連載小説
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第4話 闘志燃やすナイトキッズメンバー
赤城レッドサンズのナンバー2、高橋啓介がゆいのヴィヴィオに敗れたというウワサが、瞬く間に町中に広がっていた。
バトル中ギャラリーに居た、妙義ナイトキッズのリーダー、中里毅、そしてメンバーの一人、庄司慎吾もその町の住人。
もちろん彼らも走り屋なので、聞き捨てならないウワサであった。

毅「啓介があんな軽自動車に敗れるとはな・・・」
慎吾「秋名のハチロクみてぇなのが現れやがったなぁ。んでよぉ毅、お前もあのヴィヴィオとやんのか?」
毅「当たり前だ」
慎吾「でもよぉ、お前啓介に負けてんだろうが」
毅「それはもう昔の話だ。今の俺は違う。啓介の上を行くドライバーなんだよ!」
慎吾「自信満々なのもいいけどよ、あんまダセェ負け方は勘弁してくれよな、毅?」
毅「少なくともお前が秋名のハチロクとバトルした時みたいなことはしねぇよ」
慎吾「ちぇ、嫌味ったらしいぜ。んでよ、啓介と同じように秋名でやるんだろ?」
毅「もちろんだ」

                  〜走り屋の聖地 秋名山〜

毅はいつものようにここで走り込みを開始した。

毅「出て来い、青いヴィヴィオ!お前なら相手にとって不足はない!俺とR32の相手にするには充分だ!」

そんな毅のR32のバックミラーにヘッドライトの光が映りこんだ。

毅「まさかヴィヴィオが!?いや・・・あの加速、大排気量車のようだな」

毅のR32の背後に現れたのは・・・

啓介「中里、お前と走るのは何日ぶりだろうなぁ・・・遊んでやるぜ」
毅「高橋啓介か・・・見てろ、前の俺とは違うんだぜ!」


残念だねたけしさん、ロータリーエンジンはパワーがでかいだけで大排気量じゃないんだよ
だからけーすけのFDは大排気量車じゃないよ



前回の絵と比べりゃマシだと思う
手前が啓介のFD3Sで奥の黒いのが中里のR32



毅はグリップで、啓介はドリフトでコーナーを駆け抜けていく。

毅「相変わらず俺のRについてきやがるな・・・!」
啓介「前の走りと比べても違いは分かりにくいな」

毅のバックミラー、そして啓介のフロントガラスの向こうに映るのは、あの日のバトルと似た光景。
違っているのはコースだけ。

啓介「少しはレベルアップしてると思ってたんだがなぁ・・・面白くねぇぜ!」
毅「相変わらずだな、啓介・・・」

もつれたまま2台は頂上へ着く。そこへ停車した。
そしてクルマから降りる二人。

啓介「妙義でバトルした頃と変わってねぇな、中里」
毅「そんなもんてめーの思い込みだよ」
啓介「だったら俺を引き離せるはずだぜ」
毅「へっ、全開で走ってねぇだけだよ」

仲悪いよなー



毅「それで、お前がバトルしたあのヴィヴィオにどうやって連絡つければいいか分かるか?」
啓介「あいつとやるってのか?ヌカしてんじゃねーよ」
毅「いいから教えてくれよ」
啓介「ピンクの胸リボンにピンクの袖、ピンクのスカートの女子高生を見かけたら声をかけろ。陵桜学園ってとこの生徒だ。そうすりゃあのヴィヴィオのドライバーの耳に入ると思うぜ。あいつは埼玉の走り屋だ、現れるのを待つ手法は通用しないと思ったほうがいい」
毅「分かった」

それだけ言うと、毅はR32を走らせ峠を下っていった。

なんで啓介が知ってるかというとバトルした後日ゆいと色々話してたから


啓介「ふん、ヌカしやがって・・・お前が負けることは分かりきってんだよ」

                〜翌日 昼頃〜

中里は陵桜学園付近に到着。ちょうど下校時間くらいだった。
学園からぞろぞろと生徒が出てくる。

中里が最初に話しかけた生徒は、ゆいと全く面識のない2年生の生徒だった。

毅「おい、そこのお前」
生徒「へっ?は、はい・・・」
毅「お前、高橋啓介とバトルした青いヴィヴィオのドライバーを知っているか?」
生徒「は・・・?」
毅「その様子だと知らないようだな、呼び止めて悪かった」

中里は高身長であったり目つきが鋭かったりで、怖がられてしまうようだ。
そして2回、3回と話しかけ・・・7回目でゆいを知っている生徒をつかまえた。
しかも一番よく知っている生徒だった。

毅「そこの赤いの、ちょっといいか」
ゆたか「は、はい・・・?」
みなみ「・・・・・・・?」
毅「前に啓介とバトルしたヴィヴィオを知っているか?」
ゆたか「バトル・・・もしかして、ゆいお姉ちゃんかなぁ?」
みなみ「・・・ゆいさん?」
毅「知っているのか?」
ゆたか「はい、私の姉ですが・・・」
毅「丁度良かった、連絡つけといてくれ」
ゆたか「は、はい?」
毅「今週土曜夜10時、秋名山の頂上でナイトキッズの中里が待っている、とな」
ゆたか「は、はい・・・」

中里は、そそくさとクルマに戻り走っていった。

ゆたか「ゆいお姉ちゃん人気者になったねぇ〜」
みなみ「・・・速い人に勝ったからね」
ゆたか「とりあえずゆいお姉ちゃんに伝えないと」

そして、ゆたかによって中里の挑戦の言葉を耳にしたゆい。

ゆたか「急に言われても・・・って感じだよね?」
ゆい「いやいやっ、どーんと来いだよ〜っ!」
こなた「姉さん・・・ほんとにいいの?」
ゆい「いいのいいのっ、挑戦されたら受けて立たなきゃっ!」

                 〜というわけで 土曜 秋名山〜

かがみ「相変わらずすごいギャラリーの人数ね」
こなた「有名なチームだとねぇ、ファンも多いし・・・」

そこへ、黒を身にまとったR32が現れ、駆け抜けていった。

ギャラリーA「おおーっ、毅さんのR32だ!」

直後、青を身にまとったヴィヴィオが現れ、駆け抜けた。

ギャラリーB「おおーっ、どっちもすげーっ」

2台は頂上へとエキゾーストを響かせながら上っていく。

そして頂上へ2台は到着、スタートラインにマシンが並べられた。

15/04/05 21:39更新 / マグナム
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