あ…れ。
痛くない…
目を開けるとそこには
「怜ちゃん…!!」
「間に合ってよかった…」
怜ちゃんのお腹からは血が流れてる
「なんで…!!なんでかばったの!怜ちゃん…怜ちゃん!!」
「莉愛が幸せならそれが私の幸せ…昔、約束…したじゃな…ぃ」
バタッ
怜ちゃんはその言葉を残し倒れた。
「とんだ邪魔物が入ったみたいだね。だけどもう逃げられないよ(ニヤッ」
そんな言葉など私の耳に入ってこなかった
「よくもみんなを…私の大事な人達を…殺してやる…!!」
わたしは怜ちゃんのお腹に刺さったカッターを抜き出し、蒼井くんめがけて振り下ろす
グサッ
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