※戦闘機は原作と同じなので検索すると出てきます。
残党軍ファースト・オーダーは結成したばかり・・・主力戦闘機「TIE−ファイター」も改良されていたが、まだ旧型の機が残っている状態だった。
カイロ・レン「惑星カイルという星がある、どんな所か探索に行くのだ。我々の基地が置けそうかどうか確かめて来い。」
パイロットA「イエッサー!」
カイロ・レン「かたまって行くのだ。」
パイロットB「はい、直ちに」
多くの機が飛んで行った。旧型の機も1割ほど飛んでいる。
〜惑星カイル〜
パイロットC「う〜む・・・」
攻撃はせず、ただただ飛び回る。
一方、レジスタンスは・・・
隊員A「惑星カイルに敵の軍隊と思われる戦闘機部隊を感知!TIE−ファイターです!」
アリア「Xウイングで出動!」
ジャック「みんな急げ!」
数多くのXウイングが出動していき、惑星カイルに向かった。
パイロットA「皆、レーダーを見ろ!Xウイングが飛来してくるぞ!」
パイロットC「攻撃してくるか!?」
隊員B「発見!」
ジャック「撃ち落とせ!きっと帝国の残党軍だ!」
パイロットB「攻撃してきます!」
パイロットD「応戦せよ!」
レジスタンスとファースト・オーダーのブラスター砲による激戦が開始された。
TIE−ファイターは数が少なく、あっという間に劣勢に追い込まれた。
パイロットF「撃墜された!」
パイロットD「撤退するぞ!」
アリア「撤退した・・・いい、追わなくて」
ジャック「やったか・・・」
惑星カイルは再び静寂に包まれた。
宇宙空間に撤退したファースト・オーダー軍の機体と惑星カイルに墜落した機体。
だが、一機だけ例外がいた。
先ほどの激戦でコックピットのハッチが破壊され、パイロットが投げ出されてしまった状態で宇宙空間へ飛んでいき、そのまま飛んでいる旧型の機体がいた。
パイロットがいなくとも、エンジンを稼動させ続け、ただただ直進していっている。撤退していった軍とはもちろんはぐれてしまっている。
その機体の燃料が尽きようとしたと同時に、惑星ジャクーにたどり着いた。
カロル「あれは、TIE−ファイター!?」
ラミィ「様子が変だよ」
そのTIE−ファイターはゆっくりとカロル達の方に向かってくる。燃料がなくなり、だんだん高度が落ちてきている。
カロルの父親エズラが双眼鏡でTIE−ファイターをじっくり観察する。
エズラ「コックピットのハッチがない・・・誰も乗っていない」
カロル「えぇ、ひとりでに飛んでるのか!?」
エズラ「落下してきている・・・こっちに来ている」
そしてそのTIE−ファイターはカロル達の前にゆっくりと降り立ち、動きを止めた。燃料も0になっていた。
カロル「何があったんだ、乗れないから分からないぞ」
エズラ「ほら、このはしごで乗ってみるんだ」
カロルは好奇心満々ではしごを使ってTIE−ファイターに乗り込んだ。無論動かない。
カロル「何だ、少し焼けた痕があるぞ」
ラミィ「ブラスター食らっちゃったのかな?」
カロル「そうみたいだな・・・コックピットに破片が残ってるぞ」
エズラ「ちょうどいい、それ飛ばしてみたかったんだ、直せば飛ぶと思うぞ」
カロル「よっし、直してみるか!」
ラミィ「な、直すのー!?」
カロル「いいじゃないか、ラミィにも操縦させてあげるよ」
ラミィ「それはうれしいな」
壊れたTIE−ファイターを修復する作業が始まった。
エズラ「ハッチ1枚くらい簡単なもんさ」
ラミィ「燃料調達いってきまーす」
カロル「はい
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