第2話「シナリオ導入編」

コロン「えっと、今回のシナリオは「クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ2010」に書かれてる『奇妙な共闘』というシナリオをベースにしたものになるのです。時代設定は、現代の日本の東京都なのです」
コロン「今の日本経済は絶賛低迷中なのです。少子高齢化、就職難、国交問題、政治の混乱などなどと負の側面を上げ連ねたらキリがないのです。社会は閉塞感に満ちてて、人々は疲れ切ってるのです。なんかもう、クトゥルフ神話の出る幕も無く日本が滅びそうなのです」

ルナ「それを言ったらお終いだよ〜先生」

杏子「まぁ、良い世の中とは言えないな」

コロン「さて、じゃあ、先鋒として岩崎ちゃんと博麗ちゃんの探索者さんからシナリオを始めていくですよ♪」

ルナ「やった♪じゃ、はりきって行ってみよ〜♪」

霊夢「やっと始まるわね」

杏子「やる気まんまんだな、二人とも。まぁ、私もだけどな」

Mavis「あの余裕さがどこまで持つのか見物ね」



コロン【GM】「2012年、4月10日。場所は、東京都内のとある公園。時間はお昼の12時くらいなのです」
コロン【GM】「霊夢さんは、警視庁内のでもちょっと有名な敏腕警部補で周囲からの信頼も厚く、よく頼りにされてるのです。ルナさんも一年ばかりの新人ですが、一生懸命職務に励んでいて男女問わず好かれているのです。つい一週間前に二人は、上司の指示でコンビを組んだばかりなのですが、凄く相性が良くて仕事でもなかなか活躍してるのです」
コロン【GM】「今は、都内のとある公園で二人仲良くお昼休み中なのです。公園には、平日にも関わらず多くの子供連れの親子やカップル、ランニングやベンチで読書をしている人など多くの人々が見受けられるのです」
コロン【GM】「お昼ご飯食べ終え、お昼休憩の終わりまで二人でお話をしながら時間を過ごしているのですよ」

白川ルナ「ふぅ、今日は良い天気ですね〜霊夢さん」

櫻井霊夢「そうね〜、気持ちよくてつい寝ちゃいそうだわ」

白川ルナ「休日ならそのまま寝れるんですけどね〜」

櫻井霊夢「仕方ないわよ。お昼休憩の時間が終わるまでゆっくりしてよっか」

白川ルナ「ですね♪そうしましょう」

コロン【GM】「気持ちいい日差しの下にいるとつい眠くなるのはコロンもよくあるのですよ。っと、岩崎ちゃんと博麗ちゃん、ここで目星どうぞ♪」


白川ルナ<目星>(60)・・・出目40 成功
櫻井霊夢<目星>(75)・・・出目28 成功

※( )内の数字は成功率。その数値以下の出目が出れば成功、数値以上が出たら失敗


コロン【GM】「二人とも成功なのですね。じゃあ、周りを眺めていると少し離れた木陰でボロボロの服を来た人達が集まっていることに気付きます。どうやら公園周辺に住んでいるホームレスの人のようなのです」

白川ルナ「霊夢さん、あそこに人が集まっているようなんですけど、何かあったんでしょうかね?」

櫻井霊夢「そうみたいね、ちょっと行ってみましょうか」

コロン【GM】「では、二人はホームレス達の元へ歩いていくのです。白川ちゃんと櫻井ちゃんが近づくとホームレス達はこちらに気付きあたふたした様子なのです」

櫻井霊夢「ちょっとそこの人達、そんな所に集まって何を話してるの?」

ホームレスA「え、あ、いやちょっと・・・」

櫻井霊夢「何?私達には言えない事なの?」

ホームレスB「別にそんなことはないですが・・・」

白川ルナ「何か困り事かな?もし力になれるかもしれないし、話してくれないかな?」

コロン【GM】「ホームレス達は、目を見合わせると二
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