―――11月18日秋山宅―――
秋山「ぶえっくし!」
秋山「(あー辛い…風邪を舐めなきゃよかった…)」
秋山が風邪引いた理由は昨日の話…
―――11月17日輝日東校舎内―――
秋山「さ、さむっ!最近めっぽう寒いなぁ…」
森島「大丈夫?すっごく寒そうだけど・・・」
秋山「大丈夫、すぐによくなるから気にしないで」
森島「そう?…まぁそういう事にしておこうか…」
森島「(と言いつつも目の前で寒がってるのよね〜妙な所で意地っ張りなんだから)」
秋山「最近品田に会ってないなあ・・・プールに様子見に行ってみる?」
森島「オーキードーキー!そうね、行きましょ!」
―――プール―――
秋山「よう、久しぶりだな品田」
森島「逢ちゃん久しぶり〜♪」
七咲「森島先輩、こんにちは」
品田「あ、こんにちは!何かすっごい久しぶりですね元気にしてましたか?」
秋山「ま、ぼちぼちねお前の方は?」
品田「俺はいつも通りですよ…って言っても最近は七咲ちゃんと一緒のときが多いですね」
秋山「へぇ〜…しかしこれ温水だっけ?豪華だよねぇホント」
品田「そーですねぇ…あ、そこらへん滑るんで気を付けて」
秋山「え?」
ツルッ
品田・森島・七咲「あ…」
秋山「え?…うわわわわぁぁ!」
ドボーーーン
森島「あ、秋山さん!」
七咲「大丈夫ですか!?」
品田「つかまってください!」
秋山「大丈夫だ…よいしょっと」
森島「あははは…もう秋山さんったら」
秋山「ははは…ずぶ濡れだよ」
森島「あはは…もう…それじゃタオル取ってくるから待ってて」
秋山「ありがと…はっくしっ!」
品田「風邪ひかないでくださいよ〜?」
秋山「分かってるよ…」
―――で、今に至る―――
秋山「あー…はるかちゃん怒ってるだろうなぁ…」
ピンポーン
秋山「ん?客か…」
秋山「はい」
ガチャ
秋山「あ…」
森島「ふふっ、やっほー秋山さん♪」
秋山「はるかちゃん!?よくここがわかったな…」
森島「えーっとね水泳部にここら辺に住んでいる子がいるの、その子に住所を聞いちゃった」
秋山「で、ここに来たってわけか…」
森島「秋山さんを驚かせたいから頑張っちゃった!」
秋山「本当に驚いたよ…」
森島「フフッ大成功ね!それじゃばいばい」
秋山「あ、ああ…」
秋山「(何しに来たんだ?はるかちゃんは…謎だ)」
森島「って!こらー!」
森島「ばいばいじゃないよ〜びっくりした〜…」
秋山「え?ご、ごめん」
森島「なんで秋山さんが謝るの?」
秋山「ん〜何となく?」
森島「うー寒い…あ、お邪魔しても大丈夫?」
秋山「どうぞどうぞ」
森島「お邪魔しまーす…中々部屋がきれいね、あそうそうお見舞いに来たんだった」
秋山「お見舞い?」
森島「はい、これ開けてみてよ」
秋山「ああ」
ガサガサ…
秋山「これは…マフラーと手袋?あと足の関節サポーター…」
森島「うん、これなら長く使ってもらえるかなぁって思ったから後これも」
秋山「スタミナンスパークか、ありがとう」
森島「どういたしまして♪…あ、寝てて大丈夫よ病人なんだから無理しないで」
秋山「ああ…」
秋山「…まさかお見舞いに来てくれるなんてね、思ってなかったよ」
森島「ええ、心配したよ?」
秋山「ありがとな…あ、そうだ…コレ、受け取ってくんないかな」
森島「これは…鍵?」
秋山「うん、この家の合鍵何だけどさ、君が持っててくれないかな」
森島「え?
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