パート3の続き
休憩が終了しいよいよ決勝戦が始まろうとしていた
しかいっち「それでは決勝戦を始めたいと思います!両校の代表選手前へ」
くちぱっち「いくだっち」
ふらわっち「うん」
ディルク「いくか…」
エドガー「あぁ」
しかいっち「決勝戦の課題は「菓子パン」クリームパンでも菓子パンの分類に入るものであればどんなものでも可です。時間は無制限!両校の焼成が終了次第作業終了とします!それでは始め!!」
ふらわっち「くちぱっちは生地をお願い」
くちぱっち「わかっただっち」
ディルク「ふん。我々には勝てん」
エドガー「俺達には秘密兵器がある」
審査員席では
たけお「カイザー学園はあの形からするとパンドールか」
ラブリン「サンポール?」
たけお「サンポールじゃないパンドールだ」
デコピンする
ラブリン「痛い…」
ゆめみっち「パンドールって確かイタリアで発祥したパンだよね。それにカステラとかよりも卵黄を多く使うとか」
たけお「ゆめみっちの言うとおりだ。だがパンドールには鋳型を使って焼く必要があるがその鋳型に触れる生地の表面が茶色くなってしまう弱点がある。だがカイザー学園の作業台を見てみろ」
カイザー学園の作業台にはボウルが2つある
キラリっち「ボウルが2つ?もしかして生地が違うとか?」
たけお「キラリっち正解だ。恐らくカイザー学園はパンドールの弱点をクロワッサンの生地で防ぐようだ」
キラリっち「なるほど」
ラブリン「それにくわえてドリたまスクールの方もボウルが5個も置いてあるみたいですね」
たけお「5個!?…一体何を作るつもりなんだ…想像できないぞ」
くちぱっち「生地が出来ただっち」
ふらわっち「ありがとう。後はその生地を重ねて」
くちぱっち「わかっただっち。ふらわっちそっちはどうだっち?」
ふらわっち「そろそろ出来あがるよ」
ふらわっちは飴細工を行っていた
ふらわっち「…出来たよ」
くちぱっち「後は焼成するだけだっち」
ディルク「我々も焼成だ」
エドガー「わかった」
それぞれ焼成しそれからしばらく経ち焼成が終わりドリたまスクールは最終調整に入り作業を終える
しかいっち「両校とも作業が終了したことでさっそく審査の方へと参りしょう」
そしていよいよ審査が始まろうとしていた。果たして優勝はドリたまスクールかそれともカイザー学園か!?
後編へ続く
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