前編の続き
それから数日が経ちたけおの手術が5日後に決まった
病室にて
ピアニっち、ふらわっち「たけお!お見舞いに来たよ」
たけお「あぁ…ピアニっちにふらわっちか」
ふらわっち「このお花茶華道部のみんなから元気になってって。飾っておくね」
たけお「ありがとうふらわっち」
ふらわっちは近くの花瓶に花を飾る
ピアニっち「私はこの果物!良かったら食べてね」
果物が入ったバケットを近くのテーブルに置く
たけお「ピアニっちもありがとう」
ふらわっち「たけお苦しくない?」
たけお「あぁ…まだちょっとな…だけどいくらかはマシになったかな」
ピアニっち「だけど無理しないでね」
たけお「あぁ…そういえばけいすけはどうしてる?」
ピアニっち「最近一人で考え事をしていることが多いかな」
ふらわっち「授業中も何か考え込んでいた感じだったかも」
たけお「そうか…あいつも大分似てきたなふらわっちに」
ふらわっち「わ…私に!?…そんなことないでしょ」
たけお「一人で考え込むのよくふらわっちもするだろ?だから似てるって言ったんだ」
ピアニっち「言われてみれば…」
ふらわっち「確かに私も一人で考え込むことが多いけど……」
たけお「だから心配になるんだよ…あいつが」
ふらわっち「じゃあ私を心配しているのって」
たけお「けいすけと同じ理由」
ふらわっち「見抜かれちゃってたんだ…フフッ」
ピアニっち「たけおには何でもお見通しってことなのね。ちょっと面白い」
たけお「ちょっとってなんだよ!…ハハハ」
3人「アハハ」
それぞれ笑いあった
たけお「ゴホッ…ゴホッ…」
ふらわっち「大丈夫?」
たけお「ちょっとはしゃぎすぎたかな…悪いな」
ピアニっち「ううん。気にしないで…じゃあまたお見舞いに来るからね」
ふらわっち「たけお…これ持ってて」
ふらわっちはたけおに小さな写真集を渡す
たけお「これは…」
ふらわっち「お守りだよ!また来るね」
二人は病室を後にする
たけお「お守りか…」
その写真集を見るとたけおたちが初めてたまごっち星に来た時の写真やみんなが集まっている写真、一人一人の写真などたくさんの写真が載っていた
たけお「懐かしいな……本当に……みんなに会えて……良かった……」
たけおは涙を流しながらその写真集を目に通していった
それから3日後突然たけおの容態が悪化してしまいけいすけの電話に連絡が入る
けいすけ「はい!…わかりました」
ふらわっち「どうしたの?もしかして…」
けいすけ「たけおの容態が…悪化したそうだ…」
ラブリっち「え!?」
ふらわっち「嘘…だよね」
けいすけ「嘘じゃない…本当は2日後に手術をするつもりだったが今から緊急手術を始めるそうだ」
ふらわっち「…行こう!病院へ」
まめっち「たけおさんをみんなで見守りましょう!」
ラブリっち「うん」
ピアニっち「私も行く」
けいすけ「よし!行こう」
けいすけ達は病院へと向かう
病院にて
けいすけ「たけおは?」
医者「今手術室に入ったところだよ。君たちは立会室で見ているといい」
けいすけ「…わかりました。彼のことお願いします」
けいすけ達は立会室で手術の様子を見届けた
ふらわっち「手術成功しますように…」
ラブリっち「上手くいけばいいんだけど…」
みんなは不安を滾りよせていた
けいすけ「たけお……」
けいすけはたけおを見つめていた
けいすけ「(みんながお前が元気なって戻ってくるのを待っている!だから絶対
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