前編の続き
まめっち「ふらわっち!」
まめっちがふらわっちの元へ走ってくる
まめっち「ふらわっち一体どうしたんですか?」
ふらわっち「お兄ちゃんが…お兄ちゃんが…」
まめっち「きざっちがどうしたんですか?」
ふらわっち「お兄ちゃんが…もう…私のお兄ちゃんじゃないって……」
まめっち「え…どうしてふらわっちにそんなことを…」
ふらわっち「私に聞かれてもわからないよ!!!」
ふらわっちは一人で学生寮へと走り出してしまう
まめっち「ふらわっち…」
たけお「いっぱい買ったな」
ピアニっち「うん。付き合ってくれてありがとうたけお」
たけお「いやいいんだ…あれ?」
するとふらわっちが走ってくるところを目撃する
たけお「ふらわっち…一体どうしたんだ?」
ピアニっち「なんかふらわっち…寂しそうに見える」
たけお「え!?…一体何があったんだ」
まめっち「あ、たけおさん、ピアニっち」
するとまめっちが走ってくる
ピアニっち「まめっちどうしたの?そんなに急いで」
まめっち「ふらわっち来ませんでしたか?」
たけお「あぁさっき通っていったぞ。いったい何があったんだ」
まめっち「それなんですが」
事情を話す
ピアニっち「え!?…ふらわっちのお兄さんがふらわっちのことをお兄さんじゃないって?」
まめっち「はい…」
たけお「どうしてあんなことを…いつも優しいきざっちがどうしていきなりそんなことを…きざっちはふらわっちを見捨てることなんか絶対にないのに」
まめっち「わかりません。とにかくふらわっちの後を追わないと」
ピアニっち「ねぇふらわっちのことは私に任せてくれないかな」
まめっち「は、はい…大丈夫ですけど」
たけお「大丈夫か?」
ピアニっち「うん。だって私サッカー部でマネージャーもやっていたからこう見えても」
たけお「すまないよろしく頼むよ」
学生寮へと走っていった
508号室
ピアニっち「お邪魔します」
すると部屋の奥から泣き声が聞こえてくる
ピアニっち「ふらわっちそこにいるの?」
ふらわっち「…ピアニっち?」
ピアニっち「まめっちから聞いたよ。ねぇいったい何があったの?」
ふらわっち「実は…」
事情を話す
ピアニっち「そんなことがあったのね…」
ふらわっち「いつも優しいお兄ちゃんなのに…怒鳴りながら「もうお兄ちゃんじゃない」って言われて…私…私…どうしたらいいの?」
ピアニっち「大丈夫よ…きっと何か理由があるのよ…」
ふらわっち「理由って?」
ピアニっち「ふらわっちのそばを離れないといけない理由か何か」
ふらわっち「嘘よ!!!」
ピアニっち「!?」
ふらわっち「理由があるなら私や家族に連絡が来るはずなのに連絡なんか来なかった…理由なんて何もないのよ!!」
ピアニっち「ふらわっち…」
ふらわっち「私は…お兄ちゃんに……見捨てられたのよ…」
ピアニっち「…」
その様子をまめっちとたけおは見ていた
まめっち「相当落ち込んでいますね…」
たけお「ふらわっち…」
たけおはふらわっちの元へと向かっていった
ピアニっち「たけお」
ふらわっち「たけお…」
たけお「ふらわっちそんなに落ち込むな。きざっちはきっと何か事情であんなことを言ったんだと思うぞ」
ふらわっち「そんなことない!!たけおまで何かの理由にするつもりなの?」
たけお「それは…」
ふらわっち「たけおはお兄ちゃんのことなんか何もわかっていないくせに!!」
たけお「俺はただふらわっちを心配して…」
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