第6話 ひとりぼっちのピチュー 後編

中編の続き


ポケモンセンター

ふらわっち「急患です!!お願いします」

ジョーイ「「先程話していたピチューじゃない…わかったわ急いで手当てするわね」

ふらわっち「お願いします」

しばらくしてたけお、ラブリっちも戻ってくる

ラブリっち「ピチューは?」

ふらわっち「大丈夫今手当てを受けてるわ」

たけお「そうか良かった」


それから数時間後ピチューは元気を取り戻した


ジョーイ「お待ちどうさまピチューは元気になりましたよ」

ピチュー「ピチュー!!」

たけお「お、元気になったな良かった!」

ピチュー「ピチュ!ピチュ!!」

ピチューはたけおの肩にのりほっぺをすりすりする

たけお「やめろよくすぐったい」

ラブリっち「きっとたけおに感謝しているのね」

ふらわっち「きっとそうかも」

たけお「さて雨もやんだことだしそろそろ出発するか」

二人「うん」


ポケモンセンターを出るとそこにライチュウを連れたトレーナーがやってくる

ピチュー「ピチュー!!」

?「ん?お前まだいたのか」

ピチューを見てにらみつける

ふらわっち「あなたがこの子のトレーナーね」

?「は?知らないな」

ラブリっち「でもこの子はあなたをずっと待っていたのよ!」

?「知らないっていってるだろ!」

ピチューはそのトレーナーに近づいていく

ピチュー「ピチュー!!」

?「近寄るなって…言ってるだろ!!ライチュウ」

ライチュウ「…ライ!」

ライチュウはピチューを長いしっぽを使って振り飛ばす

ふらわっち「え…!?」

たけお「ピチュー!!」

たけおはピチューを受け止める

たけお「大丈夫か?」

ピチュー「ピチュ…」

ふらわっち「何て事をするの!!」

ラブリっち「やっぱりあなただったのね。ずっとこの子を待たせていたのは」

?「そうだよ俺がこいつを捨てたことに気づかずにこいつは俺が戻ってくると思いながらずっと待たせていたんだよ」

ふらわっち「え…」

ラブリっち「捨てた?」

?「そうだよ。こいつはもう必要ないんだよ!!!」

ピチュー「ぴ…ピチュ…ピチュー!!!!」

ピチューは泣き出してしまった

ふらわっち「そんな…どうしてそんなことをしたの!!トレーナーとしての責任ってものはないの!!!」

?「そんなことしったことか」

ラブリっち「ひどい…酷過ぎるよ…ポケモンを平気で捨てるなんて」

たけお「……ふらわっち…ピチューを頼む」

ふらわっち「え!?…う…うん」

ふらわっちにピチューをあずけたけおはそのトレーナーに近寄る

たけお「お前名前は?」

ライト「ライトだ」

たけお「ライトピチューに謝れ」

ライト「は?誰が謝るか」

たけお「そうか…謝る気がないなら俺とポケモン勝負をしろ。お前のその腐った根性を叩き潰してやる」

ライト「いいぜ…もし俺が勝ったらこいつには謝らねぇからな」

たけお「いいだろう勝ったらしっかり謝ってもらうからな」

たけおたちは広い場所へと向かう

たけお「この辺りが良さそうだな。勝負は1対1でどうだ」

ライト「いいぜ」

ふらわっち「たけお頑張って!!」

ラブリっち「絶対勝ってね」

たけお「任せておけ」

ライト「ゆけっ!ライチュウ」

ライチュウ「ライ!」

たけお「さてと!よろしく!サイドン!!」

サイドン「サイ!!」

ふらわっち「えぇ!?いつの間にそんなポケモンを」

ラブリっち「ランチの時にはいなかったよね…」

たけお「すまんそうだったなこいつはまだ紹介していなかったな俺の頼りに
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