連載小説
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第1話 マシンとの出会い
3ーD教室にて

かがみ「だよねーくさいよねー」
つかさ「くさいねー」
みゆき「そうなんですかー」

ななこ「おーちょうどええとこに。柊の二人、ちょっときてや」
かがみ「はい?」
つかさ「はーい」

こなた「あの二人、問題でも起こしたんじゃろうか・・・?」
みゆき「違うと思いますけど・・・」

2人は誰も使っていない教室に呼び出された。

ななこ「ここだけの話やで」
かがみ「はい・・・」
ななこ「ウチ、新しい部を作るつもりやねん」
つかさ「どうして私たちに?」
ななこ「それは後々話すわ。作る部はズバリ、「ミニ四駆同好会」!」
かがみ&つかさ「えーっ!?」

全く予想もしなかった部の名前に、二人は驚いた。

ななこ「ほんでもな、今の世代、この学校でそんなもんがウケるんかっちゅーんが心配なんや」
かがみ「なるほど・・・確かに、聞いたことありますが結構古いですよね」
つかさ「今でも人気みたいだけどね〜」
ななこ「まずは自分らに、これやるわ」

黒井せんせーは、バッグをあけると何やらプラスチックの箱を2つ取り出した。取っ手つきになっている。
これがいわゆるミニ四駆専用の「ミニピット」である。
大会などにマシンを持っていくとき、パーツや工具を一緒に持っていくのに便利なもの。

つかさ「これは?」
ななこ「まあ見とき」

ななこは2つのミニピットをあけた。
片方には青いマシン、もう片方には赤いマシンが入っていた。

つかさ「わ〜、かっこい〜い」
ななこ「これ、どっちか選び」
かがみ「悩むわね〜、どっちもいいし・・・」
つかさ「私、赤いほうがいいよー」

そう言ってつかさは赤いマシンを手に取った。

ななこ「それは「ハリケーンソニック」っちゅーマシンやで」
つかさ「へぇ〜かっこいい〜」
かがみ「じゃ、私はこっちね」

かがみは青いほうのマシンを手に取る。

ななこ「それはな、「サイクロンマグナム」やで」
かがみ「へぇ〜、速そうですね」
ななこ「ま、速くなるかならへんかは自分ら次第や、このミニピットも自分らにやるわ、パーツだけ自分で選んで買い揃えてみい」
かがみ&つかさ「は〜い」

そしてミニピットを受け取る。中にはパーツは入っておらず、一通りの工具だけが入っている。

ななこ「で、なんで自分らに頼んだかっていうとな、できるだけ友達の多いヤツに頼みたかってん、自分ら最適かな思うてな」
かがみ「それで、なんですね」
ななこ「せやから、積極的に周りの友達誘ってミニ四駆楽しんでほしいんや、できそうか?」
つかさ「大丈夫ですよ〜」
ななこ「そか、それやったら安心やな、でもその前に、や」
かがみ「?」

かがみは首をかしげる。

ななこ「まずは明日、学校近くの模型店あるやろ、あそこの二階で走行会やんねん、そいつに出てもらってミニ四駆に触れてほしいんや」
かがみ「わかりました〜」
つかさ「わくわくしてきたよ〜」
ななこ「サボったら許さへんで〜、ウチも行くからな〜」
かがみ「せ、先生も!?」
ななこ「せや、ウチもマシン持ってんねん」

ななこは、自分専用ミニピットから一台のマシンを取り出した。2人のマシンとだいぶ容姿が違う。
「マックスブレイカー」だ。

ななこ「ウチもこいつで走り行くから、絶対来るんやでー」
つかさ「は〜い」
ななこ「ほな呼び出して悪かったな、戻ってええで」
かがみ「はい、ありがとうございました」

そして空き教室を後にした。

みゆき「なるほど、そういうことですか・・・私も久々に、押入れから「アレ」、出してきましょうか」
16/05/04 20:40更新 / マグナム

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