アリス「ぅーん……よく寝たわ…」
朝目が覚めると軽く背伸びをする。カーテンの隙間から射し込む光を目を細めて見た。
着替え終わったアリスは、カーテンを開けて太陽の光を目一杯浴びる。
アリス「よし、今日も1日頑張りましょう!」
そう言ってアリスは、部屋から出た。
ちなみに、朝起きて真っ先に爆音目覚ましが無いか血眼で探したことは、言うまでも無い。
一階に降りるが、メアの姿がない。いつもなら、笑顔で挨拶して爆音目覚ましのことでゲキを飛ばすが…
アリス「まだ起きてないのかしら…仕方ない、起こしに行こうかしら。」
そう言うと人形達が調理器具を持ち、朝ご飯を作り始める。アリスはメアの部屋へ
メアの部屋の前に立ち、扉をノックする。
アリス「メアー。」
メア「爆睡してまーす。」
アリス「起きなさーい。」
メア「あと五分ー。」
アリス「今起きなさーい。」
メア「嫌ですー。」
アリス「朝ご飯いらないのね。」
ガチャ
メア「おはようございます!!いやぁ、いい朝ですねぇ!!」
アリス「そうね、じゃあ朝ご飯食べましょうか」
びっくりするくらいテンポの良いやりとりである。
朝ご飯を食べ終わり、新しく人形を作っていると、アリスの家の呼び鈴が鳴る。
アリス「はーい。誰かしら?」
そう言って玄関まで行く。
玄関の扉を開けると、そこには……
アリス「あなたは確か…フラン、だったっけ?」
フラン「うん…」
そう、そこに居たのはフランドール・スカーレット…吸血鬼姉妹の妹がそこに居た。
アリス「とりあえず、あがって?」
フラン「お邪魔します…」
フランは元気がない様子で、アリスの家に上がった。
アリス「えっと、どうしたの?」
椅子に座ってる相手にどうしたのかと尋ねる。
フラン「…これ……」
そう言ってフランは、ずっと抱きしめてた人形をアリスに見せる。その布は真っ黒になっており、ぐったりとしていてボロボロだ。なにやら、中華っぽい服装をしてる女の子のような人形だ。
フラン「お姉様が…アリスのところに行ったら直してもらえるって聞いて…」
アリス「……」
アリスはその人形を見て思った。相当大事にしてた人形なんだろうと……
アリス「わかったわ、必ず直す。」
フラン「ほんと…?」
初めて明るい顔を見せたフラン。
アリス「えぇ、もちろんよ。直ったら、直接紅魔館に持っていくわね」
フラン「…うん!」
笑顔で頷くフラン。そして、アリスの家から出て紅魔館へとんでいった…
アリス「さてと、まずは布を全部新しいのに換えないと」
そう言ってアリスは、人形を直す作業を始める。
メア「アリスー、私の義足知りませんかー?」
アリス「足についてるでしょ」
メア「わ、ほんとうだ!」
アリス「相当大事にしてたのがわかるわね…この際、中の綿も変えるべき…?」
メア「アリスー、紙コップからiPhone7作りましたけど、いりますか??」
アリス「欲しい、すごく欲しいけどちょっと後でいい?」
メア「はーい。」
アリス「にしても、珍しい人形ね…どこで手に入れたのかしら?」
メア「あ!プリンが無くなってます!」
アリス「昨日食べてたでしょ?」
メア「そうでした………」
アリス「この調子でいけば、明日には直りそうね…!」
メア「ふふふ…紙くずだけで作り上げた新型のビームサーベルの完成です!これであらゆる物を焼き切れます!」
アリス「あ、後で私にも使わせて?」
メア「いいですよ!」
アリス「よし、綿がt」
メア「私の義足って、ニーソに
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