おお。相変わらず広い家だな。
[座っていいよ]
『あぁ。で、何かあったな?』
[鐘が鳴る丘はしってるよね。]
『別名(聖響丘陵)のか。ってあれ?
俺待ち合わせ場所間違ったのか!?うーわっ、口パクで伝わったと思ったけど無理だったか』
[え?口パクで場所伝えたの?バカなの?]
『いや、携帯壊れちゃっててさ。』
[話進めるよ。で、バカのせいで勘違したお姉ちゃんが聖響丘陵の崖から
落ちたの]
『落ちた?あの柵すげー頑丈なのにか?』
[まぁ結構古かったし、頑丈にしたことで重さが増したのかもね]
『そっか…じゃあその場所に行ってみるか?』
[今7:30だよ?暗いし危ないよ。]
そっか。ってあれ?お姉ちゃん死んでるかもしんないのに何でこんな冷静なんだよ。
動じないのは俺のキャラだろ。なんでコイツ?まさか嘘なのか?
『いや、危ないとかじゃなくて、いや危ないけど、警察に連絡するか?』
[警察さんももう寝てるよ]
はえーよ寝るの。むしろ暗くなってからだろうが。
『俺行ってくるよ』
[行くなっつってんだろ]
え?
[ああ。もう泊まってきなよ。敷布団あるから。二階の遊び部屋で]
『う、うん。そうするよ』
なんだ?この言うこときかなきゃいけない感じ。この強制力。
まさか作者?強引じゃねーか色々。。
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