11ページ

7月21日(曇/雨)

文「いやぁ、もうこの間は本当にすみませんでした!」
新聞配達に来た射命丸が、私の家に来て謝罪する。恐らく、椛が椿に斬りかかったことだろう

幽香「別にいいわ、あの子も反省しているみたいだから」
文「ありがとうございます…椛は、能力で幽香さんとはたてを見ていたんですけど、椿さんだけは見えなかったと……でも、そこに何かがいたのはわかったから斬りかかったと言ってました」
射命丸は椛から聞いたことを話し「不思議なこともあるのですねぇ」と言った。

幽香「まぁ、新聞ありがとう。これは帰ってから読みましょうか…」
文「あやや、何処かへ出掛けるのですか??」
幽香が文から買った新聞を机の上に置くのを見ながら問いかける。
幽香「えぇ、ちょっと出掛けてくるわ……あ、そうだわ。ついでだから、椿と一緒にお留守番しててくれないかしら?」
文「え!?」
意外なことを頼まれたため、少し驚いている。
幽香「もちろん、後でお礼をするわ。私がいない間、椿を見ててもらうだけよ」
文「要は椿さんのおもりですね…」
幽香「そうよ、それじゃあよろしくね」
そう言って、幽香は家から出た


さてさて、椿さんのおもりを任されましたが…これはある意味チャンスかもしれませんね
そう!この射命丸文、椿さんのおもりと称して、椿さんの密着取材をしたいと思います!さぁ、彼女が普段どういう風に過ごしているのか、凄く楽しみですね〜!
ではでは、いってみましょう!!


〜少女移動中〜










はい、私は椿さんの部屋の前に来ております!恐らくここにいるでしょう、では突撃!!
……とはいかないので、ノックします

コンコンと扉を叩くと、中から椿が「どーぞー」と言う
扉を開けて部屋に入る

文「こんにちは〜」
椿は射命丸の声を聞くと耳がピクッと動き、射命丸の方を向いて明るい顔になり
椿「あ、文だ〜!」
射命丸とわかると、立ち上がって近くに行き抱きつく
いやぁ、改めて見ると可愛い…尻尾も振ってますね。椛もこれくらい素直なら………いや、あのツンデレだからいいのかもしれません!

椿「どうしたの?今日は」
文「幽香さんに椿さんとお留守番してという驚きな頼みをされまして」
椿「文もうちの子扱いかな〜?」
文「いやいや、幽香さんより年上ですよ私………多分」
公式設定を忘れた作者。

さてさて、どんな風に過ごしていたのでしょうか?
文「椿さん、なにやってたんですか?」
椿「ん〜?これこれ、これ観てた!」
テレビを観ていた様子。一体どんなのを観て…














イイカァァアア!!!セイギガカナラズ,カツンダヨオオォォォォォ!!!!
……ッ…ッッ……ウアアアアアァァァァァ!!!!!


文「…あのー………これは……」
椿「え?デス○ート」
いやいやいや、どんなとドラマ観てるんですか
文「あのー、いいシーンで悪いんですけど……他のを観ませんか?」
椿「あ、デ○ノート苦手?」
文「ぁー…はい」
人を殺せるノートが出る話を、好奇心旺盛な妖怪に見せるのはよくないでしょう…
違うDVDを探している椿。とりあえず持ってるDVDを出す

椿「映画はこれだけ持ってるよ?」
文「あ、結構持ってます……ね……………」


椿が持ってる映画DVD

リアル鬼ご○こ
リアル鬼ご○こ2
青鬼
呪怨
リング
ジョーカーゲーム
人狼ゲーム


全部教育に悪いものだー!!!
椿「ねぇねぇ、どうする??青鬼観る?結構面白いよ♪」
なんでそんなにイキイキしてるんですか!
文「あの、ホラー系しかないのですか
[3]次へ
[7]TOP [9]目次
[0]投票 [*]感想
まろやか投稿小説 Ver1.53c