―――某月某日、彼は帰宅していた―――
後藤「疲れた…」(今日は三年…先輩方と…か)
後藤(性格きっつい人じゃなきゃいいけど…)
???「君…もしかして後藤君?」
後ろから声をかけられ
後藤「そうですが…俺に何か?」
東條「やっぱり、うちは東条希今日は絵里ちとにこちゃんがいけないゆうから、うちが来たんよ」
後藤「あ、そうすか…とりあえず家で話しますか…こっからすぐなんで」
東條「そう…案内させてもらおうかな、因みにうちのことはタメでいいよμ’s全体がそうやし」
後藤「そうか…因みになんで俺と分かった?」
東條「実は後藤君が海未ちゃんに運ばれる姿を見てしもうて、そのときしったん」
後藤「…あれか…黒歴史だわあんなん」
―――しばらくして―――
東條「お邪魔します」
後藤「どうぞお入りください…っと」
リビングに入って
後藤「そこに座ってくれ…のみもんだそうか?」
東條「お構いなく…あれ?」
希の目に入ったものそれは…
東條「カップ焼きそばのカラがたくさん…」
後藤が一息ついた後
後藤「まずみんなそれ気にすんのな…自炊できねぇんさ、やり方自体はわかっけどさ」
東條「そうなん…なんならうちが作ってあげようか?」
後藤「ぶっ!おま…冗談きついぜそれ」
東條「わかっとるよ、冗談に決まってるん」
後藤「だよな…んでさ、ちょっと質問なんだが…」
東條「どしたん?」
後藤「のぞみんのその話し方…エセか?」
東條「やっぱり気が付いた?よく言われるん親が転勤族で…結構影響受けたらしいんよ」
後藤「そうか…なら、俺も少し転校前の方言を使うか…」
東條「?」
後藤「…これのなんやかわかるか」
東條「…もしかして…博多?」
後藤「そーだ…これは博多ん方言だ、おれも転校当初エセっち言われよった…そい以来封印しよったばってん同じちゃうな人のいて助かっちちゃ」
東條「そうなん…つまり今、後藤君は素をだしてるってこと」
後藤「そー…やけど安心したばい、これからのぞみんっち話しゅっちきはたまに博多弁ば使わしてもらうちゃ…別によかよな?」」
東條「構わんよ、なんかウチも安心した」
後藤「そいはちゃかった…時間だ、今日はここまでだな」
東條「いろいろ話してくれてありがとうな、またね」
ガチャ…バタン
後藤「話し方か…まぁいろいろあるよな」
つづく
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