人が賑わうマグアヌという町にある、ギルドの三人は
ユミル「オラアアァァァァ!!!」
ガッシャーーン!!
パテマ「わー!?」
今日も元気です。
ユミル「おい、魚女…ボクのプリン食べたろ?」
パテマ「た、食べてない食べてない!冷蔵庫に入ってた「なめらかプリン生クリーム仕立て」なんて、知らないよぉ!」
ユミル「へぇ?知らないのに商品名全部言えるのか?」
どうやら、ユミルのプリンをパテマが食べたか食べてないかで現在に至ってるという感じだ。先に言っておくが、パテマがユミルのプリンを食べた。
パテマ「ち、違うもん!なんとなく美味しそうだな〜って見てて、また買おうと思って名前を覚えてただけ!」
ユミル「じゃあ、口の横についてる生クリームはなんだ?」
パテマ「え!?やばっ…バレた!…あれ?」
口を拭いたが、生クリームらしき物はついてない。
パテマ「ちょっと!ついてないじゃ…!」
ユミル「おぉぉぉぉまぁぁぁぁえぇぇぇぇ…………」
殺気に近い何かを出しています。
パテマ「いやー!!」
ユミル「待てぇっ!!!」
アルベルト「はぁ…もう少し静かにできないのでしょうか…この人達は…」
読みかけていた本をため息混じりに閉じた。
すると、呼び鈴が鳴って扉が開く。そこには、前回と前々回に登場したユネスとヴァンがいた。
ユネス「こ、こんにちは…遊びにk」
パテマ「助けてー!!ユネスちーん!!」
ユネスに半泣きで飛び付くパテマ
ユネス「ちん…!?」
ヴァン「それより、どうなされたのですか?」
パテマ「い、今!魔王に追われてて…!」
アルベルト「いや魔王目の前にいるでしょう。」
ユミル「あ、ユネスとヴァン。ちょっと、その魚女押さえといて」
ユミルは剣を抜いております。
今来たばかりの二人は「どういう状況?」と思っています……というか、プリン一戸で何故こんなことに
子供「ねーママー。あの人たち、なにー?」
母親「見ちゃダメよ、アカンパティーンな人達だから」
ユネス「あか…??」
ユミル「とりあえず、入りなよ。そこの魚女を刺身にするから。」
パテマ「いやー!!お醤油でいただかれるー!!!」
「………」
遠くからその様子を見ていた。、とある人物…双眼鏡を目から離す。
「あれは…間違いなく魔王だな…はやくつたえねば」
子供「ママー、あの人なにしてるのー?」
母親「見ちゃダメよ、間違いなく変質者だから!」
「俺の時だけ表現がストレートすぎねぇか?」
さてさて、その変質者に見られていたアカンパティーンなご一行は…
アルベルト「それで、最近はどうですか?」
ヴァン「はい…お陰さまで、少しですが統率はとれてきてます」
ユミル「へぇ…どれくらい?」
魔王達の近況を聞く二人。ヴァンは答えた
ヴァン「下級のモンスター(その辺にいるスライム的なサムシング)が、活発に動くようになりました。」
アルベルト「…え?」
結果にポカンとしてしまうアルベルト。あ、パテマはユミルのプリン買いに行ってます。
ユミル「もっと上級のモンスターは?お前の配下は?」
ユネス「ぇ…えっと……」
ヴァン「以前と変わりません。いや…あの時練習した言葉(ム○カの名台詞)を言ったら、ファンクラブができてしまいました。」
アルベルト「いや、全然前に進んでないじゃないですか!寧ろ後退してるでしょう!」
ヴァン「あ、ファンクラブの中には人間もいるようです。」
アルベルト「人間まで!?もうそっち路線で侵略を進めた方が早くないですか!?」
ユミル「いいんじゃない?モテそうな
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