―――10月26日3-Aのとある体育の時間―――
男子A「走るのキツイなぁ…十周が最近辛くなってきたぜ」
男子B「寒くて空気が乾燥してるからなぁ…仕方ないぜ、でも俺らに比べ秋山さんは…俺らの倍以上の周回数を走って息一つ切らさずに走りきったんだよなぁ羨ましい」
秋山「ほい、がんばれ〜」
男子A「それ 最近森島といることが多いからな、常に一緒にいるところを見かけるからずーっと一緒にいるかと思っちゃうぜ」
森島「秋山さん♪ちょっと来て?女子が呼んでるから」
秋山「ん?ああ…でも何の用だろうな?」
女子「よし…塚原さん、男子も呼んできて」
塚原「分かったわ…男子全員、走るのやめて集合!」
男子「お?何だ?何だ?」
夕月「これからドッチボールをしたいと思う!だが普通じゃつまらないだろ?
そこで…相手は秋山さんと森島はるかだけにする!」
森島・秋山「はい?」
夕月「そして追加ルールでどちらかがボールにあたるかお互いの体が離れたら負けってルールにしようと…」
秋山「ちょっと待て!それってつまり内野は俺とはるかちゃんだけでそのどっちかが当たったら負けでそのうえ身体の箇所が離れても負けってこと?」
夕月「そういうこと、その二人だけでうちらの内野を討ち取れば勝ちだ!さて…返答は?」
秋山「…フッ、答えはひとつだ」
森島「ええそうね」
秋山と森島は背中を合わせ秋山は男子を、森島は女子のほうを向いてこう言った
秋山・森島「上等!」
夕月「なかなか威勢がいいじゃないの、じゃ内野に入りなアンタ等がどれだけ厚い絆で結ばれているか試してやるよ」
森島「負けないわよ〜当たっちゃだめよ?」
秋山「俺もそういう腹相撲さ」
秋山と森島は手をつないだそれは恋人つなぎとは知らずに
夕月「さて…それじゃあはじめ!」
男子「二人だけなら簡単だぜ!おらっ!」
秋山「甘いな!」
手がふさがれているなら足でとるという字のごとく両足を挟み取る
森島「さて…誰を狙おうかしらね」
秋山「よし…ここは・・・これだ!」
〜〜スーパーボールの極み!〜〜
敵の配置でどの角度どの速さで投げたら多数の敵を減らせるかを見極める
諸葛亮じゃないとでき無さそうな一撃
秋山「おっしゃあぁぁ!」
男女子生徒×12「うわぁぁ!」
秋山「さて…半分は減らしたね、後はこのボール避け地獄をどうやって避けるかだ」
森島「そうね、ちゃんと守ってよ?」
秋山「もちろんだ!」
―――10分後―――
森島「はぁ…はぁ…はぁ…まだ終わらないの?」
秋山「そうみたいだね…(これは明らかにはるかを狙っている?)」
男子生徒「これだ終わりだ!」
男子の投げたボールは森島の顔面に向かう
秋山「はるか危ない!」
森島「えっ…!?」
男女子生徒「な…」
皆が見た光景それは、秋山が森島を抱きつき地面に押し倒した光景だった
秋山「クソ…怪我はない?」
森島「…え?」///
秋山「怪我は?」
森島「無いよ…その、ありがとうね」ニコッ///
顔を真っ赤にしながら笑顔になった秋山はこう言った
秋山「顔が赤いぜ?熱でも出たか?」
夕月「アンタ、度胸あるね〜…クラス全員の目の前で森島を押し倒すなんてさ」
秋山「え?…あ」
男女子生徒「…」
夕月「もしかして気付いてなかったとか?」
秋山「ああ…ごめん」
森島「もう…人前でこんなことやられて…恥ずかしいんだから…でも…嬉しいよ」///
秋山「ハハハ…よっと」
秋山が立ち森島の手をつないで引き
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