12

あ…れ。
痛くない…

目を開けるとそこには
「怜ちゃん…!!」

「間に合ってよかった…」

怜ちゃんのお腹からは血が流れてる

「なんで…!!なんでかばったの!怜ちゃん…怜ちゃん!!」

「莉愛が幸せならそれが私の幸せ…昔、約束…したじゃな…ぃ」

バタッ

怜ちゃんはその言葉を残し倒れた。

「とんだ邪魔物が入ったみたいだね。だけどもう逃げられないよ(ニヤッ」

そんな言葉など私の耳に入ってこなかった

「よくもみんなを…私の大事な人達を…殺してやる…!!」

わたしは怜ちゃんのお腹に刺さったカッターを抜き出し、蒼井くんめがけて振り下ろす

グサッ
15/06/14 20:42更新 / ゆじゅ姫

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