≪東葉月旅の足跡≫
※この物語はTVアニメヤミと帽子と本の旅人を元に
K子の視点で描かれた(えがかれた)東葉月の物語です。
なお、葉月たん同盟からの再録です。
東葉月旅の足跡第7話
≪ページ2≫
この船はっきり言ってお終いね リリス簡単に言うなーー ボクには分かる 死は全ての終わり それはどんな分かれより 辛いんだ お姉さまの持論炸裂!! お姉さま…多分それは |
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廊下で寝ると言っておきながら、 ベットで寝るお姉さま。 しかしそんなお姉さまに魔の手がっ ってヤバイーーー はふーーーお姉さま〜〜助けて〜〜〜 |
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お姉さまのお願いで、船を助けようと情報を仕入れに行くリリス。 こいつ…管理者って言う立場忘れてないか?? どーやら、この事から本には未来の情報も記載されてる可能性が高くなった訳で。 |
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はてさて、すでに植物に捕食されてるK子の体… あー機械にしといてよかったー でも何故K子とお姉さま達。 いや、K子とお姉さまだけこいつら狙ったんだ?? と言う訳で、植物の端末にアクセスしてその情報を聞き出すデス。 と言うか、お姉さま ケンちゃん一緒に切れてますが ふ…不憫な。 |
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戻って来るリリス。 4光年先に何と地球型惑星(バイオスフィア)を発見。 それをララに教えるリリス… う〜ん、美味しいところ持って行きやがって。 と言うか、本当に本の未来変えて良いのか?こいつは… もっとも、この船はそれ言ったらとうの昔に…
と言う訳で、今回はイブのアイテムは保留デス。 後で移民後に取りに来るデスよ〜 そうなんデス。 何故K子とお姉さまだけ襲われたかと言うと、イブのアイテムを襲ったんデス。 つまり生命の源であるイブのソーマを求めて来たと言う事デス。 知能を持つまで成長してる植物…ヤバイデスよ。 |
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こんな森があったんだ〜 じゃなくて、さっき植物に襲われた事忘れとんのかーこの人はっ むしろ、このままだといずれレイラ達も襲われる事に!? とは考えないのか(汗) そもそも何故襲われたかお姉さまは気づいてない筈なのに。 あーこの森は酸素製造機デスな 大半は人工植物デスがね。 |
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お姉さまレイラからルラウの話を聞く。 そう、ルラウこそお姉さまの探していたおでこだったのだ〜〜〜 ちゅーか、既に「ちっ此処にはもう居ないのか次行こ次」のノリ… お姉さまあんたって人は… お姉さま、おでこに会っても間違いなくふられるデスよー マジメにやらないと〜〜〜 ちゅーか、何故にK子の方が頑張ってるデスかーーー あんぎゃー |
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移民船ワープ このワープ航法は… あの何気に相当高度な技術なんデスが(汗) 空間座標移動型ワープ 通称『ゼロ時間移動』 まー正しくはちと違うんデスが、 まー似た様なモン。 これは空間の座標を指定し、そこに対象物質(この場合船その物)を移動させる技術。 ドラえもんに登場する『どこでもドア』ワープ法と言えば分かりやすいか。 これの長所はワームホール等を使用しない為、低出力のエンジンでも可能である事。 ただし空間座標指定と物質転送技術が必要不可欠となる。 ちなみにこの船の最高速度は亜光速であり、光の速さの99、998%の速度(多分) そう、元々4光年の先に辿り着くには更に数十年の歳月を必要とした。 ちゅーか、ぶっちゃげこの空域ってどこかと言うと太陽系の隣りの隣りのそのまた隣り。 その程度の距離しか行き着いてないのだ。 とは言え、恐らく元々この新しい惑星の存在は知っていたが、 座標を上手く指定する事が出来なかった?のではと推測される。 さて、ワープ理論に戻るが有名なワームホールワープの話をしよう。 ワームホールでのワープ距離は、1跳びで銀河系の1/34をジャンプ可能。 これは距離にして約3000光年を飛び越える事となる。 銀河系の大きさは推定で10万光年と言われている。 ただし技術レベルにより、その距離は変わって来る。 まー平均をここでは言ってみた。 ちなみに、我が女神王国がワームホールワープを使えばその距離は… ちゅーか、その気になれは宇宙の果てまで行きますが…何か? もっとも、女神王国において光速と言う単位自体かなり小さい単位なんデスがね(笑) ちゅーか、宇宙作れる文化レベルだしなぁ まとめ。 ララの宇宙船のワープ航法は低技術で造れるワープ法故(ゆえ)、 移動距離が極めて短い。 その上、極端にエネルギーの使用が大きい。 簡単に言えば、安易に使うのは得策ではないと言う事。 ちゅーか、本来このレベルの船は恒星間レベルの船で、せいぜい恒星間移動が関の山。 ぶっちゃげ、移民船としてはありえないスペックの低さと言える。 とは言え、恐らくその程度の技術で星を出なければならない理由があったんだろうが… |
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200年間に渡る移民もここで終わりとなる。 残った最後の1隻であるこの「ラピュタ号」が移民可能な星を見つけたのは 奇跡と言うほかなかった。 もっとも、リリスの助言からなんだけどね(笑) ちゅーか、K子なら星の一つや二つ簡単に用意出来るんデスけどねぇ え?ご主人様におねだりしてだろって それは言わないお約束。 |
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レイラの提案で 惑星の名前は『ルラウ』に決定。 あ…安直な(汗) おでこよ永遠となれ。 自動惑星探査装置の故障によりレイラがそれの修理に向う。 そう、それは憧れのルラウ様と同じ作業であった…が。 |
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作業中命綱を切ってしまうレイラ。 宇宙に放り出される… それはまるでルラウの様に。 しかしラムロがレイラを助ける。 イカスゼ! そして二人は宇宙から新惑星ルラウを見つめ あの星で結婚しようと誓うのだった。 |
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キスをする二人… そう遠くない未来、 きっとこの二人がルラウで最初に生まれる子供を作るのだろうな〜と。 そして知るだろう、生と死を… |
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お母さん行こう レイラ先に行ってなさい お疲れ様 最期の役割を終えたレイラの母にララは言った。 |
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この船には着陸機能は無い。 小型着陸機による大気圏突入となる。 そうなのだ、移民惑星が見つかればこの船は用済み。 そして、ララも… 地球生物のDNAモデルを渡すリリスちゃん達。 |
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ララを呼ぶ皆。 そこでララの最期の声を聞く。 そして知るのだ、 ララとのお別れだと言う事を。 さよなら私の子供達 |
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皆ララとの思い出を胸にきっと大きく成長して行くのだろう。 だってララは何時までも空の上から見守っててくれるのだから… |
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うじゅ〜涙無しには語れないこの物語。 K子も体を食べられちゃうとか色々あったデスが ララの事忘れないデス〜 だからおでこちゃん! 何時までもララと子供達を見守って行くんだよ〜 と言う訳で、今回はイブグッツのゲットは無しデス。 だって彼女達以上にそれを持つに相応しい人間なんていないのだから。 まーこれは報告書には書かないデス。 そう、K子の胸の中だけにしまっておくデス。 と言うかお姉さまっ 何しに来たんだーーーーあんぎゃーーー |