第二話「底知れぬ力」

      ―――5月18日現在地・紅魔館―――

後藤「さて…此処のお嬢様の部屋に向かうとしよう…にしても暗いなぁここ…」

十六夜「こんな暗い所で歩いてると危ないわよ」

後藤「うわっ!ハァ吃驚した…咲夜さんか」

十六夜「お嬢様の部屋まで案内するわついてきなさい」

後藤「はい」

ツカツカ……

後藤「…にしても暗いなこの廊下…何でこんな暗いんですか?」

十六夜「それはお嬢様の部屋に来れば分かるわ…それに今まで突っ込んでなかったけど貴方も人間じゃないようだし」

後藤「?…ああ、この尻尾ですかちょっとしたことがありましてね」

尻尾をくねくねさせる、彼はある日空を飛んでいる最中隕石が直撃しその影響で戦闘民族『サイヤ人』に覚醒したのである

十六夜「さて、付いたわここがお嬢様のお部屋よ」

ギィ…

後藤「失礼しまーす…」

彼の部屋の奥に座っており禍々し気を放ちつつ座っている、彼は見た気を放っている者の背中に蝙蝠の翼を持っているのを

レミリア「目覚めたようね、戦闘民族『サイヤ人』の後藤明日斗…そこにある椅子に座りなさい、何故ここにいるのかは咲夜から聞いているよよく覚えてないんだって?」

後藤「はい、本当に覚えていません…信じられないかもしれませんが私はなにかに逃げてきたのかと思われます」

レミリア「逃げてきた?何にだい?」

後藤「それが分からないんです、俺がなぜここにいるのか…」

レミリア「…あんた、腕っぷしよさそうだね…アテがなければうちに住んでもいいわ…ただし『門番をやるのと咲夜の言うことは極力聞く』のが条件ね」

後藤「分かりました…その話、乗った!」

レミリア「アッハッハ!面白い奴ね、これから宜しく」

後藤「どうも、それじゃ」

ギィ…バタン

―――5月18日・紅魔館門前―――

後藤「ひゃーまぶし―!こんなに暑いとは…えーっと門番が確かもう一人いるって聞いたけど…」

紅「おや?あなたはいつぞやのサイヤ人さん!こんにちわ〜ここの門番の紅美鈴です!よろしく!」サッ

後藤「おう、宜しく俺のことは後藤でいい」

目をキラキラさせて握手を求め握手をする二人である

後藤「さて、仕事をするわけだが…つっても誰も来ねぇだろ?こんな霧がかった場所なんて」

紅「それがくるんですよね〜…でも今日は来なさそうですし来るまで何かします?」

後藤「そうだなー…組手しようぜ!俺の実力を見て貰いてぇ!」

紅「良いでしょう!どんとこいです!」

……

     ―――1時間後紅魔館―――

バキィッ!ドカァッ!ボカァッ!

レミリア「フゥ…やっぱり紅茶は…ん?何だいこの音は…」

十六夜「お嬢様、ちょっと見てきます…もしかしたら美鈴たちが強敵と戦ってるのかもしれません」

     ―――紅魔館の屋上―――

十六夜「まったくあの子らはいったい何をして…っ!」

この時彼女はこの光景を見て驚いた…そう本気をだしている美鈴に対し互角に戦っている彼を

紅「フッ!」ガスッ!

後藤「ごはっ!」

紅「まだまだ!」

後藤「フッ!ダぁっ!ダぁりゃあ!」バガン!

空中で蹴りとパンチを避け鉄槌うちで叩き落とが受け身で何とか衝撃をなくす

紅「ぐうぅ!」スタッ

後藤「ここまでにしようぜ、さすがに俺の体がきしんできやがったお前のボディーブロー中々効いたぜ」

紅「ははは…後藤君の鉄槌もなかなか体に応えましたよ…いてて…」

後藤「まぁありがとな、勉強になったぜ今の目標はお前を倒す事になるな」サッ

紅「ええ、こちらこそ!」ギ
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