今年はCクラス。この学校には全部で6クラスある。だから、怜ちゃんと同じクラスになれるのは運命だと私も思う。

｢よーし、みんな席つけー。今日から君たちの担任になった西条侑也(さいじょう ゆうや)だ、よろしくな。それじゃあ、早速だが軽く自己紹介してくかー 1番から順にテキトーにやってけー｣

先生が話したあと順々に私まで近づいてくる。

(あー…どうしよう、自己紹介とか苦手だわー

と思っていたら私まで回ってきてしまった。何も考えていない、よしここはもうシンプルにいこう！

｢小鳥遊莉愛です。趣味は人間観察、苦手なことは会話です。どうぞよろしく。｣

シーン…教室が静まり返る。
(あれっ…？変なこと言ったかな私。

そう思ったとき後ろの席の子が話しかけてきた

｢君、面白いね?w｣

そういう君の顔はとても輝いていた

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