三時間目が始まって、その放送はすぐに流れた。七草の言ったとおりだ。
放送「え〜。みなさん。それでは早速…」
嫌悪する声が流れる。放送は続く…
放送「そうですねぇ〜、ゾンビごっこ?いや、戦争ごっこでもやってもらいましょうか!」
は?
放送「敵、要するにゾンビの特徴は、ま、目が人間じゃないところですね。」
放送ハ続ケル……
放送「使っていいものはこの校舎内すべての物です。食料は、朝昼晩三食用意してあげます。戦闘範囲は、校舎内までとします。校舎外はやめてくださいね。面倒なので。(苦笑)」
何だよ、苦笑って。
放送「さあ、ゲームスタートォ!」
――――とりあえず始まった。
他のクラスの皆は驚きを隠せれない様子だ。
教室の扉がガラッと開いた。
先生「ちゃんとやってるか〜?」
口調は同じ。だが―――――――!
白目が黒色、黒目が白色!人間じゃない!
――――――――――――――――――――――刹那―――――
ゴッ
バキッ
先生が女子生徒を二回殴っただけで殺した。力量も人間のそれじゃない!
先生「クッククク…全然やっていないな…悪い生徒にはお仕置きだぜぇ」
そして、次の生徒に手をかけようとしたとき…
隣から、裁縫針が五本飛んで行った。
両目に各一本ずつ、口の中に一本、喉に二本、命中している。
先生「ぐあぁ…あうおdhw……」
先生だった肉体は、目から黒い煙をだし、力尽き、地面に倒れこんだ。
七草「…今のを見ると、目が急所みたいだね。」
そこには、不気味な笑いを浮かべたやつがいた。
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