第10話 心との戦い 中編

前編の続き



ブリテン学園正門


たけお「いきなり地下まで案内させてしまってすまなかった」

ケイシー「いいのよ。それじゃあみんな気を付けて」

みんな「さようなら」

ケイシーと別れる

たけお「さて…どっちの部屋で話す?」

まめっち「僕たちの部屋でも大丈夫ですよ」

けいすけ「わかった。じゃあまめっちたちの部屋で話そう」

くろまめっち「あぁ待ってるぜ」


みんなは各自部屋へ戻った後まめっちたちの部屋に集まった


たけお「さて…話してもらおうか…エリス」

エリス「アマツは私が小さいときの知り合いでいつも私のそばにいてくれた。だけどある時私たちがよく遊んでいた森が山火事にあってしまって…アマツは取り残された友達を助けるために森に入っていった…取り残された友達は助かったけどアマツは顔にひどい火傷をおってしまった…それから彼は素顔を隠しているの」

まめっち「友達思いの人なんですね。アマツさんって」

エリス「えぇ…それより」

たけお「それから1つ気になったんだが…アマツはさっきふらわっちを治癒魔法で治していたが魔法が使えるのか?」

ふらわっち「え!?魔法で?」

エリス「えぇ彼は私と違う学校で学んでいて魔法と剣術を学んでいたから」

たけお「そんな学校があるんだな…」

ふらわっち「アマツかっこいいかも」

エリス「だからふらわっちを治癒魔法で回復できたのよ」

たけお「なるほどな。ありがとう」

けいすけ「だがどうしてアマツは俺たちのいることがわかったんだろうな」

たけお「さぁ…」

ふらわっち「きっとエリス達が心配で駆けつけてきたんじゃないかな」

くろまめっち「それは確かにありえるかもな」

けいすけ「それはあるな」

たけお「さて…アマツの話はここまでにして…ラブリっちのことだ」

けいすけ「ラブリっちは心、感情そして思い出も消されたんだろう?なんとかして思い出してくれればいいんだが」

たけお「メロディっちとピアニっちにも協力してもらおう」

けいすけ「それはありだな。メロディっちとピアニっちはラブリっちと曲を作ってたり絡みが多いからな」

ふらわっち「もしかしたら二人の思い出がラブリっちの心を取り戻してくれると思う」

たけお「さっそく連絡しよう」

電話でメロディっちとピアニっちを呼びしばらくすると二人がやってくる

メロディっち「呼んでくれてサンキュー」

ピアニっち「話は聞いたよ。ラブリっちの思い出が消されちゃったって」

けいすけ「あぁそうなんだ。協力してくれるか?」

メロディっち「もちろん協力するよ!ラブリっちをなんとかしてミー達のことを思い出してもらうために」

ピアニっち「もちろん私も」

たけお「助かるよ」

まめっち「それで作戦とかはどうしましょうか…」

たけお「そうだなメロディっちとピアニっちはラブリっちに「ハッピーハッピーハーモニー」を演奏してラブリっちに思い出させてあげるんだ」

メロディっち「ミー達らしいね!OK」

ピアニっち「頑張るね」

たけお「俺とふらわっちはメロディっちとピアニっちを全力で守る」

ふらわっち「守るのは得意だよ!任せて」

たけお「けいすけ、まめっち、くろまめっちはラブリっちが苦しみだしたらラブリっちを取り押さえるんだ」

けいすけ「そこは俺達男の仕事だな」

くろまめっち「わかった」

まめっち「任せてください」

エリス「だけどその作戦が成功するかしら」

けいすけ「たけおはこう見えても頭脳戦、心理戦は得意なんだ。きっと上手くいくはずさ」

たけお「エリス
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