コロン【GM】「4月10日、時刻は午後1時頃。新宿駅前。冬の寒さ残る風が吹き抜ける中、新宿駅は今日もたくさんの人でごった返しているのです。そこに今回、4人の探索者は出会うのですよ。二人の警察官、スポーツ選手、医者と・・・不思議な組み合わせなのですよ〜」
白川ルナ「あれ、そこにいるのは・・・ 杏子ちゃん?」
鷲ノ宮杏子「ん?あ、ルナじゃないか。久しぶりだな!」
白川ルナ「うん、久しぶりだね♪」
櫻井霊夢「どうも」
鷲ノ宮杏子「お、霊夢もいたのか。お前も久しぶりだな!」
櫻井霊夢「えぇ、久しぶりね」
白川ルナ「杏子ちゃん、こんな所で何やってるの?」
鷲ノ宮杏子「あぁ、ちょっと新宿駅に用がな」
白川ルナ「そうなんだ〜、電車でどこか行くの?」
鷲ノ宮杏子「いや、どこかへ行くわけじゃないんだよ」
櫻井霊夢「どういう事なの?」
白川ルナ「教えて〜?」
鷲ノ宮杏子「あぁ、詳しく言うと新宿駅の地下鉄構内にある旧初台駅ってとこに行くつもりなんだ」
白川ルナ「そうなの?奇遇だね、私達もそこへ行くつもりなんだよ〜」
鷲ノ宮杏子「ルナ達もそうだったのか?」
櫻井霊夢「まぁね、こっちは仕事で指示されたから来たんだけどね」
白川ルナ「そうなんだよ〜♪」
鷲ノ宮杏子「なるほどな。じゃあ、一緒に行くか?」
櫻井霊夢「私達はともかくあなたは大丈夫なの?こっちは、調査で行くって事で許可貰ってるからだけど」
白川ルナ「あそこって一般の人が行ける所じゃないしね?」
鷲ノ宮杏子「そうなのか?・・・う〜ん」
白川ルナ「あ、二人とも二人とも!あそこ見て!あそこ!」
櫻井霊夢「何?」
鷲ノ宮杏子「なんかあるのか?」
コロン【GM】「二人は白川ちゃんの指差す方向を見るのですよ」
櫻井霊夢「あ、Mavisじゃないの」
鷲ノ宮杏子「だな、こんな所で何やってるんだろう?」
白川ルナ「お〜い!メイちゃ〜ん!」
Mavis・Francisca「?・・・ルナ?それに脇の二人は・・・霊夢に杏子も」
コロン【GM】「Mavisちゃんは白川ちゃんの声に反応すると3人の元に駆け寄ってくるのですよ」
Mavis・Francisca「あら、あなた達、こんな所で何やってるの?」
白川ルナ「ちょっと新宿駅に用事でね、霊夢ちゃんと一緒に」
鷲ノ宮杏子「私もここに用事でな」
Mavis・Francisca「そうなの?奇遇ね、私もここに用があって来たのよ」
櫻井霊夢「ほんと奇遇に奇遇ねぇ、まさか皆同じ用で出会うなんて」
白川ルナ「だよね♪こんな事そうそうないよ!」
鷲ノ宮杏子「世の名不思議な事もあるもんだな♪」
Mavis・Francisca「喜ぶのは良いけど、3人は何の用でここに来たのか教えてくれないかしら?」
コロン【GM】「Mavisちゃんの問い掛けに皆はお互いの目的を話すのです」
白川ルナ「えっとね、私と霊夢ちゃんは仕事の指示で新宿駅に来たんだ〜。なんか地下鉄構内を調査してくれってさ」
櫻井霊夢「うんうん」
鷲ノ宮杏子「私は、帰りに乗ってた電車の窓から地下鉄構内に奇妙な物がいるのを見たんだよ」
Mavis・Francisca「奇妙なもの?」
白川ルナ「なぁに?それ?」
鷲ノ宮杏子「暗くてハッキリは見えなかったんだけど、人のようで人じゃない感じの生きものが地下鉄構内に居てさ。すぐ消えちゃって、しかもその後に銃声みたいな音を聞いたんだよ。なんか気になってさ、最近の誘拐事件に関係してるのかなと思ってちょっと旧初台駅へ行こうとしてたんだ」
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