前編の続き
ふらわっち達は各自荷物を持ってラブリっちの家の前に集まった
けいすけ「もしかしたら山で野宿を行うかもしれない!みんな覚悟はいいな」
はると「あぁ」
ふらわっち「大丈夫。例え野宿になっても絶対たけおを探し出さないと」
ラブリっち「山道は険しいから気をつけていかないとね」
あきら「そのためにいろいろと持ってきたからな」
けいすけ「よし!準備が出来たことだしみんな行くぞ」
全員「おー!!」
こうしてふらわっち達はたけおを探すため山へと登っていった
それから数時間後
ふらわっち「ハァ……ハァ……山を登るのも結構大変だね」
まめっち「そうですね。それに山の天気はよく変わりやすいといいますからね」
ラブリっち「そのせいなのかこの先結構地面がぬかるんでいるみたい」
けいすけ「みんな泥濘に気を付けろよ」
みんな「うん」
泥濘に気をつけて進むが……
ラブリっち「きゃあ!」
泥濘に足をとられてしまう
ふらわっち「ラブリっち大丈夫?」
ラブリっちを助ける
ラブリっち「ありがとうふらわっち」
ふらわっち「どういたしまして」
けいすけ「さっさと泥濘地帯から抜け出そう」
それからしばらくして泥濘地帯から抜け出し広い場所へと出る
あきら「広い場所に出たな。この辺りで少し休憩しよう」
けいすけ「そうだな。さっきからずっと歩きっぱなしだからな」
ふらわっちはたけおのことをずっと考え込んでいた
まめっち「ふらわっちどうぞ」
まめっちはふらわっちに温かい紅茶を渡す
ふらわっち「まめっちありがとう」
まめっち「心配なんですねたけおさんのことが」
ふらわっち「うん」
まめっち「大丈夫ですよ!きっとすぐ見つけられます」
ふらわっち「まめっち……そうだよねきっとすぐ見つけられるよね」
まめっち「はい」
ふらわっち「(待っててね!たけおすぐ行くからね)」
けいすけ「よしそろそろ先へ進むぞ」
全員「はーい」
けいすけ達が先へ進んでいた頃たけおは滝修行を行っていた
たけお「まだだ……まだ力が足りない…もっと鍛えるんだ」
その時砕けた木の破片が流れてくる
たけお「む…」
たけおはそれを察知しその木の破片を遠くへと殴り飛ばす
たけお「まだだ…こんなもんじゃない」
たけおは体力の限界にもかかわらずさらに特訓を続けた
そんな中けいすけ達は先へ先へと歩き続けしばらくすると夜になる
ふらわっち「暗くなってきちゃったね」
ラブリっち「今日はこの辺りで野宿した方がいいかも」
けいすけ「そうだな今日はここで野宿にしよう!あ、そうそう俺こんなものを持って来たんだ」
けいすけが取りだしたものは軍用のレーションである
はると「おいそれって軍用レーションかよ!!!」
まめっち「レーションってなんですか?」
はると「携帯用の糧食だよ。缶詰やクラッカーとかいろいろな食べ物が入っているんだ。だけどカロリーが高いものだったり甘いものが多いよ」
けいすけ「とりあえずこれをそれぞれ分けながら食べようかなと思ってさ」
まめっち「でも冷たいままじゃ食べれないものもありますよね。その場合はどうするんでしょうか?」
けいすけ「心配ないさ。温めるものもこのレーションの袋の中に入ってるからこれを使って温めて食べるのさ」
ふらわっち「へぇ〜結構便利なんだね」
はると「俺ちょうど水をもってきておいたが」
けいすけ「助かるよ。このヒーターで温められる」
ラブリっち「ヒーター?この小さな袋がそうなの?」
はると「そうだよ
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