*鬼月夜來 [#y9061b28]

'''「ただの鬼や。在るようで無いようなもんじゃ、あちきは」'''

'''「すべては物語。まァ、あちきは役者でも裏方でも何でもないけどな」'''
'''「すべては物語。そこにあるのは純然たる流れ。まァ、あちきは役者でも裏方でも何でもないけどな」'''

'''「楽しみ悲しみ怒り憐み叫び騒ぎ謳い踊り狂い乱れ笑い笑え。彼の世も此の世も、いつだって渾沌に満ち満ちとる。」'''
'''「ぎゃははッ! 楽しみ悲しみ怒り泣き憐み叫び騒ぎ謳い踊り狂い吐き乱れ笑い嗤い哂い笑え! 彼の世も此の世も、いつだって渾沌に満ち満ちておる!」'''

&color(#A9A9A9){'''───ああそうだ。私は何でも知っている。'''};
&color(#A9A9A9){'''───あぁ、そうだ。'''};

&color(#A9A9A9){'''私は何でも知っている。'''};

&color(#A9A9A9){'''知らないことでも、知っている。'''};

*概要 [#o9e61780]

 ''鬼月夜來'' とは,すべての物語で登場する存在である。

 この設定記事は,「退魔神学園wikiキャラクタテンプレートVer0.5」に準拠。

*設定情報 [#e4b23c81]

|CENTER:100|LEFT:620|c
|''設定''|桜來夜魅|
|''アイコン''|自主製作&br;★鬼月を使用|
|''等位''|生徒(◇)|
|''称号''|(冥界の鬼)(不在の存在)(異界の来訪者)(侵犯する異界の存在)|
|''イメージソング''|RADWIMPS 『[[おしゃかしゃま:https://www.youtube.com/watch?v=7MaF-bWeLGw]]』&br;『[[DUGOUT:https://www.youtube.com/watch?v=lKXQlvi5huM]]』|
|''主な参加予定''|ふらふらと不定期に訪れる|


*被認知情報 [#a481176a]


**被認知情報基礎リスト [#t0f44da8]

|CENTER:100|LEFT:620|c
|''通称''|''鬼月''|
|''通称読み''|きつき|
|''外見特徴''|頭から生えた雄牛のような二本の角&br;そこに確かにいるというのに、何も無いようにも思える奇妙な存在感|
|''外見性別''|男性にも女性にも見える&br;どちらかといえば女性に傾くかもしれない|
|''外見年齢''|若くも年老いても見える|
|''種族''|後天性の鬼|
|''身長''|186cm|
|''体重''|63kg|
|''体重''|67kg|
|''体格''|長身で、すらりと四肢が長く手足が大きい&br;一見痩身だが、程よく筋肉が備わっている|
|''髪型''|やや癖のあるショート&br;襟足がうなじが隠れる程度に長い&br;アシンメトリーな前髪で、左側が若干目を隠す程度に長い|
|''髪色''|濁った深緑|
|''目''|切れ長の釣り眼(狐目のよう)で、鋭すぎる三白眼を持つ&br;瞳の色は金。目の下に深い隈がある&br;凄まじく目つきが悪い為常に笑っている&br;眼尻に紅が引いてある。&color(#A9A9A9){呪。取る事は赦されない};|
|''眉''|整っている|
|''鼻''|高め|
|''口''|大きく、唇が薄い|
|''口''|大きく、唇が薄い&br;鋭い牙が生えている|
|''肌の色''|青白い|
|''肩''|体格の良い女性という印象を受ける肩幅|
|''脚''|長く、程よく筋肉がついており、膝で締まっている|
|''視力''| L9.00, R8.00&br;(冥界での健康調査は受けておらず、これは自己申請の視力である。後天的な理由により鬼になった為、生粋の鬼に比べると視力が低い)|
|''利き手''|両利き|
|''イメージ CV''|白石涼子(影縫余弦)&br;これよりも、少し低いイメージです|


**外見 [#xc99ff29]

#ref(http://l-seed.jp/YY/img/3909.png,around,wrap,right)

 女性か男性か、どちらともつかない容姿をしている。

 顔立ちは中性的。顔のひとつひとつのパーツは整っているが,「可愛い」「綺麗」からは勿論ほど遠く,「美人」「格好いい」とも形容し難い。狐顔。「神様の顔つき」。

 和服を好み,普段着は基本的に甚平,又は狩衣にズボンという動きやすい服装が多い。「重苦しいうえに堅苦しいから」という理由で正装を苦手としている(周囲からは「ちゃんとした格好をしろ」とよく云われる)。最近では人間界現代の服を着ることも多い。

 『鬼』という種族は角が長ければ長いほど,太ければ太いほど,有する力が強いとされている。しかし,鬼月は元々は違う種族であり,後天的な『鬼化』により鬼になったため,力とは関係なく角が小さい。&br;&br;
&br;
&br;
&br;
&br;
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&br;
&br;
&br;
&br;
&br;

**呼称 [#laa6d919]

 冥界では「補佐官様」や「鬼月様」と呼ばれている。鬼月を嫌う人物からは,大抵「鬼」と云われている。

**口調 [#tc1ae761]

 老人のような喋り方をする。一人称は「あちき」「儂」など。二人称は「〜ちゃん」「〜くん」を付けたり,呼び捨てだったりあだ名だったりと安定しない。&br;
 老人のような喋り方をする。一人称は「あちき」「儂」など。主な二人称は「うぬ」「お嬢ちゃん」「ぼく(『そこのぼく』などの二人称に使われる)」など。複数人がいるなかで,特定の人物を呼ぶ時は,「〜ちゃん」「〜くん」を付けたり,呼び捨てだったりあだ名だったりと安定しない。&br;

 ゆっくりと落ち着いて話し,特に声を張り上げているわけではないが,不思議と通る声をしている。まるで脳内に直接話しかけられているような感覚だという。&br;

**振る舞い [#n76e632c]

 貴族令嬢であり,立ち居振る舞いには気品が漂う。芯はしっかりとしているが,同時にプライドが非常に高い。また,外見に似合わず気性は荒い方であり,短気であるが,メイヴィスはそのことを自覚している。これらの性格から,正義感が強い一方で独善的な面があり,自分が正しいと考えたことについては,相手の立場や状況を問わず臆することなく発言する。こういった面から怖がられ,距離を置いた対応を取られることも多い。
 誰に対しても砕けた態度で接する。言動からは胡散臭さが漂うが,この鬼が繰り出す言葉の数々には,聞いた者すべてが疑う事を忘れてしまうような力がある。

 礼儀は非常に厳格に身に着けており,必要な場面では礼儀正しいが,必ずしも普段から礼儀正しくしているわけではない。上から目線の発言が多く見られるために,横柄で冷たい人間だという印象を与えやすい。
 奇妙な存在感がある。確かにいるというのに,そこには誰もいないようにも見える。この鬼の前ではあらゆる行動も言葉も感情も存在も意味を成さない。

 &color(#008000){態度で与える印象などについて,詳しく記述します。};
 冥界統率本部,トップクラスと云われるに相応しい頭の回転と話術を備えている。 話術に関してはある種の催眠術レベルに達しており,ただの一言で相手の行動を縛り,操り,心の奥を開陳させてしまうほど。

 「何でも知っている。知らないことも知っている」と自称しており、本来彼女が知るなど有り得ないようなことも当然のように”知っている”。

**その他 [#d533e1a8]

 退魔神学園高等部の生徒会副会長を務めているため,高等部の生徒は見た目と名前程度なら誰でも知っている。

 &color(#008000){その他,さほど親密にならなくとも,会えばすぐに分かる内容はここに記述します。癖については,口癖は「口調」に,仕草な「振る舞い」に記述します。};

 &color(#008000){そのキャラクタにとって特別な内容の記載に大きなスペースをとる場合は,見出しを用意してください。「外見」「呼称」「口調」「振る舞い」「その他」のどの節に合うかを考えて,適切な場所に見出しを作成してください。見出しは,行の頭に「*」を3個連続で書くことで作ることができます。};

 &color(#008000){ここから先の情報は,すぐに分かるものではありません。黒文字で記述されていても,(有名であるという設定になっていない限り)親密でないキャラクタが知っていることではありません。};


*生徒情報 [#qcedeb67]

 &color(#008000){ここに記述する内容は,学園での学生としての情報です。したがって,これらの内容は「チューターは基本的に知っている」と考えて記載してください。};


**生徒情報基礎リスト [#z00d373c]

|CENTER:100|LEFT:620|c
|''学年''|高等部2年生&br;&color(#008000){学校の別も合わせて記載します。例えば,高等部2年生・初等部1年生・大学院修士2年生などです。この欄は,分かりやすさのために,入学していないキャラクタについても,通っている学校の学年を記述してください。};|
|''チューター''|[[九尾澪]]&br;&color(#008000){学園では,「クラス」という単位はありません。入学の段階で,1人の教員を「チューター」として決めます。生徒は,チューターとの相談の上で時間割を決めたりします。チューターはあらゆる意味で生徒の相談役ですが,クラス担任のように,ホームルームを行うわけではありません。1人の教員が,複数の生徒のチューターをしても問題ありません。};&br;&color(#008000){チューターは勝手に決めず,教員と話し合って決めましょう。教員のキャラクタページができていれば,リンクしてください。};|
|''委員会''|高等部生徒会(副会長)&br;&color(#008000){学園で委員会に所属している場合は,その委員会を記述します。所属していない場合は「(なし)」と記述してください。現在委員会制度は整備されておりませんので,空欄にしておいて構いません。};|
|''部活動''|(なし)&br;&color(#008000){学園で部活動に所属している場合は,その委員会を記述します。所属していない場合は「(なし)」と記述してください。部活動は,「高等部」などの頭語がついていれば,その年代の生徒のみで構成され,そうでない場合は広い年代の生徒がともに活動します。部活動の創設は自由です。ただし,他のキャラクタが似た部活動を作っているようなら,同じ部活動に参加するようにしてください。チャットで部活動を前面に押し出してイベントを行う予定は今のところありません。};|
|''成績''|高等部2年生学年総合1位(設定許可済)&br;&color(#008000){明確な順位を記載してしまうと,誰かとバッティングしてしまう可能性などがありますので,避けてください。大まかにどのような成績かを記述してください。ただし,学園の設定として許可されているキャラクタは例外です。その場合は,許可されていることを記述します。};|
|''得意な科目''|魔法理論・魔法実習・英語・数学・物理・化学・音楽&br;&color(#008000){科目は,現実のものに限りませんので,教員に相談してください。キャラクタの設定に合わせ,科目を新設することも可能です。いずれ,科目一覧などを用意する予定です。};|
|''苦手な科目''|古典・日本史・体育&br;&color(#008000){科目は,現実のものに限りませんので,教員に相談してください。キャラクタの設定に合わせ,科目を新設することも可能です。いずれ,科目一覧などを用意する予定です。};|
|''学年''|高等部3年生|
|''チューター''|未定|
|''委員会''|(なし)|
|''部活動''|(なし)|
|''成績''||
|''得意な科目''|特になし|
|''苦手な科目''|特になし|

**委員会活動 [#bf360c75]

 (生徒会制度の再構成が完了した後に記述します。)

 &color(#008000){委員会活動活動に関して,詳しく記述します。};

**部活動 [#k5c9f8cd]

 部活動には所属していない。

 &color(#008000){部活動に関して,詳しく記述します。};


**成績 [#j3dd2628]

 総合成績は,高等部2年生でトップである。各科目とも非常に好成績である。特に,魔法理論と数学の成績は教科別でも1位である。社会科系や国語科系が不得手であり,これは留学生であるために当然ともいえるが,それでも学年上位は維持している。
 (検討中)

 魔法実技の授業では,様々なことをそつなくこなすが,それぞれの威力や速度などが極めて優秀というわけではない。オールマイティにできるが,どれもそれなりという成績である。&color(#A9A9A9){本来は,かなりの多岐にわたって極めて高威力・高速で魔法を駆使することができるが,その魔力を周りに知られないよう,あえて抑えている。};

 退魔神学園の成績優秀者聴講制度を使って,大学で開講されている魔法系の先進的な授業を幾つか受講しているが,そこでも成績はよい。

 &color(#008000){成績に関して,詳しく記述します。};


*人格情報 [#t97d0014]

**人格情報基礎リスト [#l4254e31]

|CENTER:100|LEFT:620|c
|''通称''|''Mavis A.L. Baskerville''&br;&color(#008000){「通称」とは, チャットの「名前」欄に入れる名前のことをいいます。普通は本名と同じにします。省略形(ミドルネームを省略するなど)や,世を忍ぶ仮の名などを使っている場合は,そちらの名前を書きます。この欄には,愛称などを書くわけではありません。注意してください。苗字と名前・ミドルネームなどの区切りには,半角スペース或いは「・」を入れてください。};|
|''通称読み''|メイヴィス・エイ・エル・バスカヴィル&br;&color(#008000){アルファベットなどの名前の場合も,カタカナで読み仮名を振ってください。ひらがなやカタカナの名前の場合も,そのまま読みを記述してください。空欄にはしないでください。苗字と名前・ミドルネームなどの区切りには,半角スペース或いは「・」を入れてください。};|
|''本名''|Mavis Ashley Livermore Baskerville / Lady Mavis&br;&color(#008000){生まれ持った名前です。本名を隠している場合,本人が本名を知らない場合は,灰色にして記述します。苗字と名前・ミドルネームなどの区切りには,半角スペース或いは「・」を入れてください。};|
|''本名読み''|メイヴィス・アシュリー・リヴァーモア・バスカヴィル / レディ メイヴィス&br;&color(#008000){アルファベットなどの名前の場合も,カタカナで読み仮名を振ってください。ひらがなやカタカナの名前の場合も,そのまま読みを記述してください。空欄にはしないでください。苗字と名前・ミドルネームなどの区切りには,半角スペース或いは「・」を入れてください。};|
|''性別''|女性&br;&color(#008000){雌雄のある生き物を想定して欄が設けてありますが,性別がない生き物の場合は「なし」と記述してください。また,セックスやジェンダーが複雑な場合は,文章などで記述しても構いません。外見の性別ではなく,本来の性別を記述します。};|
|''実年齢''|16歳&br;&color(#008000){外見の年齢ではなく,本来の年齢を記述します。西暦を単位として,何年生きているかを書いてください。成長の仕方が人間と異なる生き物の場合,実年齢に合わせて「人間に換算するとNN歳」と記述してください。};|
|''生年月日''|西暦1995年12月8日&br;&color(#008000){年については,暦の名前も記述するようにしてください。一般的には西暦です。学園では,全てのキャラクタが学園を通して現代に現れていると解釈します。したがって,今の日付,実年齢,生年月日が明らかに合っていなくても構いません。};|
|''血液型''|B Rh+&br;&color(#008000){この項目は,人間を想定しています。他の種族のキャラクタで,血液型を判定する価値がない場合,「(なし)」と記述してください。};|
|''体質''|アルビノ((http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%8E))である。&br;&color(#008000){特徴的な体質があれば記述します。特にないようであれば「(なし)」と記述してください。};|
|''出身''|Keswick((http://www.visitcumbria.com/kes/keswick.htm)), Cumbria: England, United Kingdom (英国市民,GBR)&br;&color(#008000){ある程度曖昧でも構いませんが,あまり大雑把にはならないようにしてください。実在する住所とまったく同じものにすると,トラブルになる可能性があるので避けてください。創作の国家や惑星などを出身にしても構いません。};|
|''居住地''|岩崎荘西館302号室&br;&color(#008000){ある程度曖昧でも構いませんが,あまり大雑把にはならないようにしてください。実在する住所とまったく同じものにすると,トラブルになる可能性があるので避けてください。創作の国家や惑星などを出身にしても構いません。また,誰かと同居している場合,「〜と同じ」とするのではなく,きちんと地名を書いた上で,改行し,補足として「〜と同じ」と書くようにしてください。};|
|''技能''|魔法使い&br;&color(#008000){ここでの技能とは,学園のバトルに際してどのような技能を持つかということです。ファンタジーRPGでの職業に近いものだと思ってください。};|
|''職業''|高校生&color(#A9A9A9){・モデル};&br;モデルをしていることは,英国では有名だが,日本では特に話していない。&br;&color(#008000){ここでの職業とは,現実の職業です。学園に参加する多くのキャラは,中学生や高校生,或いは教諭であることになります。同時に複数の職業を持っている場合は,「・」で並列してください。};|
|''趣味''|勉強・読書・ピアノ&br;&color(#008000){複数ある場合は,「・」で並列してください。};|
|''好きなもの''|紅茶・ミルクレープ・静かな時間&br;&color(#008000){食べ物に限りません。当然食べ物を含んでも構いません。また,人物もこの欄に挙げます。複数ある場合は,「・」で並列してください。ない場合は「なし」で構いません。};|
|''嫌いなもの''|朝&color(#A9A9A9){・不平等・不条理};&br;&color(#008000){食べ物に限りません。当然食べ物を含んでも構いません。また,人物もこの欄に挙げます。複数ある場合は,「・」で並列してください。ない場合は「なし」で構いません。};|
|''得意なもの''|整理整頓&br;&color(#008000){好き嫌いとは無関係です。複数ある場合は,「・」で並列してください。ない場合は「なし」で構いません。};|
|''苦手なもの''|料理・虫&br;&color(#008000){好き嫌いとは無関係です。複数ある場合は,「・」で並列してください。ない場合は「なし」で構いません。};|
|''大切なもの''|&color(#A9A9A9){兄の形見であるクリスタルの髪留め};&br;&color(#008000){キャラクタが大切にしているものです。物質的なものでも,矜持でも構いません。また,人物もこの欄に挙げます。複数ある場合は,「・」で並列してください。ない場合は「なし」で構いません。};|
|''通称''|''鬼月''|
|''通称読み''|きつき|
|''本名''|―|
|''本名読み''|―|
|''性別''|?|
|''実年齢''|???&br;この鬼が,仮に1歳だとしても1億歳だとしても何も変わらない。意味が無い|
|''生年月日''|???&br;生まれた時代に月日という単位がなかったため|
|''血液型''|?型&br;(冥界での健康診断を毎回受けていない為)|
|''体質''|不老不死&br;&color(#A9A9A9){既に”死んだ”身である為,外見の年齢が一定で停止している};&br;&color(#A9A9A9){厳密には完全な不死ではなく,あくまで擬似的な不死である。『本体』が存在する。それが何処にあるのかは判らない};|
|''居住地''|大冥府帝国&br;この鬼自身の自宅は冥界でも最高層の高級住宅地に建つマンションの■■■室だが,基本的に仕事尽くしで自宅に帰る暇が無く特冥(後に記述)専用の書斎や会議室,又は同じく特冥専用の自室で生活している|
|''技能''|?|
|''職業''|冥官&br;閻魔大王第一秘書官。閻魔大王直属第一補佐官。大冥府帝国最高本部議長。帝国政府元老院議長。冥軍最高司令官...etc.&br;&color(#A9A9A9){特殊総令任務命令冥官第一番席};&br;|
|''趣味''|特になし|
|''好きなもの''|酒,宴などのお祭り騒ぎ,和菓子&br;&color(#A9A9A9){好きなものも嫌いなものも存在しない};|
|''嫌いなもの''|なし|
|''得意なもの''|仕事|
|''苦手なもの''|なし|
|''大切なもの''|なし|


**環境・地位・財産 [#p2b4edaa]

 家族構成は,父・母・本人・妹の4人。&color(#A9A9A9){兄は故人である。};退魔神学園には留学して来ているため,家族とは別居している。
 前述した通り,数々の役職名はどれもこれも最高地位のものばかりであり,その為鬼の有する地位や財産は帝国の中でも最高層である。閻魔大王の次に権力を持っているが,閻魔大王が自ら動くことはほぼ皆無に等しく,鬼が最高権力者と云っても過言ではない。

 英国イングランド貴族((http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E8%B2%B4%E6%97%8F)),ケズィック侯 (Marquess of Keswick) の長女で,いわゆる貴族令嬢。イギリスの貴族制度上,正確には平民であるが,儀礼的貴族として扱われる。

 父親の爵位((http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%88%B5%E4%BD%8D#.E5.90.84.E7.88.B5.E4.BD.8D))は,
ケズィック侯爵 (The Marquess of Keswick)
((http://www.visitcumbria.com/kes/keswick.htm))
((http://en.wikipedia.org/wiki/Keswick,_Cumbria))
((http://ja.forvo.com/word/keswick/#en))
・アズペイトリア伯爵 (Earl of Aspatria)
((http://www.visitcumbria.com/wc/aspatria.htm))
((http://en.wikipedia.org/wiki/Aspatria))
((http://www.pronouncenames.com/pronounce/aspatria))
・メリポート伯爵 (Earl of Maryport)
((http://www.visitcumbria.com/wc/maryport.htm))
((http://en.wikipedia.org/wiki/Maryport))
((http://ja.forvo.com/word/maryport/)) 
である((http://maps.google.co.jp/maps?q=54.602568,-3.13177))。叙爵は1660年前後。

 男性の兄弟がいないため,爵位の次の継承者は父方の従叔父(大叔父(祖父の弟)の息子)である。また,その従叔父の息子(再従兄)が許婚である。よって,将来的にはケズィック侯爵夫人 (Marchioness of Keswick) となる予定の人である。

 先述の通り貴族の家系である。故郷であるケズィックには広い城や庭園も所有しているが,それらは税金対策などのために観光用に開放しているほか,イベントに貸し出すなども行っている。生活しているのはその近隣にある屋敷である。屋敷には多くの使用人がいるほか,家族一人ひとりに専門の使用人が1人いる。メイヴィスの使用人は,つい近年結婚のため退職した。日本への留学後しばらくの後,日本で新しく日本人の使用人を雇っている。その使用人は,日本でも世話をしているほか,イギリスに帰る際にも同行している。

 イギリスの家族には時々電話をしたり,手紙を送っているほか,長期休暇には帰国している。

 &color(#008000){現在の家庭環境や地位・財産について詳しく記述します。例えば,家族構成や同居別居の別,既婚独身の別,家庭がうまくいっているかなどを記述してください。地位については,一般市民であるのか,他人から尊敬される存在であるのか,疎まれる存在であるのかなどを記述します。財産については,生活にどの程度余裕があるのかを記述します。具体的な生活は「生活」で詳しく記述しますので,ここでは収入支出に関することのみで構いません。};


**性格 [#abf93d4d]

 芯のかなりしっかりとした性格である。プライドも非常に高い。気性はやや荒く,また短気である。「のんびりする時間」と決めたときにのんびりすることは嫌いではないが,そうではないときにゆったりと行動することは嫌いである。メイヴィスは,このような自分の性格を自覚した上で,それで構わないと考えている。
 誰にでも優しく時に厳しく,「あちきが何とかしたる」と何かと頼り甲斐があるが,常にのらりくらりとしており掴み所がない。子供を甘やかしたがる。

 正義感が強い一方で独善的な面があり,自分が正しいと考えたことについては,相手の立場や状況を問わず,臆することなく発言する。また,科学を重視しており,疑似科学を主張するものは蔑視している。ただし,個人の心の問題として,宗教を信仰したり,古来の健康法を実践したりすることまでを否定してはいない。
 大の酒好きであり,宴などのお祭り騒ぎを好む。冥界で行われる大きな宴,催し(その種類は様々で,帝国住民全員参加可能の体育大会など,よく分からないものもある)は,半分は鬼が立案したもの(残り半分は閻魔大王)。

 &color(#A9A9A9){本質的には非常に同情的な優しい人物である。他人の苦労,或いは社会問題,地球の未来などを気にかけており,何かあれば相談に乗ったり協力したりしようとする。真面目に努力することを是としており,例え成果が芳しくなくとも,他人の努力を馬鹿にすることは決してなく,それを応援している。また,辛そうな様子の人物に対して傍観したり,突き放すことができず,全力で助けようとする。一方で,メイヴィスが「社会の敵」であると見做した人物に対しては徹底的に冷徹である。};
 &color(#A9A9A9){からっぽ。そこには何も無い。すべてが無意味。すべてが無価値。};

 &color(#A9A9A9){努力に対する対価の平等がモットーである。不平等な状況や不誠実な行為は心の底から憎んでおり,誠実に努力する人物へのサポートは惜しまない。いじめや所得格差・階級格差を問題視している。社会的弱者や少数者は社会で救済されなければならないと考えている。共産主義に対しては,理想であると考えながらも実現は不可能であると考えている。既得権益には否定的である。そのため,礼儀に関しては,全員が礼儀正しくすべきである状況下でのみ礼儀正しくし,そうでない場合に既得権益的な目上の人間に対して礼儀正しくするといった行動はあえて取らない。しかし,既得権益の最たるものであるところの,自分が貴族であることに対してはプライドを持つという自己矛盾がある。};

 &color(#A9A9A9){このような考えを持ち,それを実現するためにメディアなどで救済の重要性を訴え,自らも行動しているが,一方でそのような理想の世界を人類が成しえることは不可能であると諦観し,人類やあらゆる生物が,自分が生き延びようとしてしまうことに対して非常に強い不快感を持っている。よって,理想の世界を目指す代わりに,禁呪である [[Song of Farewell>#farewell]] を完成させ,世界を消し去り,無という究極の平等を導くことを悲願としている。};

 &color(#008000){性格について詳しく記述します。特に,何を大切に考えているのか(信条),どうありたいと思っているのか(願望)など,内面の大部分をここに記述してください。キャラクタが色々な場面の遭遇したときに,どのような振る舞いをするかが自然に想像されるよう,できる限り精緻に記述してください。};


**生活 [#nd57a221]

 基本的には退魔神学園の留学生として,高等部と一部の大学の授業を受け,勉学に励んでいる。 &color(#A9A9A9){日によっては,授業の後に後述するモデルの撮影に行くこともある。};
 毎日アホみたいに降りかかってくる仕事を片付けている。閻魔大王のスケジュール管理から本来大王がやる筈の仕事をやらされたり閻魔大王の代行で外交へ出たりとその時点で大冥府帝国のなかで恐らく誰よりも忙しいというのに,鬼は閻魔大王の直属の補佐官,更には元老院議長も務めており,こちらはこちらでそれはもう恐ろしいほどの仕事をこなさなければいけない。とはいえこの鬼は様々な役職のそのすべてで頂点に立てる程の実力者である。それは最早異常とでも云うべき優秀さであり,仕事をこなす速さ・正確さ,外交において必要な話術やその他諸々が逸脱した能力値なのである。文句こそ云うが,書類は納期前に提出し外交も完璧に済まし,つまりはどの仕事も何の問題なく淡々とこなしているのだ。

 色素の薄い外見から推察されるように,アルビノ((http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%8E))である。しかし,通常は紫外線を魔法によって低減しているため,外出にあたっての特別な配慮は必要ない。しかし,日差しや照り返しの強い場所に出かけるときには日焼け止めを塗っている。また,実家である屋敷の窓や,岩崎荘の自室の窓には紫外線カットフィルムを貼っている。普段かけている眼鏡には,羞明防止の機能が備わっている。

 学生寮である[[岩崎荘]]に住む。しかし,授業後も基本的には学園に遅くまで残って自習や魔法の訓練をしており,帰ってくるのは夜になってからである。&color(#A9A9A9){図書館にも入り浸り,普通の生徒は読まないような保管庫所蔵の古い本をよく読んでいる。};高等部生徒会室の一角にある大きな机を第2の自室のように扱っており,大量の本や紅茶セットが用意されている。&color(#A9A9A9){日によっては,深夜までそこで過ごし,そのまま眠って朝を迎えることもある。};
***特冥について [#c8c69fe2]

 生活リズムは若干夜型であるが,授業に寝坊するようなことはない。やや夜更かしをし,朝食を取って間に合う丁度の時間に起床する。&color(#A9A9A9){しかし,休日は遅くまで寝ていることもあり,授業がなければ起こしてもなかなか起きず,寝起きも悪い。};
 特殊総令任務命令冥官,通称『特冥(とくめい)』とは,閻魔大王からの直属の伝令をもとに仕事をする特別な官で形成されたグループである。基本的に表にその名前を出すことはなく,代わりに「補佐官」という名称を使っている。

 学校に来る際は,自習のためであっても制服を着用している。理由は「服装を考えるのが面倒だから」である。&color(#A9A9A9){しかし,モデルであることもあり私服はかなりの種類を持っていて,その時々で色々と着こなす。ある程度きちんとした服装をすることが多い。ズボンはあまり履かず,スカートを好んでいる。};
 特冥は閻魔大王から様々な権限を与えられており,事務処理などをやっている。経理とか総務とか人事とか。その他にも他界との外交や調査などもする。なので毎日クソほど仕事が降ってきて死ぬほど忙しい。多忙とかそういうレベルじゃない。やばい。

 イギリス人らしく,紅茶にはこだわりがある。授業が終わった後,自習を始める前に,生徒会室でゆっくりと紅茶を飲む時間を大切にしている。シッキム産の茶葉が気に入っており,イギリス人としては珍しく,ストレートティー(ブラックティー)で飲むのが好みである。お茶菓子にはスコーンとクリームが一番のお気に入りだが,留学してからはなかなか食べられないので残念がっている。自分で紅茶の淹れることも上手であり,機嫌のいいときには周りの人にも振舞う。
 その代わりに様々な権利を持ち,帝国にいる誰もが許されないようなことにも許可が下りている。特冥専用の書斎や、特冥しか入出を許可されない会議室などもある。

 また,音楽に造詣があり,ピアノの演奏も熟達である。&color(#A9A9A9){イギリスに住んでいた頃には,自室でピアノを弾きながら一人で歌うことが好きだった。歌声は非常に繊細かつ美麗であるが,兄の死後,歌うことはほとんどなくなった。};現在では,高等部の音楽室にあるピアノを時々弾きいている。好きなピアノ曲は [[Sonate, op. 27-2 Mondschein (Presto agitato):http://www.youtube.com/watch?v=zucBfXpCA6s]] で,自分でもよく弾いている。
 特冥の中でも序列があり、序列が上の官であるほど権力が大きい。鬼月はそのなかの最上である第一番席であり、閻魔大王の次に発言権を持つが、大王は基本的に動かないため冥界の統率を行っているのは実質彼女なのである。

 幼少の頃から使用人に家事を任せて育ったこともあり,家事の能力は低い。しかし,整理整頓だけは得意で,きわめて几帳面に片付ける。&color(#A9A9A9){散らかっている状態のままでは集中できず,用事に取り掛かることができない。};
 第二番席に空花、第三番席に小蘗がいる。

 &color(#A9A9A9){精神的にはやや不安定である。通常はやや冷静な落ち着いた性格であるが,調子によってはテンションが非常に高いことも,低いこともある。テンションの高いときは非常にフレンドリーで,よく話し,スキンシップも好む。一方,テンションの低いときは,椅子に座って虚空を見つめたままほとんど動かず,返事も生返事ばかりといった状態になる。このときは,兄の写真を見つめたり,兄の形見である髪留めを触ったりするだけで半日つぶしてしまうようなことも多い。};

 イギリスへの愛国心は強く,故郷とその自然を愛しているが,現在の日本での生活も気に入っている様子である。

 小さい頃に父親の交友関係からハワイのニイハウ島((http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%A4%E3%83%8F%E3%82%A6%E5%B3%B6))に行ったことがあり,これを期に南国リゾートも非常に好んでいる。
イギリスからは非常に時間がかかるにもかかわらず,機会があると家族と一緒に,或いは使用人と2人でを問わず,マウイ島((http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%A4%E5%B3%B6))にある別荘での休暇を過ごしている。
また,帰国前にはオアフ島((http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A2%E3%83%95%E5%B3%B6))でショッピングなどを楽しむのが通例である。本来は,紫外線の強い地方への旅行は避けるべきであるが,自分の好みを優先しているようである。

 &color(#008000){普段,どのような生活をしているのかについて詳しく記述します。通常の生活のほか,長期休みにはどうするのかなど,キャラクタが生き生きと思い描かれるよう,できる限り精緻に記述してください。};


***モデル &color(#008000){この項目はこのキャラクタにオリジナルなものです。}; [#t00a29e3]

 モデルとしては,イギリスでは比較的有名であるが,日本での知名度はあまりない。

 退魔神学園への留学前から,イギリスのファッション誌でモデル業を行っている。モデルとしては低身長ながら,特徴的な髪や瞳の色が注目され,貴族モデルとして人気が高い。現在でも,日本で撮影した写真がイギリスの雑誌に掲載されている。また,自らのモデルの収入の大部分をつぎ込み,慈善事業を行っていることで知られている。貴族が慈善事業を行うことは一般的であるが,この年齢で,貴族本人ではない令嬢が行うことはさほどよくあることではない。また,メディアに露出する際には,ボランティア活動の推進や社会的弱者の救済を強く訴えている。

 モデル業を始めた経緯は,彼女の気性の荒さを心配した父親が,こういった仕事をすれば多少なりとも改善するのではないかと考えたからであるが,父親の思惑通りにはならなかった。テレビなどへの露出は多くないものの,多少出演したことがあり,その際の外見と性格のギャップは驚かれた。

 &color(#A9A9A9){メイヴィスは,モデルの仕事自体に拘りはないが,多くの人間に自分の意見を表明することのできる立場を保持するため,この仕事を続けている。};

 貴族令嬢であるにもかかわらず,イギリス国内の名門に進まず海外へ留学したことついては,様々な憶測が流れた。しかし,現在のところ,「本人が退魔神学園への留学を望んだ」というコメントしか発表されていない。そのため,様々な理由が噂されている。


**人間関係 [#d954d8a3]

 [[岩崎ルナ]]とは仲がよく,頻繁に部屋に侵入されている。その都度怒っているが,基本的には許している。この関係性のために,岩崎荘に住むようになった。
 友人や知り合いも,鬼と同じく帝国の上層部にいる者が多い。中でも同じ特冥である空花と小蘗とはとりわけ親しく,この三人でいることが殆どである。

 日本人の使用人とは,使用人としてだけではなく友人としても非常に親密である。
小蘗「何で私達こんな忙しいんですか? おかしくないですか?」&br;
空花「まこと!」&br;
鬼月「うぬら,それ大王に直接云うてみぃや。そしたら何ぞ変わるんとちゃうんか、えぇ?」&br;
「「ぜったいやだ」」&br;
鬼月「せやろ……あちきやっていややわ……せやからもうあちきらには黙々と襲い掛かる仕事を片すしか道はあらへんねん」&br;
小蘗「手を動かせと」&br;
空花「やんぬるかな」&br;
&br;
&br;
 &color(#A9A9A9){桜來夜魅が知る創作人物に、全てと一度は必ず接触しており、何らかの「恩」や「借り」をつくっている。};

 一方で,その他の交友関係はさほど広いわけではない。

 &color(#008000){学園内のキャラクタ,或いはその他のキャラクタとに人間関係について詳しく記述します。};


**生い立ち [#k8eb1a5d]

 &color(#A9A9A9){侯爵を継ぐ家の娘として生まれる(誕生当時は,ケズィック侯爵は祖父であった)。誕生当時は,魔法の能力は発現していなかった。};
 &color(#A9A9A9){いくつもの世界がある。};

 &color(#A9A9A9){アルビノとして生まれたため,両親はなるべく日焼けさせないよう,外出を厳しく制限した(実際は,日焼けに十分注意すれば日中の外出も問題ないのであり,この行動は過剰であったといえる)。そのため,同年齢の友人などは作れず,いつも兄に遊び相手になってもらっていた。兄もこの境遇を理解し,一緒にテレビゲームなどで遊ぶなど優しく接した。ゲームをするにあたってだんだんと負けず嫌いになり,貴族令嬢らしからぬはっきりとした性格になってゆく。};
 &color(#A9A9A9){或は並行世界。或は別次元。『世界』というのは,彼らが存在している『世界』だけではない。地球,人間界,魔界,冥界,天界,地界,妖界,異界───そういった”世界”ではなく,もっと莫大な規模の,曖昧で,漠然とした意味の,概念のような意味での『世界』。その『世界』は彼らの与り知らぬところに存在しているのだ。例えばα世界とβ世界があるとして,このふたつがまったく同じ歴史を辿ることも有り得,反対にまったく違う歴史を辿ることもあり得るのだ。互いの『世界』は当然,干渉も観測も不可能である。};

 &color(#A9A9A9){成長に従い,両親のアルビノに対する知識が増えたことと,荒い性格を心配したことから,自由に外出できるようになる。しかしその頃にはすっかりインドアになっており,自室で本を読んだりゲームをしたりして過ごす生活が染み付いていた。ただし,ケズィックの自然は愛しており,週に一度は湖のほとりを散策したりして過ごした。友人も積極的には作らず,兄にくっついていることが多かった。両親の言うことは聞かなくとも,兄の言うことは聞くという有様であった。両親はメイヴィスの性格を心配し,モデルの仕事をさせることにした。兄は将来のことを考えよく教育したため,気性の荒さはやや抑えられ,明るく快活な少女に育っていった。また,妹の面倒をよく見るようになった。};
 &color(#A9A9A9){そういう『世界』。それが数多と存在している。誰も知らない。知る筈もない。知っていては可笑しいのだ。それが”世界”が構築される際に決められた理であり,これは覆ることも,誰かの手によって覆らされることもない。許されない。};

 &color(#A9A9A9){12歳になり社交界にデビューすると,その容姿からたちまち人気となり,縁組の話も幾度も持ち上がった。しかし,結局,アルビノであるという遺伝的要因と,メイヴィス自身の態度などを考え,両親は再従兄を許婚とすることに決めた。メイヴィスが再従兄と親密になったのは,そこに兄から受けたような親愛の情を感じたからである。2人の仲は順調に進展した。};
 &color(#A9A9A9){幾億もの『世界』は,始まり,終わり,消滅し,そしてまた別の『世界』が構築される───それを繰り返している。};

 &color(#A9A9A9){13歳になると,兄が急病で死亡する。メイヴィスの落胆は並々なるものではなく,それまでの快活さは失われ,塞ぎ込む日々が続いていた。この頃から,メイヴィスは何故素晴らしい人間であった兄が早世しなければならなかったのかという世界の無情を嘆くようになった。そんな中,家族や許婚である再従兄の献身的な助力によって少しずつ立ち直っていった。この頃から,モデルとしての収入を慈善事業に投じるようになり,世界の格差是正や弱者の救済のために生きようと決意する。};
 &color(#A9A9A9){その始点。};

 &color(#A9A9A9){しかし,14歳で,更なる転機が訪れる。再従兄の家へ訪れていたメイヴィスは,偶然毒物を発見する。この毒物は,兄が死亡したときの症状を引き起こすものであり,兄が死亡する前日には再従兄一家がメイヴィスの屋敷を訪れていたため,メイヴィスは兄がこの家の何者かに殺害されたのではないかという疑いを持った。殊に,兄が死んだことによって,ケズィック侯爵の爵位は従叔父,再従兄と継がれることになったのである。このことは,メイヴィスに強烈な人間不信を植え付けることになった。再びメイヴィスは快活さを失い,さらに人間の醜い本性がある限り,世界の格差是正や弱者の救済などは不可能で,全人類がいなくなることこそが格差是正や弱者の救済の唯一の方法であると考えるようになる。};
 &color(#A9A9A9){いくら数えることすら意味を成さないほど繰り返されている『世界』の構築と消滅といえど,始点はあったのだ。};

 &color(#A9A9A9){この頃,メイヴィスは[[突如強い魔力を持つようになり>#given]],その魔力を用いて世界を滅ぼすことを考えるようになる。その中で,退魔神学園大学教授の[[薬袋千紗]]が魔法の反復による増強を研究していることを知り,これを用いて世界を消滅させられるのではないかと考え,退魔神学園への留学を決めた。};
 &color(#A9A9A9){───はじまりが。};
&br;
&br;
&br;
&br;
 はじまりのおわり。
&br;
&br;
&br;

 &color(#008000){キャラクタの生い立ちついて詳しく記述します。キャラクタの現在の性格や生活は,そのキャラクタの過去によって形成されてゆくものです。イメージを膨らませて,豊かに記述してください。};

 &color(#008000){そのキャラクタにとって特別な内容の記載に大きなスペースをとる場合は,見出しを用意してください。「家庭環境」「地位財産」「性格」「生活」「生い立ち」のどの節に合うかを考えて,適切な場所に見出しを作成してください。見出しは,行の頭に「*」を3個連続で書くことで作ることができます。ここには,見本としていくつかの見出しが作成されています。};


*戦闘情報 [#ye7e5679]

**&color(#000080){絶対的能力表}; [#aa99f78e]

 &color(#000080){能力表は,学園でのバトルシステムを作成した後にそれに対応できるよう一新される可能性が高いと思われます。しかし,そのときの再設定のための資料として,過去の能力表は有用であるため,現在のところそのまま掲載しています。したがって,既に能力表の設定が済んでいるキャラクタについて,キャラクタテンプレートを新しいヴァージョンに更新する場合,能力表は削除せずそのまま記載しておいてください。しかし,新しくキャラクタの記事を作成する場合,今のところ能力表を用意する必要はありません。};

//表組みは慣れるまで難しいので,編集ミスには気をつけてください。
//表示が乱れたときは,恐らく「|」が消えてしまっているので,1列に「|」が6本になるように,修正してください。
//
|CENTER:140|CENTER:140|CENTER:140|CENTER:140|CENTER:140|c
|''通称''|>|>|>|''<人格情報欄の「通称」と同じもの>''|
|''通称''|>|>|>|''鬼月''|
|>|>|>|>|''絶対的能力表'' ([[ねこトトラにおけるメソッド>http://totora.jpn.org/archives/2005/11/rpg16.html]]を引用)|
| |>|攻撃系|>|防御系|
|''体格''|筋力|体力|耐久|生命|
|~|07|07|07|10|
|~|00|00|00|00|
|''機敏性''|器用|敏捷|反応|視力|
|~|13|09|09|10|
|~|00|00|00|00|
|''知性''|知識|知恵|集中|精神|
|~|16|14|15|04|
|~|00|00|00|00|
|''可能性''|魔力|資質|魅力|幸運|
|~|35|30|17|05|
|~|00|00|00|00|


 &color(#A9A9A9){0も100も存在しない。};

 絶対的能力表の意味は,[[ねこトトラメソッドによる絶対的能力表]]を参照すること。


**&color(#000080){学園戦闘基礎能力表}; [#l318e43c]

 &color(#000080){能力表は,学園でのバトルシステムを作成した後にそれに対応できるよう一新される可能性が高いと思われます。しかし,そのときの再設定のための資料として,過去の能力表は有用であるため,現在のところそのまま掲載しています。したがって,既に能力表の設定が済んでいるキャラクタについて,キャラクタテンプレートを新しいヴァージョンに更新する場合,能力表は削除せずそのまま記載しておいてください。しかし,新しくキャラクタの記事を作成する場合,今のところ能力表を用意する必要はありません。};

//表組みは慣れるまで難しいので,編集ミスには気をつけてください。
//表示が乱れたときは,恐らく「|」が消えてしまっているので,1列に「|」が6本になるように,修正してください。
//
|CENTER:140|CENTER:140|CENTER:140|CENTER:140|CENTER:140|c
|''通称''|>|>|>|''<人格情報欄の「通称」と同じもの>''|
|''通称''|>|>|>|''鬼月''|
|>|>|>|>|各項目最大5,合計最大15(特別に許可されたキャラクタは17)|
|体力&br;(スタミナ)|技術力/魔力&br;(器としての総合力)|攻撃力&br;(主たる攻撃手法による)|防御力&br;(被撃時の耐久力)|敏捷性&br;(攻撃・回避共用)|
|2|5|5|1|4|
|0|0|0|0|0|


**資質 [#g0078c8b]

 体格が小柄で,運動もあまりしないことから,身体能力は劣り,打たれ弱い。しかし,順調に戦闘しているにあたって不利益になるほどではない。力も弱く,足も遅いが,移動と反応に関しては,戦闘中には魔法を利用することで補っている。
 &color(#A9A9A9){何も無い。その性質は空虚。その配色は透明。};

 &aname(given);&color(#A9A9A9){極端に魔法に向いた資質である。この資質は,複数の要因が重複して備わった。ある種の生まれ変わりとしてのメイヴィスの前世はハンターであり,森などから集落に顔を出す生き物などを追い払っていた。そこであるとき,モンスターを深く追っていったハンターは,妖魔の長である[[九尾澪]]と出会った。九尾澪を始末すればモンスターがいなくなると考えたハンターは討伐を試みるが,尻尾に軽傷を負わせることしかできなかった。しかし,軽傷を負わせられるだけでも人間としては相当の手練であると考えた九尾澪は,自らの尻尾の毛をハンター与えた。このことから,ハンターは999の強い力で保護されるようになり,メイヴィスになってもその保護は続いている。一方,メイヴィスは兄の死に関して強烈な人間不信と世界を滅ぼす願望を持ったが,この意思が888の邪神に見つけられ,888の強大な魔力がメイヴィスに注ぎ込まれた。通常,邪神に見つけられた人間は,操られ滅びていくのが常であるが,メイヴィスは999の保護によって操られることなく,自らの意思を保ったまま,強大な魔力のみを備えることになった。これは邪神にとっては想定外の事態でしかないが,メイヴィスが自身の意思で世界を混沌に導く可能性は十分高いと考え,放置している。};
 &color(#A9A9A9){無と有を掌る。表と裏。白と黒。生と死。始と終。};

 &color(#A9A9A9){自ら数多くの古い魔法書を読み漁ったり,大学の授業を聴講したり,独自に研究を重ねることによって,魔法に関する知識は非常に広い。また,};論理的な思考力が高く種々の魔法を駆使した試合運びも上手である。
 &color(#A9A9A9){強くも弱くも無い。強いとも云えるし弱いとも云える。そもそも此の鬼には基準すら存在し得ない。ゆえに,強さも弱さも意味が無い。ちからというそのものが,鬼にとっては無意味なのだ。此の鬼の前では,いかなるちからも無価値と成る。 };&br;

 &color(#008000){キャラクタの生まれ持った戦闘的資質を記述します。体格や器用さ,魔力など,キャラクタに特徴的な内容を詳しく記述してください。};


**能力 [#hce940fb]

 常時用いることのできる特別な能力は持たない。

 &color(#008000){キャラクタの持つ戦闘向けの能力を詳しく記述します。};


***マインドアサシン &color(#008000){この項目はこのキャラクタにオリジナルなものです。}; [#l5b0fa4e]
 
 &color(#A9A9A9){メイヴィスの精神が極めて不安定なとき,不随意的にマインドアサシンモードと言われる自律困難な状態に陥ることがある。};

 &color(#A9A9A9){マインドアサシンモードになると,髪の右前と左後ろの一部が生え際から先まで赤く染まり,右の瞳は赤色,左の瞳はハイライトのない漆黒に変化する。この漆黒の瞳は,目が合った相手に対し深層心理にある罪悪感を増幅させ,世界と自分自身に絶望させることによって,自殺を迫らせる作用を持つ。そこまで強力に作用しなかったとしても,動揺させ,その後の人生を破壊する程度の心理変化を引き起こす。この作用が起きることは不随意である。};

 &color(#A9A9A9){通常かけている眼鏡は,この瞳の色の変化を隠すとともに,瞳の能力を遮断する。戦闘中などでなければ,そのまましばらくすれば落ち着き,通常に戻る。};

 &color(#A9A9A9){マインドアサシンモードで戦闘をする場合は,普段の眼鏡を外し,左目に青みががったレンズのモノクルを掛ける。このモノクルは,瞳の能力を遮断したり,或いは視野を制御することで,味方にまで影響を及ぼさずに相手を捉えるために使われる。};

 &color(#A9A9A9){さらに,888術式の強大な魔法を操るのは,マインドアサシンモード時の異常な精神状態でなければ困難である。また倫理観も欠如するため,普段は自制し用いない666術式の禁呪なども平然と使用するようになる。};


**戦闘スタイル [#w61f56cc]

 &color(#A9A9A9){戦闘の様子は,本気を出しているか出していないかによって大きく異なる。学園の授業や知人との腕試しなどでは,ある程度の力は出すものの本気を出すことはまずない。その理由は,自分の魔力を知られることによって警戒されることを防ぐためである。};
 任務(命令)の場合,相手から挑まれた場合以外で戦う場面は殆ど無い。曰く「だるい」。

 基本的にはオールマイティーに魔法を習得しているが,全体としては大きく強い魔法が多く,小回りが利きにくいのが欠点である。相手との距離をとりながら,範囲が広く強大な魔法を何度も打ち込んでいくのが基本的な戦略である。距離を詰められると打つ手が少なく,一度遠くまで逃げてしまうことが多い。チームを組む場合は後衛を担当し,前衛に守られながら強大な魔法を唱える。&color(#A9A9A9){本当は小回りの利く魔法も多数習得しており,単独で戦っても隙は少ない。本当の欠点があるとすれば,肉体的スタミナが足りないことである。};
*鬼月夜來という『何か』について [#acb32386]

 &color(#008000){キャラクタの戦い方を詳しく記述します。特に,長所や短所も挙げてください。};
 &color(#A9A9A9){不在の存在。存在してはいけない存在。本来無いはずの、有り得ない存在。 };&br;
&color(#A9A9A9){何でも知っている。知らないことも知っている。この鬼が知っていることがすべて。鬼がすべて。鬼はすべてを分っているが鬼のすべてが分らない。鬼が知り得る知識がすべて。};&br;
&color(#A9A9A9){鬼月夜來は鬼月夜來であり,それ以上でもそれ以下でもそれ異常でもない。それ以外に云い様が無い。すべてにおいて例外。例外という言葉すらも当て嵌まらない。言葉や枠組みで語ることが出来ない。};&br;
&color(#A9A9A9){いつの日か,すべての物語が終わり,エンドロールも流れ「end」という文字も出て来た後,真っ白になった画面の,その中心に置かれたひとつの椅子に彼女は座る。そうして『今回の物語も面白かった。』と云い,拍手をして,笑うのだ。そういう存在。そういう何か。};&br;
&br;
&color(#A9A9A9){からっぽ。};

 &color(#008000){次の項目は,そのキャラクタの戦う手段について詳しく記述します。このキャラクタの場合は,魔法のみを用いることから「魔法」の項目のみを設置します。その他,キャラクタに応じて「体術」「武器」「召還術」などが考えられます。また,複数の手段を用いて戦う場合は,複数の項目を設置します。今までに例のない項目を設置したい場合は,教員に相談してください。};


**魔法 [#x1a3c826]

 &color(#A9A9A9){魔力は非常に高く,魔力の器としては稀代である。また,魔法についての理解力も高いため,使いこなす能力にも長けている。しかし,普段は魔力を抑えており,本当の実力は隠し続けている。};

 &color(#A9A9A9){操ることのできる術式は[[666術式]],[[777術式]],[[888術式]]の3種と極めて幅広い。そのうち,一般的な魔法や,戦闘用の攻撃魔法は666術式の魔法を,治癒魔法は777術式の魔法を用いることが多い。888系統の魔法のほとんどは随意で使うことはできず,マインドアサシンモードの場合に使用する。};

 得意な分野は風属性と氷属性で,苦手な分野は水属性である。治癒魔法も得意ではないが用いることができる。


**パートナー [#m92982da]

 (未定)

 &color(#008000){キャラクタが戦闘中にパートナーとする生き物などがいれば詳しく記述します。};


 &color(#008000){そのキャラクタにとって特別な内容の記載に大きなスペースをとる場合は,見出しを用意してください。適切な場所に見出しを作成してください。見出しは,行の頭に「*」を3個連続で書くことで作ることができます。ここには,見本としていくつかの見出しが作成されています。};


*自由記述領域 [#acb32386]

 &color(#008000){ここには,今までの内容にとらわれない,各自で工夫した記事を自由に記述します。何も記述しなくても構いません。また,メタフィクショナルな要素を含んでいても構いません。};

 &color(#008000){自由記述領域の各記事の内容は,「*」を2個連続で書くことで作ることができる見出しをタイトルとしてください。「自由記述領域」という見出しを省略してはいけません。};


*更新履歴 [#y2ca32eb]

-2015/03/06 色々とどうしようもないので、私に何を云われても困ります。私がどうこうできる問題じゃありません。私は彼らに干渉し得ませんし私は彼らを知っていますが何も知りません。私と彼らはまったくの無関係です。無関係というほど関係も無いです。ほんとうに。(桜來夜魅)
-2015/02/13 すべて書き直し。まだ途中。(桜來夜魅)
-2015/01/07 色々追記。(桜來夜魅)
-2014/04/12 修正したり追記したり色々。(桜來夜魅)
-2014/01/14 イメージCVについて記入。(桜來夜魅)
-2014.01.09 イメージソングを記入。(桜來夜魅)
-2013.06.16 「性別について」の項目を作成・記述。(桜來夜魅)
-2013.06.08 戦闘情報に大幅に追記。(桜來夜魅)
-2011.06.24 ページを作成
-2011.06.24 ページを作成(桜來夜魅)


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