読切小説
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宿題をしよう。
僕は宿題を明日までに終わらせなければならない。いや、終わらせた方が良い。というべきか。まぁとにかく、僕は今、こうしている場合では、絶対にないのは確かだ。
それに、もう何十分かしたら、家を出なければならないのに、何の準備もしていないなんて、そりゃあ馬鹿げている。まぁ、馬鹿なんだけど。
ところで、「何か一つしてあげる」と言われて、みんなは何と返すのだろう。
何が正解で、何が適しているのだろうか。今の心情的に、宿題を手伝って欲しいのだが、宿題ってどうやって手伝うのだろう?とか、そんな事を考えて、今に至る。

そもそも宿題をする意味を考える前に、やってしまえばいいのだが、いざペンを持って取り組もうとしても、スラスラ解ける問題などない。馬鹿だから。
頭を良くするためには勉強をするというが、馬鹿は勉強しない。だから馬鹿なのだ。

いや、いやいや、そんな事を言っている場合でないのが、本心では分かっているのだろう。手が震えている。宿題が終わらないと、僕のアレがまたしても、終わってしまう。

だが、絶対に終わらない。断言出来るくらい。

でも、やろう。



周りのみんなに合わせるために、ルールを守ろう。
くだらない、守っても意味がないルールを、守ろう。

よし、気は済んだ。
宿題をしよう。
17/01/07 11:04更新 / 浮空

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