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桐生一馬編第十一話「深まる事件」
    ―――11月25日桐生宅―――

桐生「…なるほど、部活の帰りにいアイツらに襲われて散々逃げ回った結果俺の家にたどり着いたってわけか」

七咲「はい…所であの連中は何なんでしょうか?桐生さんのことを四代目と言っていましたが…」

桐生「…それは気にしなくていい、それより早く家に戻らねぇとまた付け狙われるぞ」

七咲「はい…」

桐生「俺が送ってってやる、車だすから外で少し待ってろ」

ガチャ…バタン

    ―――10分後―――

桐生「出したぞ、乗れ」

七咲「はい…」

ブロロロロ…

    ―――七咲宅―――

桐生「ここだな」

七咲「はい、ありがとうございます」

桐生「…そうだ、これを持って行け」

七咲に桐生はメモを渡す

七咲「これは…番号の書かれたメモ?」

桐生「品田の奴だ…お前品田と仲が良かっただろう?いざというときは品田に頼むといい」

七咲「ありがとうございます」

桐生「うむ…それじゃ俺は戻る、また明日な」

ブロロロロ…

桐生「(ここでも被害が出始めているな…急がないと危なさそうだ)」

    ―――翌朝10月26日輝日東高校校舎内―――

絢辻「おはよう、桐生さん」

桐生「絢辻?お前もういいのか?」

絢辻「ええ、スタミナンスパークを飲んだら治っちゃってあなたがよく飲んでた理由がよくわかるわ」

桐生「そうか、すっかり元の絢辻になったな」

絢辻「元の…か」

桐生「どうした?」

絢辻「いや、なんでもないほら早く教室に行きましょ遅れるわよ」

桐生「あ、ああ…」

    ―――2−A―――

高橋「…ここで重要なお知らせがあります」

男子A「なんだなんだ…?」

高橋「先日不審者の目撃が相次ぎました、皆様も警戒するよう心がけてくださいねそれでは解散!」

絢辻「不審者ね…」

桐生「…その不審者に俺は心当たりがある、だが真槍を確認するにはある街に向かわなくちゃならない」

絢辻「どこに?」

桐生「俺の守るべきものがある場所…``神室町``に」

     ―――第十一話終わり―――
14/11/23 21:55更新 / アンフィニ
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■作者メッセージ
テスト期間終了!更新のまちまち感は変わりませんが今後ともよろしくお願いします

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