とある町にて、ある依頼人の依頼で作戦をたて、見事にザック達傭兵ギルドは、ミミ率いる盗賊団を騙した。現在、誰もいない静寂の町で戦闘を繰り広げている。中央通りでは、何も知らずに入ってきたミミに奇襲を仕掛けるが、失敗して戦闘に入る。

ザック「オラァッ！！」
ザックは大剣をミミ目掛けて振り下ろす。 ミミが瞬時に装置を使って、右の建物の壁に上ってかわされる。そこから壁を蹴って反対側の建物にアンカーを刺し、移動している途中にこちらに向けてナイフを投げてくる。

ザック「…！」
ザックは大剣でナイフを弾いて防ぐ。ミミはその隙を見逃さずザックの方に落ちていきて、ナイフを投げず持ったままこちらに攻撃しようとする……ザックはそのことを先読みして、腹部に蹴りを入れる。

ミミ「うっ…！？」
よろけながら着地して、ナイフを持ってない方の手で腹を押さえている。ザックは構えて、接近して剣を横に振ろうとする。だがミミは持っているナイフをザックの剣を持っている方の手に投げ、命中。幸い、 浅い…

ミミ「はっ！！」
ザックの胸目掛けて飛び蹴りをし、きてバク 宙して着地。ザックはよろけて後退する……

ミミ「ほら、休む暇は与えないよ！！」
両手にナイフを投げて追撃。ザックは大剣を持ち変えて、大剣を振らずにかわす。ミミは再び接近してナイフで攻撃してくるが、ザックは後ろにかわす。ザックは自分の腕に浅く刺さっているナイフを抜いて

ザック「ほら、返してやるよ」
そう言ってミミに向けて投げた。
ミミ「ありがと」
片手でキャッチして、持ち変える
互い動かず、睨み合いが続く……

ザック「お前、なかなかやるな。少なくとも、俺が殺してきた盗賊5人分の強さはあるぜ」
ザックは挑発をかける。
ミミ「ありがと、アンタもやるね。あたしが倒してきた傭兵3人分くらいの強さはあるね」
挑発には乗らず、ミミも挑発をかける
ザック「言ってくれるじゃねーか、本当に3人分か試してみるか？」
ミミ「いいよ、多分3人分くらいだと思うけどね。」
再び武器を構えて、二人同時に飛び出した


















クライヴ「くそ、なんなんだよお前は！！」
クライヴと交戦中のカイト。自分の武器で ある片刃の双剣を構える。向こうは両刃の剣 ……
カイト「さっきも言ったじゃないか。僕等は、君達盗賊を倒すためにここに来た、傭兵ギルドだよ！」
カイトは攻撃を仕掛ける。クライヴは防ぎつつ、反撃してくる。互いの実力はほとんど一緒。

クライヴ「一旦ここから、離れた方がいいな…！」
クライヴは出口がある方へ走っていく
カイト「あ、待てぇ！！」
カイトはクライヴを追う。出口の近くまで来ると、向かい側にアイシャが
盗賊の二人は外に逃げていってるため、追いながら会話する

カイト「アイシャ、無事だったんだね！」
アイシャ「カイトこそ！ですが、相手が素早いので逃がしてしまいました…」
カイト「大丈夫さ、これから追って倒せばいいんだ！」
アイシャ「…はい……」
アイシャは少し、後ろを向く。中央通りで戦っているザックを心配そうに見ている

カイト「大丈夫だよ」
アイシャ「…え？」
盗賊を見ながら走っているカイトを見る

カイト「ザックなら大丈夫だよ。ザックが強いことは、僕らが一番わかってるだろ？だから、今はあの盗賊を倒すことだけ考えよう」
アイシャ「…そうですね！」
二人は、盗賊を追った…










ポタッ…

……ポタッ…ポタッ………


ザックは、血を流し、傷だらけで立っていた…

つづく

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