次はこの部屋か。
僕は人形三体とあの部屋を出た後、二階にある残り二つの部屋のうちの『寝室』に行こうとしていた。
丁度その時―――――――――――――
プルルルルルルル
ケータイに電話だ。おそらく、メリーからだろう。
ヴェーハ「こんな時に電話とは…いったい何者なのだ?」
「たぶん、メリーからだと思うよ。」
ヴェル「それよりも、あなたの名前」
ヌーイ「教えてよ。」
そういえば、自己紹介がまだだったな。
「僕はミラン・ゲーターだよ。」
ヴェーハ「ヘェーソーナノカー(棒」
ミラン「なんだその反応は!?」
ヴェル「ゲーターってダサいから、」
ヌーイ「ミランって呼ぶね。」
ミラン「……………ぅ…あ、ああ。」
この人形野郎、馬鹿にしやがって…
ヴェーハ「そんなことより、ミランよ、電話は?」
あ、すっかり忘れていた。
すぐにケータイを開き、(僕のはガラケーだ。)電話に出た。
メリー「もしもし。私メリーさん。今ね……
寝室にいるの。
ブツンッ
ツー…ツー…
電話は切られた。
ヴェーハ「ム…寝室か。」
ヴェル・ヌーイ「「今すぐ行ってぶっ潰そう。」」
ミラン「イヤイヤ、あぶn」
ヴェーハ「うむ、いこう!!」
ゑゑゑゑゑ!?
今、素で驚いたよ。
ミラン「ヴェーハ!メリーの強さは桁違いだ!!行くのは止そう!」
僕は必死に止める。
ヴェーハ「大丈夫だ。なぜなら…」
ヴェル・ヌーイ「「私たち、強いから。」」
まじかよ………
ヴェーハ「とにかく!奴が二階に来たことはチャンスだ!ゆくぞ!!」
ヴェル・ヌーイ「「うん」」
ちょ、え?こういうのってアリなの???
ミラン「まてぇ〜」
僕は3人の後を追った。
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