無人の館 玄関前
ラッシュが見事、ずっと追ってきていた人形を破壊することに成功して喜んでいる一同。何故なら、もう追ってくる者がいないため誰も死なずに済むからだ。
メル「すごいです、ラッシュさん!あの人形を倒しちゃうなんて!」
ラッシュの方に向いて、感激並びに喜んでいるような表情で話しており
ラッシュ「そうだろ?俺は無敵の男なんだぜ!」
自慢気に銃をかっこよくしまうラッシュ
ユミル「アホらし…だけど、今回だけは感謝しとくよ」
ラッシュ「なんだなんだ、正直じゃないな〜!」
ユミルの頭をくしゃくしゃっとするラッシュ
ユミル「あ!やめろよっ!」
ヴィオラ「あははは!」
その様子を見て笑ってしまうヴィオラ
ラッシュ「とりあえず、パーツはあと二つ見つければ出られるな!この調子で探そうぜ!」
メル「でも、部屋は全部見ましたよね?」
確かに、全部の部屋は見ている。ヴィオラは、すべての部屋に行ったことにもなる。
ユミル「…隠し部屋とかあるんじゃないか?これだけ広いのに部屋があれだけなのは少なすぎる」
ヴィオラ「確かに……建物も妙に高くなかった?二階だけじゃないような…」
確かに、館はかなり大きかった。三階もあるのではないかというくらいに。そこでヴィオラが「あ!」と声をあげて鞄に手を入れる
ユミル「どうしたんだ?」
ヴィオラ「さっき、鍵を見つけたんだ…ほら」
先ほどキッチンを調べているときに見つけた鍵をみんなに見せる。
メル「鍵ですね…でもこれ、明らかにドアの鍵じゃなさそうです」
じーっと鍵を見る。普通ドアの鍵は平たいが、この鍵は先端が丸い。違う場所で使う鍵にも見える。
ユミル「やっぱり隠し扉とかあるかもね…探そうよ」
ラッシュ「でも、どこを探すんだ?ほとんど探したぜ」
ユミル「だいたいこういうのは、物の裏とかに隠してあるよ。本がたくさんある部屋が怪しいな…」
先ほどティーダ達と調べた部屋の方向を向くユミル
ヴィオラ「じゃあ、そこ調べてみよ?」
メル「そうですね!」
全員その部屋に
ユミル「部屋の隅にあるかな…よし、本棚を動かすよ」
ラッシュ「ここ漫画とかあるk「真面目にやれ」はい、すみません」
ユミルに「真面目にやれ」と言われて、本棚を動かす。
メル「あれですよね、ここ。本が好きな魔法使いが住んd「真面目にやれ」はい、すみません」
メルがハマっているゲームの登場人物がいそうだと思って言いかけたが、ユミルに「真面目にやれ」と言われる。
ヴィオラ「本が好きな魔法使い?あ、わかった!p「真面目にやれ」はい、すみません」
ユミルに(以下略
ラッシュ「おい、動かしたけど扉ないぞー?なんか鍵穴らああるけど
ヴィオラ「さっきの鍵使えるかな?」
先ほど手に入れた鍵をはめて回してみる。すると「カチャ」という音が鳴り、揺れ始める
メル「な、なんですかぁ!?」
皆驚いてる様子だ。真ん中の本棚が左右に移動していて、そこには階段が見える。
ラッシュ「おぉ、隠し階段か!」
ユミル「予想的中…おそらく、残りのパーツはこの先だろうね。」
ヴィオラ「じゃあ、早く行こう!」
四人とも階段を上る。
メル「にしても、何で隠し階段があるんでしょう?」
ユミル「高価な物がたくさん保管してあるとかじゃないの?若しくは、見られたくない「何か」があるとか…」
ヴィオラ「え、ちょ…やめてよユミル君……」
ユミル「もう怖くないだろ、あんな化け物みたんだから」
ヴィオラ「そうだけど…」
すると、後ろから「ドォォォンッ!!」という音が聞こえる
ヴィオラ「…!?」
みんな
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