好きな春樹を奪われる悔しさ、真由良の責めに耐えられなかった情けなさもさることながら、美緒にセックスの快楽を覚え込ませた春樹の巨根がもう味わえないのかと思うと堪らなく寂しかった。
美緒は春樹の巨大な魔羅に身体を貫かれ、その快感の虜にされた。それが故に春樹の肉奴隷になる事を受け入れた。
既に美緒は春樹から与えられる快楽無しでは生きられない身体になっていた。故に今彼を失う事による苦痛は彼女にとって想像も付かないものだった。

上半身を縄で縛られてベッドに身を横たえながら鳴咽を漏らす美緒。

「あらあら、泣いちゃった。まるで子供みたいだわ。でも負けは負けよ。
今日から美緒の飼い主はあたしだからね。
いいこと?あなたは忠実な犬になりなさい、たっぷりと可愛がってあげるわ。」

涙に濡れた美緒の頬を撫でながら真由良は美緒の唇に自分の唇を寄せる。
しかし美緒は顔を横に向けてそれを拒む。

「まだ抵抗するのね、しょうがない子。それならはるちゃんを裸のまま公園の木に縛りつけて来ようかしら。
朝になってラジオ体操の子供達に恥ずかしい姿を見られるまで晒して置いてもいいの?」

「それだけはやめて…これ以上春樹くんを虐めないで下さい。代わりに私、なんでもします…」

美緒は春樹の為ならいくらでも辱められてもいいと思った。
それで春樹が助かるなら…
「じゃあ唇であたしに誓いなさい。」

真由良の指が美緒の頬を伝って唇をなぞる。

「真由良さんてホントに酷い人。」

「うふふ、あたしは欲しいものを手に入れるためなら手段を選ばないの。」

真由良は勝ち誇ったように微笑みながら美緒の唇を自らの口で塞ぐ。

それは奴隷が飼い主に隷属する事を表す誓いの接吻。
その接吻を受け入れれば美緒は真由良の物になると自ら誓ったことになるが、今の美緒にはそれを拒む気力は残されていなかった。

「答えなさい美緒、あなたは真由良の奴隷ですか?」
「は…はい。美緒は真由良さんの…」

「ダメ!飼い主には様を付けて呼びなさい!」

真由良が美緒の頬に平手打ちを食らわしたので、美緒は「きゃっ!」と悲鳴を上げた。

「み…ひくっ…美緒は…真由良様の…ううっ…真由良…様の…ど…奴隷…です。」

「もっと大きな声で!またお仕置きするよ!」

「は、はい…美緒は真由良様の奴隷です。」

黒真珠のような瞳から大粒の涙を零しながら美緒は誓いの言葉を口にした。

「よく出来ました。これからたっぷりとあなたを躾けてあげるから楽しみにしてなさい。
その前に…ご苦労様はるちゃん。ずっとイケなくて辛かったでしょう?
今度はあたしが気持ちよくしてあげる。」

真由良は春樹の手足を拘束していた縄を解き、射精出来ないよう尿道を圧迫していた革バンドを取り外した。

「今からあたしがはるちゃんの女になるの。美緒はそこで見てなさい。」

春樹の顔に手を巻き付けながらキスをする真由良。
春樹の舌を貧りながら手を彼のペニスに伸ばす。
真由良の手が春樹の亀頭をキュッ♪と握ったその時…
【ドプッドプッ!】

鈴口から白い粘液が大量に噴出して二人の顔を生臭く汚した。

「あは、ずっと射精出来なかったから握っただけでイッた。はるちゃんったらかわいいんだから。」

指についた精子を舐めながら真由良が嬉しそうに笑う。
だが…

「……しろよ」

「何?はるちゃん今何て言ったの?」

「いい加減にしろよ!まゆ姉!!」

突然春樹が立ち上がって声を荒げる。

「はるちゃん…どうしたの?また昔みたいになれるのよ?」

「うるさい!僕と美緒を散々玩んで…もう我慢出来ないよ!!」

春樹は予想外の反応にうろたえる真由良を押し倒し、俯せにして腕を後ろに捩上げる。

「何故!?あなたはあたしの忠実な人形の筈なのに…」

「子供の頃無理矢理襲われて撮られた恥ずかしい写真を握られてるから今まで言いなりになって来たけど、そんなのもうどうでもいい。
ばらまかれたって構わない!もうまゆ姉の玩具になるのは御免だ。」

真由良に馬乗りになって後ろに回された彼女の腕に縄を掛ける春樹。

「いや!やめて!」

「美緒は僕の物だ、誰にも渡さない!」

「何よ!玩具を取り上げられて怒ってるの?まだお子様ねはるちゃん。」

「それはまゆ姉の方じゃないか!小さい頃から僕の持ってる物を羨まかって横取りしてたよね。今のまゆ姉はまるっきりガキの頃と変わってないよ。」

「一人前に口答えするようになったのね。
たかが牝犬一匹にマジになるなんて。それともあなた、あの娘のナイトのつもり?笑わせるわ!」

「そうさ、悪い魔女に囚われたお姫様を助けるのはナイトの役目なんだよ!」

「どうしてあの娘がいいのよ?はるちゃんにセックスの快楽を教えたのはあたしなのに。」

春樹の尻の下から真由良が訴えるような目で見上げる。

「まゆ姉は知らないけど、僕はずっと澤崎美緒を好きだったんだ。まゆ姉に襲われるずっと前からね。
だけど僕は告白出来なかった。まゆ姉に襲われて恥ずかしい写真撮られて…まゆ姉にいやらしい事されてるのが美緒に知れたら嫌われてしまうと思うと怖くて告白できなかったんだ。
でもある事件がきっかけでやっと美緒に僕の気持ちを打ち明ける事が出来た。
でもまゆ姉にいぢめられた反動で僕は女の子を拘束しなければ愛せなくなっていたんだ。
こんな僕を美緒が好きになってくれる筈無いと思ってた、だから僕はせめて一度だけでもと思って美緒を拘束されたまま犯してしまったんだ。
最低な奴なんだ僕は!
けどそんな僕を美緒は受け入れてくれたんだ。すごく嬉しかった。もう離したくないって思った。
だから二人の仲を誰にも邪魔されたくないんだ、もちろんまゆ姉にもね!」

春樹は真由良の上体をを乱暴に引き起こし、手際良く亀甲に縄を掛けて背中できりきりと引き締めた。
股間の敏感な部分に当たるように作られた結び目がぐいぐいと食い込み、真由良の口から思わず「ああっ…」と声が漏れる。

「まゆ姉には感謝してるんだよ。あの時まゆ姉が教えてくれた事が今役に立っているんだからね。
でも僕達二人の間に割り込んで両方を手に入れようなんて虫が良すぎるんだよ。
僕達を引き裂こうとした罪はとても重いんだ。この罰はしっかり受けて貰うよ。」

春樹は真由良に顔を近づけてじっと目を見た。女の子と見間違うほどの美少年の瞳に氷のような冷たい光が宿っているのを見て真由良は背筋がぞっとした。

「先ず…ずっと我慢させられてたんだ、一度出したくらいじゃ治まらないから責任取って貰うよ。」

「きゃっ!」

真由良を前に突き倒すと華奢な身体に似合わぬ強い力で、必死に抵抗する彼女の丸い尻を上に突き出させた。
いやらしく突き出された真由良の淫裂に食い込む縄をぐいっと脇に除け、前戯無しにいきり立つ巨大な物を突き立てる。

「いやぁぁぁぁぁ」

ケモノのようにバックから犯され悲鳴を上げる真由良に構わず春樹は乱暴に肉棒を動かし始める。

「あぅあぅあぅあぅあぅあぅ」

大口径のピストンが腹部を高速で往復運動をするので体内の空気がその動きに合わせて押し出され、意思と関係なくリズミカルな喘ぎ声となって口から漏れ出す。

「すご…激し…壊れちゃぅぅ…」

「さっきまでの勢いはどうしたんだい?声がだんだんエッチになって来てるよ。」

春樹は前後運動に腰の回転を加えて真由良の膣内を掻き回す。

「いゃあああん…回さないでぇぇ…」

「すごいだろ?まゆ姉、これで美緒をメロメロにしたんだよ。
名付けて春樹トルネード!なんてね。」

(センス悪っ!)
緊張感の高まったシーンで寒いギャグを飛ばす春樹に美緒と真由良は心の中で同時に叫んだ。

「あ?今しょ〜もないと思っただろ?二人とも!
ならこうしてやるー!」

春樹は真由良のアヌスに指を二本突っ込み、ぐりぐりとこね回して中を犯す。

「あひい!」

真由良の身体が反応したのを見計らって指を四本に増やし、ズブッと根本まで突っ込む。

「どう?おもちゃより指のほうが感じるだろ?」

「すごい…お尻、お尻…いいのぉ」

更に別の手で固くなったクリトリスをキュッと絞る。

「ああん…ダメぇ…イク…イッちゃううう」

「従兄弟に犬みたいに犯されてイッちゃうの?呆れたエロ女だねまゆ姉は。」

「ああんごめんなさいいぃ、お詫びに真由良の膣に射精してくださぁい…」

「じゃあ膣に出すよ…それ!イケ、イッちゃえエロ真由良!」

春樹がぐぐっと全身に力を込めるのと同時に真由良の膣に熱い精液がどくどくと注ぎ込まれた。

「ああん…出てる…熱いの子宮に感じ…」

言い終わらないうちに真由良は身体をヒクヒクさせながら失神してしまった。

「はあはあ…何だもうのびちゃったのか。
僕達を散々虐めた割には口ほどにもないね。」

春樹は尚も勃起が治まらない肉棒をヌルッと引き抜きながら呆れたように真由良を見下ろす。

「僕と美緒はあれだけ長い時間我慢させられたんだ、朝まで許さないから覚悟しなよまゆ姉。」

その傍らで美緒が太股を擦り合わせ、後ろ手に縛られた上半身をもどかしげによじっている。
真由良が犯される様子を見て再び興奮したようだ。
身体の動きによって食い込む縄に刺激され、美緒の閉じられた股間から愛液が流れ出して白いシーツに染みを作っていた。

「春樹くん酷い…私の時より激しくするなんて。
私も春樹くんの熱いの欲しいのに…
美緒にもご主人様のおちんちん下さい、お願いします…」

美緒は涙ぐんだ目で春樹を求めた。

(か…かわいい…)
春樹は胸がキュキューンとしだが、ご主人様の威厳を損なわないよう意識してクールに美緒を見て命令する。

「お仕置きだからきつくしないと意味無いからね。
そうだ、美緒にもお仕置きしなきゃね。
僕の許可無しにまゆ姉の奴隷になると言った罰を受けてもらうよ。」

春樹は真由良をベッドに仰向けに寝かせてから、美緒の縄を解き、全身を自由にした。

「美緒、まゆ姉に重なるんだ。一緒にお仕置きしてあげるよ。」

「はい…お願いします」

美緒は素直に頷くと真由良の上に俯せになる。

「オマンコ同士を擦り合わせるようにくっつけて。」
「こう…ですか?」

美緒が秘裂を真由良のそれとぴったり合わさるように腰を押し付けると、ぬるぬるした感触が熱を帯びて伝わって来た。

「そうそう、これで二人同時にお仕置きしてあげられるよ。」

春樹はニヤリと笑うと密着した二つの秘裂の間に太い自分自身をヌルヌルッと割り込ませる。

「ひああああ…熱いのが…」

美緒が嬌声を上げる。

「すごい…二人ともぬるぬるで…じゃあ動くよ。」

春樹が前後に動き始める。

「ふあっ?!な…何?美緒ちゃん!?」

敏感な場所を擦り上げられる快感で真由良が失神から覚めた。

「何であなたが上に…」

「はあはあ…お目覚めですか?真由良さん。今まで可愛がって…ん…頂いたお礼に今度は…あん…美緒が可愛がってあげます…う…。」

「そんな…いや…どきなさい美緒。」

「命令してもダメですよ真由良さん、美緒のご主人様はやっぱり春樹くんなんです。
私、春樹くんに怒られてしまいました。だから私もご主人様にお仕置きされてるんです。
さあ一緒にお仕置きを受けましょう?今度は美緒が可愛がってあげますから。」

美緒は艶めかしく微笑みながら真由良の瞳を覗き込む。
そして掌で真由良の乳房を優しく撫で回す。

「は…あん」

美緒の唇が首筋にちゅっと吸い付くと、真由良は艶っぽく鳴いた。
唇は次第に鎖骨の上から胸の谷間を経て左の乳房の頂にある固い突起に達する。
「んふ、こんなに固くして…真由良さんのおっぱいかわいい。」

美緒はピンクの突起を歯でキュッと噛んだ。

「はあ…そこダメ…引っ張らないで…」

美緒は歯を立てながら乳首を軽く引っ張っていた。
そればかりか片方の乳首も指でギュッと捻り上げていた。

「まゆ姉も気が付いたし、強くするよ。」

春樹は腰の動きをスピードアップした。
ぴったりと合わされたぬるぬるでピンクの肉襞の隙間を押し拡げながら熱を帯びた巨大な剛直が激しく往復する。

「ああああん…熱…擦れて…クリが…」

敏感な場所をペニスに擦られ、真由良と美緒の身体に挿入とは違った焦れったい快感が走る。
その間にも真由良の乳房は美緒の唇と指に弄られ続ける。
真由良はそれから逃れようと身じろぎするが、先程とは逆に真由良が縛られた状態では逃げることも出来ない。

「ふふっ、逃げたいですか?真由良さん。でも逃がしませんよ、お仕置きなんですから。」

美緒が悪戯っぽく微笑む。

「あなた達…あ…後悔する…わ…よ…ああ…」

「あら?後悔してるのは真由良さんの方ではなくて?
私のご主人様を本気で怒らせてしまったんですもの。」

お嬢様言葉が美緒にも移ったようである。


「お…覚えてらっしゃい…あんたなんか…あの人に頼めば…」

「真由良さん、五月蝿いですわよ。その減らず口を塞いで差し上げますわ。」

「あむっ…むうう…」

美緒は真由良の口を自分の唇で塞いだ。
美緒の舌が唇を割裂いて侵入してくると、真由良はそれを拒む事が出来ずに美緒に口内を蹂躙されるに任せた。
嫌がるような真由良の声は、次第に甘美な呻きとなって行く。

「ん…んふ…あむ…」

二人の少女はまるで恋人同士のように優しく舌を貧り合う。

その間に春樹の快感はまた限界に達しつつあった。

「う…やばい…」

春樹は射精しそうになったのを感じて動きを止める。
そして真由良に吸い付いている美緒を引き離して再び縄で亀甲に縛り上げる。
春樹の従順な奴隷である美緒は、真由良に縛られた時と違って自ら手を後ろに回して縄を受け入れる。
縄が白い肌にキュッと食い込むたびに美緒の口から「あっ」という声が漏れる。
緊縛が完成するや否や、美緒を仰向けに寝かせ、春樹はその剛直を美緒の秘所にぬるぬると挿入する。
根元まで美緒に入ると、春樹は得意の高速ピストンを開始した。

「ああああ…」
(ああ…やっぱり春樹さまに犯されるのが…1番好き♪…奥まで届いてる…身体がゾクゾクして…何も考えられない…)
ご主人様の凶悪な肉棒に身体の中心を貫かれると美緒の身体は、快感の余り自由が効かなくなる。
熱くて太い肉の心棒にコントールされて春樹の意のままになる肉人形と化してしまうのだ。
美緒は身も心もご主人様に支配される快感、大好きな人に束縛される悦びに打ち震えた。

一方、生殺しのまま放置された真由良は、美緒が犯される様子をせつない表情で見ていた。

(そんな…あたしもイキたいのに…どうして…)

太股を擦り合わせてもじもじ身をよじる真由良。

その間に春樹は腰を回しながらピストン運動を繰り返しながら美緒のアヌスに指を挿入して中をぐりぐり掻き混ぜる。

「ほら、美緒はここが感じるんだろ?僕のチンポが壁越しにゴリゴリ当たってるよ。」

「そこダメ…そんなにされたら…私…変になっちゃう…」
「構わないよ、美緒の変になった所見せて…」

優しく囁きながら美緒の泣き所を責め抜く春樹。

「ああ…もうダメ…イカせて…ください…春樹様…」

「ま…まだだ…まだイッちゃダメだよ…」

そう言うと春樹は美緒の唇を激しく奪った。
春樹の奴隷の美緒は彼の舌をすんなり受け入れ、自らの舌を絡めて奉仕する。
熱いディープキスに美緒の頭は完全に真っ白になり、もう少しで意識が飛びそうになった。
その時、春樹が歯で美緒の舌を軽く噛んでぐっと引っ張った。

「あぐぅ…あぉぉぉ…」

既に官能が完全に開放されていた美緒は、舌を噛まれて引っ張り出されたショックで一気にオルガスムスの奈落へと叩き込まれた。
春樹はそれを確認したかのように熱い液体をびゅるびゅると美緒の子宮へと放つ。
春樹は射精が終わるまで美緒の舌を離さなかった。
美緒は目を見開いてじっと痛みと快感に耐えていた。

(すごい…獣のように荒々しいのに…優しさの感じられるセックス…美緒ちゃんはこんなセックスをされてたの?…これではるちゃんの虜にされたのね…)

真由良は春樹と美緒のセックスを見せ付けられて、とても二人の間には割り込む余地がないと感じていた。

そうこうする内に、春樹は幸福な表情でぐったりしている美緒の腕を解き、真由良の胸の縄を掴んで引き起こした。
そして自分はベッドに腰掛け、その上に向かい合わせに腰を下ろすよう真由良に命じた。
腰を下ろすにつれてすぶずぶと身体に心棒が差し込まれて行く。
そして真由良は春樹の太い肉棒で身体を彼の膝の上に固定されてしまった。

(うそ…さっきより大きくなって…お腹がきつい…破裂しそう…)

身体をのけ反らせて内部からの圧迫に耐える真由良。
「じゃあ美緒、まゆ姉へのお仕置き手伝ってくれる?」

そう言うと春樹は真由良の肩をを抱き抱えたまま後に倒れ、彼女の尻がまる見えになるようにした。

「はい、春樹さま」

美緒は汗まみれの身体を起こして真由良の後ろに回る。

「真由良さんのお尻、丸くてすべすべしてかわいい…」

手で真由良の尻を撫で回す美緒。
春樹は真由良に挿入したままぴくりとも腰を動かさない。

【ピシッ!】

突然美緒が割れ目に縄が食い込んだ真由良の白い尻に平手打ちを食らわす。

「ひいっ」

真由良は痛みに身体をぴくっと痙攣させる。

美緒が続けて2発3発と平手打ちを見舞うと白い二つの丘に紅いもみじが浮かび上がる。

「あっ…あん…」

尻を打たれるのに合わせて真由良がリズミカルに鳴き声を発する。

「痛いですか?でも罰ですから容赦はしませんよ、真由良さん。」

美緒は尻を打つ手に更に力を込めた。

「うっ…打たれるたびにまゆ姉がギュッて締め付けて来る…」

叩かれた痛みで真由良の全身の筋肉が収縮し、それに合わせて活躍筋が春樹を締め付ける。
打たれる度に真由良の膣肉は自身に差し込まれた心棒を強く感じてしまうのだった。

美緒は尻を打ち続けながら片手で真由良の頬を撫でる。

「どう?感じるでしょ?美緒はいつも春樹さまにこんな風に可愛がっていただいてるんです。
真由良さんの拷問よりずっと素敵なんですよ。」

美緒は優しく囁きながら真由良の首筋にキスをする。

「あ…ああっ…あああっ!」

真由良の声が次第に高くなって行く。

「どうしたのさまゆ姉、僕は動いていないのに。
撲たれて感じてるの?まゆ姉も変態なんだね。」

「そ…そんな…」

【ピシッ!】

「あああああああ!」

美緒の最後の一撃で極太の肉棒に塞がれた膣口から液体がほとばしり出た。

と同時に真由良は身体を激しく震わせてオルガスムスに達し、そのまま春樹の上にくずおれる。

「うふふ、イッちゃいましたね。やはり私と同じマゾ奴隷の素質があるみたいですね。素敵です真由良さん。」

薄れゆく意識の中で美緒と春樹の笑い声が真由良の耳に響いていた。


[翌朝]

あの後再び目を覚ました真由良は春樹と美緒にいたぶられ続け、何度もイカされた。

疲れ果ててぐったりした真由良は、口にボールギャグを噛まされ両足も縛られてベッドに転がされていた。

「さてと、これで終わりと思ったら大間違いだよ。
まゆ姉は夏休みの間ずっと家に泊まるんだろ?
これから毎日二人でお仕置きしてあげるよ。」

春樹が全裸でベッドの傍らに立ち真由良を見下ろして言う。

「真由良さんは今日から美緒の奴隷になるんです。春樹さまと話し合って決めました。
だからあなたは私に絶対服従しなくてはいけません。もちろん美緒の許可無しに春樹さまとセックスすることは禁止ですよ、ていうか主従逆転?」

美緒がタオルで春樹の汗を拭いながら真由良に命じる。

「これで美緒も毎日家へ来る理由が出来たね。」

「うん、両親には友達の家が海外旅行してる間、ペットの犬の世話をしに行くって言うわ。」

「ずいぶん我が儘な牝犬だね、これは厳しく躾けなきゃダメだな。」

「春樹さまなら大丈夫、九月には立派な忠犬に躾けてくれますよ、真由良さん。」

真由良の耳にキスをする美緒。

「じゃあ朝ご飯を食べたら早速訓練を始めようか。」

「うん、じゃあ私が朝ご飯作りますね。」

楽しいそうに寝室を出て行く二人
後には二人を征服しようととして反対に二人に囚われの身になった真由良が残された。

(あ〜んこんな筈じゃなかったのに〜。ミイラ取りがミイラになるってこの事?
でも、はるちゃんと美緒ちゃんの二人と毎日セックス出来るのは有る意味おいしいかも…
美緒ちゃんかわいいし、楽しみだわ。)

転んでも前向きな真由良だった。

三人の夏休みは始まったばかり。この夏休みは忘れられないものになるだろう…そんな予感で皆がわくわくする夏の朝だった。


おわり

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