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第31話 真剣勝負!たけおVSラブリっち パート2 前編
パート1の続き


ラブリっちはその後も必死になって練習を続けた


そして練習最終日を迎えた


練習場所にて


ふらわっち「最後の練習だね。ラブリっち今までの特訓を思い出して泳いでみて」

ラブリっち「うん。わかった」

まめっち「では僕がタイムを計りますね」

ラブリっち「お願いね」

ふらわっち「じゃあ行くよ!よーいスタート」

泳ぎ始める。初めて練習した時より速く泳げている

ふらわっち「凄い上達してる!」

まめっち「いいペースです」

ラブリっち「(ここね!ファイヤー!!!!!)」

ラブリっちの両耳が赤くなっていく

ふらわっち「あれ?ラブリっちの両耳が…赤くなってる」

まめっち「これがラブリっちの本気なんですね。まるで燃えているみたいです」

ふらわっち「凄い…」

そのまま快調に泳いでいきゴールする

ラブリっち「タイムは?」

まめっち「タイムは……凄いです!29.59秒です!30秒切っています」

ふらわっち「やったね!ラブリっち練習の成果が出てるね」

ラブリっち「やった!私30秒切れたんだ!」

まめっち「凄かったです!このペースを本番でも出していきましょう」

ふらわっち「上手くなってる!凄いよラブリっち」

ラブリっち「ありがとう!本番でも頑張るね」


同じ頃たけおはというと


たけお「はぁ…はぁ…」

セイヤ「いいタイムだ。たけお君にしては上出来だな」

たけお「ありがとうございます」

セイヤ「いよいよ明日は試合か〜多分明日は大勢の観客が集まるぞ」

たけお「そんな大がかりなんですか!?」

セイヤ「あぁなんでも実況中継もするだとか」

たけお「えぇ!?そんな大げさな…」

セイヤ「まぁ頑張ってくれ!君の運命がかかっている一戦だと思って頑張りたまえ」

たけお「は…はい(大丈夫かな…)」


その夜食堂にて


ラブリっち「たけおお待たせ」

たけお「お、来たな。明日のことで話があるんだ」

ラブリっち「明日ってたけおと私との試合でしょ?」

たけお「そのことだよ。それがその試合かなり大げさになりそうなんだよ。なんでも実況中継を行うとか」

ラブリっち「えぇ!?そうなの」

たけお「あぁ部長から聞いたんだよ…全く大げさすぎるんだよな…」

ラブリっち「でも試合は試合!たけお全力で行くからね」

たけお「俺だって負けないぞ!水泳部の誇りにかけて」

ラブリっち「明日の試合楽しみにしてるね」

たけお「俺も楽しみにしてるよ。悪いな急に呼び出して」

ラブリっち「ううん。大丈夫!じゃあ私もう行くね」

たけお「あぁまた明日」

ラブリっち「うん。また明日ね」

ラブリっちは食堂を後にする

たけお「いよいよ明日か…女装なんかされてたまるか!」


そして試合当日を迎えた


中編に続く


21/06/15 21:56更新 / エムビー
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