冴島大河編第二話「茶道の虎」

    ―――10月20日放課後茶道部室―――

梨穂子「失礼しま〜す…あれ?誰もいないのかな」

冴島「そうっぽいな…さて、少し待つとするか…コタツがある入らせてもらうで」

梨穂子「どうぞどうぞ〜???はぁ〜温かい寒い日にはコタツが一番だね」

冴島「せやな…よっと」ゴロン

梨穂子「ふー先輩来るまでのんびりしてようか…ふぁ〜ねむ〜い温かいところに入ってると眠くなっちゃうね」

冴島「寝たいんやったら寝てエエんやで、来たら起こすからの」

梨穂子「え?いいの?それじゃお休みなさーい…Zzz…」

     ―――30分後―――

???「おっもう来てるのかい、待たせちまったかな?」

冴島「ん?夕月に飛羽か、何しとったんやお前ら」

夕月「いや〜教師の長ったらしい話に付き合わされてさ30分遅れちまったよ…コタツ入らせてくれ寒い寒い」

飛羽「実に長い…」

夕月「あれ?梨穂っち寝てるのかい?それも幸せそうな顔で」

冴島「熟睡しとるな…しばらくそのまんまにしとけや」

梨穂子「うーん…むにゃ…」スヤスヤ

夕月「まったく…さて本題に入るけど…茶道はやったことあるか?」

冴島「茶道?茶を入れるアレかいや…やったことあらへんな」

夕月「そうなのか?でもアンタ才能があるかもよ」

冴島「俺に茶道の才能が?」

飛羽「そうゆうこと…」

冴島「確かに時代劇の撮影(龍が如く維新!の事)はやっとったが…俺は紛れもない素人やで」

夕月「大丈夫だって、それは説明するからさ…でも明日になるけどねってことで今日は解散!」

冴島「…梨穂子はどうするんや」

夕月「あ〜もしよかったら連れて帰ってくんない?家知らなくて」

冴島「しゃあないの…」

 俺は梨穂子を担ぎながら梨穂子の家に帰った
…アイツ重すぎるわ、どうにかならんのかいな…まっエエか

    ―――第二話終わり―――
14/10/15 19:33更新 / アンフィニ

[5]前編へ [6]続編へ
[7]TOP [9]目次
[0]投票 [*]感想
まろやか投稿小説 Ver1.53c