―――七話の続き―――
後藤「………」(そういえば今日はハナヂ王子が放課後先輩に告る日だったか、場所は確か屋上のはずどれ…少し様子を見るか)
―――三階の階段前―――
花園の手先が集まってきて
後藤「…俺が来んのは先刻承知ってわけか」
後藤「2−Aの後藤明日斗だ、あいつの結果を見届けに来た…ここを通してもらいたい」
花園の手下・浅野「花園さんはあんたにあう気はありませんよ、後藤先輩」
後藤「じゃあ…お前ら半殺しにして、無理やり見に行く」
花園の手下・浅野「この人数を先輩一人で?」
後藤「こっちはいい加減爆発しそうになってんだ…さっさとどかねぇか!チンピラァァッ!」
―――一方屋上―――
花園「初めまして森島先輩、僕は花園聖治です…クスッ」
森島「初めまして」
花園「お手紙、読んでくれましたか?」
森島「あ、うん。読ませていただきました。本当にありがとう、それでね花園君」
花園「聖治…そう呼んでください」
森島「それじゃあ聖治君。お気持ちはうれしいんだけどお付き合いはできません。ごめんね」
花園「ええっ!?」グサァァッ!
森島「それじゃあ私この後どうしても外せない用事があるの…それじゃあ!」
そういって走り去る
???「大丈夫?」
花園「だっ誰だ!」
塚原「塚原響よ」
花園「あ……森島先輩の友達の…」
塚原「ごめんなさい…悪いとは思ったんだけど聞こえちゃったの…大丈夫?」
花園「うるさい!……ほっといてください!」
塚原「あら、逆切れかな?でもそんなことより自分の身を心配した方がいいんじゃない?下で暴れてる獣がいるわよ」
花園「まさか…」
???「オォォォラァァァァ!」ズガァァン!
浅野「ぎゃああああ!」ドサッ
ドアをふっ飛ばして登場したのは
後藤「よぉ、王子…その様子じゃ振られたみてぇだな…まぁ当然のことか」
花園「お前…!あれだけの人数をたった一人で…!」
塚原「やっぱり…下がうるさいと思ってみてみれば彼だったのね…」
呆れた感じでいい
後藤「こいつら差し向けたのはお前か?」
花園「やっぱり、思った通りだ…お前は危険因子だ!この僕がお前を倒す!」ビシィィッ!
後藤「ハナっから計画してたことか、やっぱりお前は王子じゃねぇなぁ…俺が革命起こしてやるぜ!」バァァァン
花園「こい!」
―――つづく―――
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