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「莉愛、昨日はごめんね!」

「いいよー、昨日は蒼井くんと帰ったし」

「えっ、そうなんだ!蒼井くんは人気あるからねぇ…?」
怜ちゃんは嬉しそうに笑った

「そんなんじゃないよ?!ただお互いに一人だったから一緒に帰っただけだよ!」

「もー、照れちゃってwかわいいなぁ」

「ほんとにそんなんじゃ…!」

「おーい、そこの二人次移動教室だぞー。早くしないと遅刻するよ」
私の言葉を遮るように学級委員の森くんが声をかけてきた

「はーい、ありがとー」

「よし、行こっか」

雑談をしながら私と怜ちゃんは科学室へ移動した。

そして、この時後ろからある人物が見ていたことなど知らなかったのだ…


15/05/31 17:12更新 / ゆじゅ姫

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